絶対にやったほうがいい!
そう断言して差し支えないと思います。
WEBライターはぜひ、じぶんの個人ブログを立ち上げておくべきです。
なぜなら、以下で紹介する膨大なメリットがあるから。
それでいてデメリットらしいデメリットはありません。(強いて言えば少額のサーバー代ぐらい)
わたしはどちらかと言うとブロガーですが、WEBライターさんに記事を発注することが多々あります。
つまりクライアントが「WEBライターにはブログをやって欲しい」っと言っているのだから、かなり確実性の高い意見だと思います。
ぜひ、ブログをはじめて、ライター業をレベルアップさせてください!
- メリット① 信頼をアピールできる
- メリット② WordPressの理解が深まる
- メリット③ クライアント目線が身につく
- メリット④ 収入になる
- メリット⑤ 外部に振り回されない
- 【参考】ライターが立ち上げたウェブメディア
- 今すぐWordPressで個人ブログを作る方法【30分】
- わたしがエックスサーバーをおすすめする4つの理由
メリット① 信頼をアピールできる
ブログを立ち上げ、あなたのプロフィールページをつくる。
そこにもし、実績として、
自身のブログは安定して月5万PVを維持
なんてあったら、わたしは俄然、仕事を依頼したくなります。
その実績があるならば、
- SEOに寄り添った記事が書ける
- WordPressを使ったことがある
ことが予想されるからです。
そしてそのままプロフィールページの下には「依頼・見積もりはこちら」ボタンがある。
プロフィールページがいわばランディングページになり、クライアントもスムーズに依頼ができます。
ブログはライターにとっての公式ホームページ。
基本とも言えますが、依頼を受けることができないとはじまらないわけで、極めて重要なメリットと言えるでしょう。
メリット② WordPressの理解が深まる
なんだかんだウェブメディアにとって「SEO」と「WordPress」は避けて通れません。
Google検索からの流入はウェブメディアの主要なアクセス源であり、記事単位のSEO(検索エンジン最適化)技術は頼りになります。
また世界の約30%のウェブサイトがWordPressでできると言います。
日本でも読み物系のウェブマガジンやブログはほとんどWordPress製。
なので、WordPressのエディターに沿った形で記事を納品してくれたら、編集の手間がぐって減るので、クライアント的にはかなりありがたいです。
メリット③ クライアント目線が身につく
クライアントさんから、書いた記事にダメ出しを食らった時、
なぜダメなのか…?
どこがダメなのか…?
もしかしたら腑に落ちない経験をした人もいるかもしれません。
しかしそれはクライアントの苦労と狙いがわかっていないから。
クライアントが求めるもの…。
PV(ページビュー)なのかCV(コンバージョン)なのか、はたまたバズることなのか。
それによって文章の質が変わってきます。
そしてこればっかりは、自分でメディアを運営してみないとわかりません。
っというのも、記事の成否は人間の感覚だけでなく、やはりアクセス解析など数字をみて客観的に判断する必要があるからです。
ふつうWEBライターがクライアント先メディアのアクセス解析を見ることはできません。
だから自分でブログなりメディアを作って、体感してみるしかないんです。
「SEO流入って増えるまで時間がかかるのか!」
「SNSでバズらせるにはこんな苦労があるのか…」
などなど、自分がクライアントの立場になってはじめてわかることがたくさんある。
それを知れば、自然とライティングスキルが伸びていきます。
自分のブログのアクセス解析からは、ジャンルの需要期、閑散期、バズワードが生まれた時のアクセスの爆増などさまざまな生きた情報が届きます。
それらはライター業でも大いに役立つこと間違いなしです。
メリット④ 収入になる
WEBライターの人はきっとフリーランスが多いのではないでしょうか。
長く安定してフリーランスとして生計を立てるには、クライアントワークだけでなく、自分で仕事を作れると有利なのは間違いありません。
クライアントから突然仕事を切られる恐怖は、フリーランスなら誰しも感じる。
そんな時、ブログから収益があればリスクマネジメントになります。
また、ブログ収入があることで、嫌なクライアントワークを断りやすくなるのもメリット。
「ブログで収入があるから、クライアントワークはホントに実績になることだけをやろう!」
そんな戦略をとることも可能になります。
メリット⑤ 外部に振り回されない
SNSを仕事依頼の窓口にしているライターも多いでしょう。
「それで十分」と考えている人もいるかもしれません。
ところが2023年、TwitterがXへとサービス名を変え、新たにMeta社よりThredsがはじまった。
その状況の変化に振り回されているWEBライターも少なくかなと思います。
SNSとはしょせん、他人がつくったプラットフォーム。
しかしブログとは、じぶんのドメイン(URL)でやる、じぶんのプラットフォームです。
なにかを変えるのも、続けるのも、終わらせるのも自分次第。
そのブログに「良い文章」が掲載されていれば、クライアントは安心して依頼できます。
SNSはサービスが終了すればあなたの実績を確認できませんし、フォロワーもゼロになる。
またブログはよっぽど変なことを書かない限り、SNSのようにBAN(アカウント退会)なんてこともありません。
もちろん、集客を考えてSNSをやるのはWEBライターにとっても常套手段です。
しかしSNSに100%重きをおいてしまうと、変化の波が大きなリスクなります。
つまり長い期間にわたってWEBライターを生業としたい場合、個人ブログを持っておかないのはデメリットしかない。
SNSは今後も流行り廃りがあるでしょう。
それらを賢く利用するには、ホームとなる個人ブログが必須となります。
【参考】ライターが立ち上げたウェブメディア
現在は主にエッセイストとして活躍する塩谷舞さんが立ち上げた「milieu」。
ライターの三橋温子さんが立ち上げた音楽メディア「ヂラフマガジン」。(ヂラフマガジンは現在は法人化)
どちらも個人事業としてライターからスタートした人が立ち上げたウェブマガジンです。
「個人ブログ」とはここまで本格的なウェブマガジンを想定していませんが、自身が編集長になってメディア運営をするのはライターのひとつの夢のカタチ。
そのクオリティの高さにたじろぐ思いもしますが、ぜひ参考にしてみてください。
今すぐWordPressで個人ブログを作る方法【30分】
WordPressで個人ブログを立ち上げるには、
- サーバーをレンタルする
- ドメインを取得する
- WordPressをサーバーにインストールする
までを最低限、行う必要があります。
「既にちょっとめんどくさそう、挫折しそう…」
と思った人でも、エックスサーバー なら大丈夫。
エックスサーバーには、
WordPressクイックスタート
というサービスがあり、これら3つの手順を最短10分で完了できます。
手続きに必要なのは、
- スマホ(電話・SMS認証)
- メールアドレス
- クレジットカード(支払いに必要)
だけです。
もちろん、勉強がてら立ち上げ作業をやってみるのも良いでしょう。
通常の利用方法なら、10日間の無料体験もできます。
クイックスタートも通常の方法も、申し込みフォームの
「まずはお試し(10日間無料)」
ボタンから手続きします。(※クイックスタートは10日間無料体験なし、次ページで改めて申し込み)
WordPressブログが立ち上がったら、続いてテーマ(デザインテンプレート)を設定。
エックスサーバーでは人気の無料テーマCocoonの自動設定が利用できます。
わたしも一部のブログでCocoonを利用していますが、無料でありながら有料レベルの高機能。
採用しているユーザーも多いので、困った時ググるとすぐ解決方法が出てきます。
文句なし、初心者にはいちばんおすすめのWordPressテーマです。
「クイックスタート」なら、だいたい30分もすれば個人ブログが完成。
月々のサーバー&ドメイン料金は、月々1,000円ちょっとです。(もちろんWEBライターなら経費)
例
サーバー代 月々990円(36ヶ月契約)
ドメイン代 年770円(.com)
ブログは、アクセスが上昇するまで時間がかかる「長期投資」です。
なので、できるだけ早めに始めて、時間を味方につけるのが大事。
金銭的に負担も少なく、思ったより手間もかからないので、今すぐ作業を行ってください。
わたしがエックスサーバーをおすすめする4つの理由
実はWordPressを使えるサーバーは他にも数社あります。
中でもわたしがエックスサーバー をおすすめするのは、
- サービス運営歴が長い
- 障害の報告が誠実
- 宣伝メールやポップアップが少ない
- 領収書のダウンロードが楽
の4つのメリットがあるから。
エックスサーバーは2003年からはじまり、既に20年以上の運営歴を持つ老舗サーバー会社。
ブログ運営は1年、2年の短期でやるものではありませんから、とにかくサーバー実績は大事です。
その意味で大きなチェックポイントになるのが、ユーザーとの「障害・メンテナンス情報」の共有。
どんなサーバーでも障害が起きないことはありません。
エックスサーバーは障害・メンテナンス情報のページがアクセスしやすいところに設置してあり、素早く情報更新してくれます。
個人的にはここはとても信頼できる点。
またとあるサーバー会社はメールマガジンをまいにち送ってきたり、管理画面にアクセスするとワンクリックごとに
「サーバー契約しませんか!?」
と、ポップアップを出してくるところもあるんです。
これは非常に煩わしい…
エックスサーバーはそのように執拗な宣伝がありません。
さらに細かい話ですが、いつでも領収書をダウンロードできるのも、フリーランスからすると地味にありがたい。
全体的に「誠実な社風でマジメなベンチャー」というのが、わたしのエックスサーバーに対するイメージです。
とにかくサーバーとは長い付き合いになるので、一時のキャンペーンのお得さよりも、大事なのは誠実さ。
わたしの経験で自信を持っておすすめできるのは、やはりエックスサーバー です。