ブルーボトルコーヒーが販売しているオリジナルの缶コーヒー。
お値段なんと、ひとつ640円!!!
ちょっと笑えるたかさですよね(笑)
都内数カ所に設置された自動販売機(QUICK STAND)で買うことができます。(※追記 2023年現在、新規の設置は停止中だそうです)
しかしそこまで高いと逆に飲みたくなったので、買って飲んでみました!
果たしてそのお味は…
【口コミ】まずい?美味しい?自販機で買えるブルーボトルコーヒーを飲んでみた感想
まぁまぁでした!(笑)
今回、飲んでみたのはブルーボトルでも比較的に深煎りの「BOLD」というブレンド。
定番ですから店舗でも飲めますし、豆の販売もしているのでお家でハンドドリップで楽しむことができます。
わたしはその両方で飲んだことがありました。
しかしこの缶コーヒーヴァージョンは、なんだかより酸味がたっている気がします。
缶がそうさせるのか?鮮度の問題か?はたまた気のせいか…?
と、なにげなく成分表示を見てみると「原産国:アメリカ合衆国」とある。
もしかしたら、アメリカと日本では味がローカライズされているのでしょうか?
2016年のクオリティーコントロールマネージャーのケビン・サクストンさんのインタビューでは、国によって味の違いはないと発言されています。
日本のマーケットにおいて、ターゲット(日本人)に合わせて味を変えているのかという点については、日本上陸の際に、日本人は『酸味の強いコーヒーは好まない』『20種類位は豆の種類がないとダメなのでは』『ミルクはもっと温かい方がいいのではないか』など、色々な意見をいただきました。それに向けてオープンする前はアジャストしなくてはと考えた時期もありましたが、ジェームスと話をしていく中で、やはり〈自分達が正しいと思うもの〉 〈自分達が今までやってきたもの〉で自信を持って、きちんとご提供することがまずは正しいカタチなのではないかという結論に行き着きました。ー https://goodcoffee.me/column/interview/bluebottlecoffee_about_qc/
一方で焙煎や抽出レシピについては違いもあり得るとの発言も。
Y: ブレンドの味というのはそれぞれ決まっているので、例えば日本でも出しているジャイアントステップスやスリーアフリカンズ、ブレンドに入っているそれぞれの豆に対する味のターゲットというのは決まっているので、それに向けてLAでも東京でもそれぞれ焙煎を行っています。
ターゲットは同じですが、焙煎に関しては焙煎機が違うこともあり、例えばお料理のように何分間、何度で焼けばいいという感じではなく、焙煎機に合わせて少し異なる部分はあります。すべてのロースターが同じ豆を使用している訳ではないので、同じものもあれば日本向けに違うものがくることもあります。そのためローストのアプローチは異なることもあります。
この発言から5年経ち日本でもブルーボトルの店舗も増え、顧客も増えているでしょう。
少しづつ日本人により馴染むような味づくりに変わっていっても、不思議ではないと思います。
直接的に味の話ではないんですが、ブルーボトルコーヒージャパン、ジェネラルマネージャー伊藤諒さんのインタビューでこんな記述がありました。(2022年)
本社から大方針が出てそれに従うという形ではなく、対話を通して、それぞれの地域で得られる学びや新しいやり方をシェアして相乗効果を生んでいかないことには、多国展開していく意味がないと考えています。ブランド・ビーコンと社内では呼んでいるんですけど、日本マーケットはブルーボトル全体の中で、ブランドの発信源という位置づけになっています。新しい体験づくりや、コラボレーションプロジェクトなどを、日本から発信することも多いですね。ー 最近よく聞く「パーパス」って何ですか? Vol.4 インタビュー篇 ブルーボトルコーヒージャパン ジェネラルマネージャー 伊藤諒氏 | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議
わたしたち日本人は苦味(渋味)を尊び、いっぽうで酸味を苦手とする傾向があります。
今のブルーボトルコーヒーなら、日本で販売している「BOLD」は酸味を抑え、アメリカでは酸味をたたせる。
そんな微調整がある…のかも?
もっと考えると、缶コーヒーはアメリカで作られている以上、使っている水の硬度などにも違いはあるでしょうね。
いづれにしても同じ「BOLD」の名前を冠するブレンドでも、缶コーヒーと店舗(またはお家)で飲むドリップコーヒーとでは違いあるはず。
その違いを楽しむ(考察)するのも、また一興ではないでしょうか?
まぁ、あくまで予想なので、わたしがバカ舌である可能性もつけ加えておきます(笑)
しかしこの缶コーヒーはその値段からいっても、ひとりで飲んで楽しむもんでもないなと。
「規格外に高い缶コーヒー買って飲む」という体験はやっぱり誰かとシェアするからこそ楽しい。
いわば話のネタとして楽しむものです。
640円といえば、ふつうにカフェで1杯飲むより高いですからね(笑)
自販機にはコーヒー豆も売られているし、ただ美味しく飲みたいなら豆を買って買える方がお得です。
財布に余裕がある方は試しに買ってみて、友人や恋人とあーだこーだ言いながら盛り上がってみてください(笑)。
設置場所は公式サイトをどうぞ!
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