読みたい本が見つからない時に頼りになるのが書評です。
ネットにはたくさんの書評が溢れています。
溢れすぎてワケがわからないので、まとめました(笑)
以下では書評が読めるウェブサイト(ウェブマガジン)を特徴と合わせて紹介します!

Amazonのボイスブックサービス「Audible(オーディブル)」が、今なら無料体験を実施中!
プロの役者や声優さんが本を朗読しています。
金字塔になった小説や、バカ売れしているビジネス本まで。
月額1,500円で登録されている数万冊の本が聴き放題です。
スマホやPCから再生して、場所も時間も問わず楽しめます。
無料体験中に退会すれば、お金はかかりません。
- 書評をまとめ読み「Smart News(スマートニュース)」
- 著名人の連載が目玉の「好書好日」
- 読書量が多い人におすすめ「ダ・ヴィンチニュース」
- ビジネス本×美女「美女読書」
- プロ書評家の書評が読める「ALL REVIEWS」
- 現役書店員のおすすめ本がわかる「横丁カフェ」
- ビジネス本特化型の「bookvinegar」
- 新刊のおすすめ本を見つけたいなら「HONZ」
- 新聞・出版社の書評のまとめサイト「BookBang」
- 書評サイトの更新通知は「Feedly」を使うと便利
- 「書評SNS」で一般読者の書評も読める(書ける)
- 書評サイトだけじゃない、いろんな本との出会い
書評をまとめ読み「Smart News(スマートニュース)」
以前はテレビCMでもよく流れており、スマニューの相性でもおなじみSmartNews(スマートニュース)には「読書チャンネル」のページが用意されています!
多くの書評メディアが読書チャンネルに配信しており、ここでは書評をまとめ読みできて便利。
たくさんのサイトに訪問するのがめんどうな人にはおすすめですよ。
著名人の連載が目玉の「好書好日」
好書好日(こうしょこうじつ Good Life with Books)は読書好きに人気のウェブマガジンです。
洗練されたオシャレなウェブデザインが読む人の気持ちを盛り立ててくれます。
書評はもちろん、有名人への本にまつわるインタビューも掲載されており、さまざまな人のおすすめ本を知ることができますね。
大手、朝日新聞社が手掛けるウェブマガジンということで、特に連載企画は豪華です。
谷原章介さんや滝沢カレンさんの書評を連載で読むことができます。(※記事執筆時)
取り扱っているジャンルも小説からビジネス本、マンガまで多岐にわたっているので、好みを問わず多くの読書家が楽しめるウェブマガジンです。
読書量が多い人におすすめ「ダ・ヴィンチニュース」
お馴染みの雑誌ダ・ヴィンチのネット版であるダ・ヴィンチニュースは、まずその更新頻度の高さに驚かされます。
「レビュー」のカテゴリーを見てみても、1日に5,6記事は新しい記事が更新されているのが見てとれます。
「特集」「ニュース」「インタビュー」と他のカテゴリーでも日々新しい記事が追加されています。
さらに書評以外に無料で読めるコミックエッセイも多数掲載されているので、このひとつのサイトだけでかなりの情報量ですね。
なので、毎月たくさんの本を読む(読みたい)人には頼りになるサイトです。
ラインナップとしては全体的にビジネス本は少なめ。
ビジネス本のカテゴリーはありますが、スキルとかノウハウ系というよりノンフィクションが多いように見えますね。(つまり読み物としてのビジネス本)
ビジネス本×美女「美女読書」
美女読書は異色のかけあわせ(?)で人気の書評サイトです。
その名の通り、女性(美女)ライターの書評が掲載されています。
更新頻度は月に4、5本と多くないですが、意外と書評の中身は濃く、丁寧に本の内容を紹介してくれています。
YouTubeチャンネルもあるので、根を詰めがちなビジネス本読書の癒し(?)としてどうぞ!
プロ書評家の書評が読める「ALL REVIEWS」
ALL REVIEWSでは選ばれたプロの書評が読めます。
「オール・レビューズ」は活字メディア(新聞、週刊誌、月刊誌)に発表された書評を再録するサイトです。 出版危機の根源は「書物の消費財化」にあります。 書物がロング・セラーであることを自ら放棄し、ショート・セラーである道を選択したときから出版危機は始まっています。 本を本来の姿である「耐久消費財」に戻さなければなりません。そのために最も有効なのが、過去に書かれた書評です。
と、確固たる志をもって運営されているサイトです。
結果的に紹介されている本は少し「かため」の本が多いように感じます。
10代が気軽に使うというより、キャリア長めの読書家の人たちにおすすめのサイトです。
書評家別に記事を検索できるので、相性の良い書評家さんがいたら、その人のおすすめ本をどんどん読むことができるのが便利なポイントです。
現役書店員のおすすめ本がわかる「横丁カフェ」
本屋大賞の盛り上がりでもわかるように、書店員さんの審美眼は一目置かれていますよね。
本の雑誌社が運営するWEB本の雑誌に横丁カフェというコーナーで、現役書店員さんによる書評を読むことができます。
数名の書店員さんが毎週持ち回りでおすすめ本を紹介しています。
ビジネス本特化型の「bookvinegar」
bookvinegarはビジネス本の書評だけを取り扱っています。
専門サイトならではなのは、ビジネス本をさらに「経営」「時事」「マーケ」「スキル」「啓発」と細かなカテゴリーに分けて紹介しているところ。
学びたいニーズにどんぴしゃの本を探したい人におすすめです。
新刊のおすすめ本を見つけたいなら「HONZ」
HONZは元マイクロソフト日本法人の代表取締役社長である成毛眞さんが立ち上げた書評サイトです。
成毛さんはじめ、さまざまな人が書評を連載しています。
読むに値する「おすすめ本」のみを紹介することにこだわっています。
また出版されてから3ヶ月以内の新刊の書評のみが更新されているので、数ある新刊からハズレをひきたくない人には嬉しいかもしれません。
紹介されている本のジャンルはサイエンス、歴史、社会、経済、医学、教育、美術、ビジネスなどです。(小説、自己啓発書、IT専門書はなし)
物語を楽しみたい人より、知識を広げて教養を深めたい人におすすめの書評サイトです。
新聞・出版社の書評のまとめサイト「BookBang」
BookBangは新聞社・出版社・出版取次・書店などが発信する書評のまとめサイトです。
50以上の会社が登録されています。
特に「レビューの多い本」というコーナーがおもしろいですね。
もっとも多くレビュー(書評)されている本がわかるランキングになっています。
各社が本当に伝えたい本、今話題になっている本がわかるランキングです。
もちろん情報量は多いので、全てを追い切れないと思いますが、ザっと世の中で話題になっている本を把握するには便利なサイトです。
書評サイトの更新通知は「Feedly」を使うと便利
以上、書評が読めるウェブサイトをご紹介しました!
これだけ多くの書評があると、いちいちサイトに更新情報をチェックしに行くのは面倒ですよね?
ウェブサイトの更新情報をチェックするにはFeedlyなどのRSSリーダーを利用するのが便利です。
多くのウェブサイトはRSSという更新通知を自動で飛ばす仕組みになっています。
そのRSSをキャッチして最新情報を羅列してくれるのがRSSリーダーアプリ。
RSSリーダーは、いわば自分専用のニュースアプリが作れるサービスです。
代表的なRSSリーダーがFeedlyですね。
更新をチェックするには、ウェブサイトの公式SNSをフォローするのも一つの手ですが、SNSは余計な情報や広告も多い。
本を読むために書評をチェックしているのに、ネットに時間を奪われ過ぎてしまったら本末転倒です。
実はRSSリーダーは昔からあり、今やあんまり流行っていないのですが(笑)、ピンポイントに情報をキャッチアップするにはいちばん良いサービス。
Feedlyは英語のサービスですが、使い方はかんたんですよ。
こちらのサイトが詳しく解説してくれているので、使い方がわからない人は参考にして下さい。
参考サイト:スマホ版 feedly(フィードリー)の使い方&設定ガイド!初めてでもスグに使える!
Feedlyの操作がむずかしいと感じたり、もっと自動的に情報収集したい人は
SmartNews(スマートニュース)をどうぞ!
「書評SNS」で一般読者の書評も読める(書ける)
以上では書店員さんや有名人、著名人のいわば”プロ”の書評が読めるサイトですが、素人だって立派な役立つ書評を書いている人はたくさんいます。
ブクログなど書評SNS的なサイトを見ると、まだまだたくさんの書評を読むことができます。
もちろん自分が書評を書いて、読書記録をつけることもできるので、ぜひ書評SNSもチェックしてみて下さい。
関連記事:読書、書評のSNSアプリ5選。読書の記録、本好きのコミュニケーションが楽しめる
書評サイトだけじゃない、いろんな本との出会い
書評サイトだけでなく、選書サービスやブックフェスティバルなど、いろんな場所に本と出会うきっかけがあります。
「本が売れない」と言われる今だからこそ、むしろそのようなきっかけが増えているのかもしれません。
読書ライフがますます楽しくなる「出会い方」をまとめたので、興味があったらぜひごらんください。