今、選書サービスが注目されています。
年間約8万冊と言われる出版物。
その中から自分にあった本を探すのも一苦労ですよね?
そんな人におすすめなのが、選書サービスです!
- 選書サービスとは?
- チャプターズ
- ココナラ
- 文喫 選書サービス
- いわた書店 1万円選書
- れんげ選書
- 草叢BOOKS HOBO LIBRARY
- スノウショベリング 【カウセリング選書サービス】レコメン堂 ONLINE
- ブックカルテ
- 双子のライオン堂 本棚からの便り
- 冒険研究所書店 選書サービス
- にこにこ書店 にこにこ絵本のお届け便
- 選書だけじゃない、いろんな本との出会い
選書サービスとは?
その名の通り、プロが本を選んでくれるサービスのこと。
選書専門業者もありますが、多くは書店が提供しています。
お客さんの好みや人生観をヒアリングして、書店員さんならではの豊富な知識と読書経験からぴったりの本を選んでくれます。
新しい本との出会いのために利用する人も多いですし、ちょっとした占いのような気分で利用する人も多いそうですよ。
また中には個人向けだけでなく、カフェや宿などお店のために利用できるものもあります。
以下からは、主な選書サービスをご紹介していきます!
チャプターズ
- ヒヤリング:なし
- コース:1種類
- 料金:1ヶ月2,310円 3ヶ月6,380円
チャプターズは一風変わった選書サービスです。
いわゆるマッチングサービスと、選書サービスが合体したサービス。
ユーザーは書店員が指定した本を毎月4冊読めます。
そして同じ本を読んだユーザー同士のオンラインイベントが開催。
サービスを継続していくと、同じ趣味・感性をもったユーザー同士が繋がりやすくなるという仕組みです。
「耳をすませば」みたいな出会いに憧れる人におすすめ(笑)
ココナラ
- ヒヤリング:メール(サービス内)
- コース:出品者による
- 料金:¥1,000~
「スキルのAmazon」こと、ココナラ でも選書サービスを販売している人を見つけることができます。
ココナラはサービス内で購入とやり取りができて、出品者のレビュー(口コミ)をみることができるので安心です。
最安で¥1,000から選書してもらえますね。
またココナラ は初回登録で¥300offクーポンが貰えます。
お得さで言うとイチバンなので、気軽に選書して欲しい人におすすめです。
選書サービスで特に人気なのは、こちらの出品者さん↓。
文喫 選書サービス
- ヒヤリング:電話、メール
- コース:4種類
- 料金:2万円~5万円
入場料制の本屋として話題になった六本木の「文喫」で選書サービスがあります。 コースは¥20,000、¥30,000、¥40,000、¥50,000の4種類です。
料金の約7割が書籍の代金で残りが選書代となっています。(2万円コースなら¥14,000が書籍代)
ひとつひとつの本に書店員さん手書きのコメントが添えられています。
どのコースでもそれなりに多くの本を購入することになるので、時間のある方や、読書家の方におすすめです。
いわた書店 1万円選書
- ヒヤリング:メール
- コース:1種類
- 料金:1万円
選書サービスの先駆けとして人気になったのが、北海道の書店「いわた書店」さんの1万円選書です。
2007年頃から選書サービスを始められました。 その名の通り、1万円ぽっきりで利用者にぴったりの本を選んでくれます。
ただ、大人気サービスとなったことで、現在は抽選での受付となっているようです。
2019年はでは受け付けを年3日間に限定しましたが、4600件を超える問い合わせや申し込みがあったそうです。
なかなかの倍率ですが、読書ならば機をみてぜひ申し込んでみたい元祖選書サービスです。
また1万円選書は社長さんがやられているサービスですが、スタッフさんによる「いわたま選書」もあります。
こちらは10分程度の電話でヒヤリングして選書してくれるそうです。 合わせて検討しててみて下さい。
れんげ選書
- ヒヤリング:メール
- コース:3種類
- 料金:2,000円、10,000円、3,000円/月
年間250冊を読む読書ブロガー小柳れんげさんの選書サービス。
小説に特化しており、月々3,000円で毎月本を届けてくれるサブスクサービスも特徴です。
お試し1冊2,000円コースもあります。
ヒアリングはすべて文章ですので、電話が苦手な人にもおすすめ。
草叢BOOKS HOBO LIBRARY
- ヒヤリング:メール
- コース:3種類
- 料金:3千円、5千円、1万円
草叢(くさむら)booksはTSUTAYAが運営する新形態の本屋&総合施設です。
愛知と岐阜に1店舗づつ展開しています。
関東圏で言うT-SITEに近いでしょうか?
草叢booksの選書サービスを「HOBO LIBRARY(ホーボーライブラリー)」と言います。
¥3,000のプランは中古本のみ、¥5,000のプランは中古と新刊を合わせて。
そして¥10,000のプランは新刊のみと、バラエティに富んだプランが魅力です。
それぞれ5冊から10冊程度ラインナップされるので、お得な感じもしますね。
30万冊というTSUTAYAならではの蔵書力からどんな本が選ばれるか気になります。
スノウショベリング 【カウセリング選書サービス】レコメン堂 ONLINE
- ヒヤリング:電話(Googleハングアウト)
- コース:1種類
- 料金:1,900円
2020年4月には申し込みが約180件もあったそう。
選ばれる本はこれぞ!という1冊です。
20~30代の女性客が最も多く、占い気分で申し込む人も。
ヒヤリングはGoogleハングアウトを利用するそうなので、Googleアカウントを事前に作っておくと便利です。
ブックカルテ
- ヒヤリング:アンケート
- コース:1種類
- 料金:書籍代+送料
全国の書店員が登録している、複合的な選書サービス。
まずはカテゴリからじぶんに合いそうな書店員を探します。
あとはアンケート(問診票)に答え、10,000円+送料2,500円の支払いで選書サービスから本を購入できます。
双子のライオン堂 本棚からの便り
- ヒヤリング:メール、本棚の写真
- コース:1種類
- 料金:9,150円
東京は赤坂の本屋さん「双子のライオン堂」の選書サービスは、利用者に自宅の本棚の写真を送ってもらい選書するのがユニークです。
現在提供されている「3ヶ月プラン」は毎月¥2,500相当の本が配送されてきます。
いっきに送らてくるわけではないので、積読にならず、マイペースで読み進められるのが良いですね。
冒険研究所書店 選書サービス
- ヒヤリング:アンケート
- コース:3種類
- 料金:3,000円、5,000円、10,000円(+送料)
冒険家の荻田 泰永による選書サービスです。
まさかの書店員ではなく、冒険家!
もうそれだけでどんな本を選んでくれるのか気になります…。
にこにこ書店 にこにこ絵本のお届け便
- ヒヤリング:電話
- コース:3種類
- 料金:書籍代のみ
目白の絵本屋さん「にこにこ書店」さんは絵本の選書サービスを行っています。
一度きりのコースと、毎月コース、年4回コースの三種類のコースがあります。
絵本に親しむ年齢のお子さんをお持ちなら、定期的に絵本を配送してもらえるコースが便利そうです。
また地域サービス(児童館など)を運営している場合も、便利に使えるのではないでしょうか?
選書だけじゃない、いろんな本との出会い
選書サービスだけでなく、ブックフェスティバルやサブスクなど、いろんな場所に本と出会うきっかけがあります。
「本が売れない」と言われる今だからこそ、むしろそのようなきっかけが増えているのかもしれません。
読書ライフがますます楽しくなる「出会い方」をまとめたので、興味があったらぜひごらんください。