「なんとなく毎日がつまらない」
「まわりの人が楽しそうで羨ましい」
そんな気分になった時、わたしがやっている対処法をご紹介します!
ユウウツな気分をやっつけるには、ほんのちょっとの心がけが大事です。
ルールとアイディアがコツ「計画を立てる」
まずひとつ目は「予定」とか「計画」を立てること。
予定を立てていると、それだけでワクワクしてきます!
そしていざ、その予定を実行するときも楽しい。
予定を裏切られることもある。
でもそれもまた楽しかったりしませんか?
予定や計画あってこそのハプニングです。
『山と食欲と私。』という登山の漫画があります。
読む前までは「登山ってなにが楽しいんだろう?」って思っていました(笑)
でも登山こそ「計画」の楽しさが詰まっていますね。
山の難易度、山小屋の設備、自分の体力、装備、季節、天候、一緒に登る仲間…。
それらの要素を考えながら、最適な登山計画を立てていく。
計画から、もう登山は始まっている!
そして実際の登山とは、その綿密にねられた計画をひとつひとつ実行して確かめていく行為。
計画の正しさを身をもって証明していくことは、きっと快感が伴なうでしょう。
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そしてそんな楽しさはきっと、日常でも実行できるはず。
例えば、明日の朝「朝日を見に行く」計画を立ててみてはどうでしょう?
ただ見に行くだけじゃなく、朝ごはんに弁当を作る。
飲み物も必要だ。
そうだ!写真もとろう。
スマホでも上手に取れる方法をちょっとググって調べてみようかな?
朝日を見たら、近場のカフェでモーニングなんかもいいかも。
そのまま朝市なんかいって、地場野菜を買って、お昼をそれを家で料理して食べよう。
ほら、ただ一つ予定を立てるだけで、なんだか1日がおもしろく、充実してくるような気がしてきませんか?
コツはなるべく「朝」に予定を立てること。
そして、できるだけ真面目に「綿密」に立てることです。
朝に予定を立てると、1日が長く使えて楽しい。
また真面目に計画することで、ハプニングがより楽しめます。
もうひとつ好きな漫画から紹介すると、『働かないふたり』に「読書合宿」なんて話がでてきます。
なにもお金をかけなくても、手間をかけなくてもいい。
いつもの遊びにちょっとしたルールやアイディアがあれば、それが何倍も楽しくなる。
テレビのバラエティによくある「英語禁止ボーリング」とか楽しんですもんね。
かの有名なタモリさんの名言に、
真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!
というのがあります。
まさにそんな感じで、遊びの予定こそ、本気になって立ててみる。
それが「つまらない」を「楽しい」に変える秘訣です。
毒沼脱出「SNSとYouTubeから離れる」
さらに「つまらない」をやっつける方法は、SNSから離れること。
他人と比べること、自分に関係のないニュースを見ること。
SNSがわたしたちに与えるのは、せいぜいその程度です。
しかし、SNSには人を依存させるテクニックがたくさん組み込まれている。
だからダラダラ見続けてしまうんですね。
でも実は、見ているだけでも人のエネルギーは消費されていき、楽しい予定や計画を立てるモチベーションが阻害されていきます。
人には「注意資産」というものがあるそうです。
注意資産は実際に目に見えていないモノに対しても消費されます。
例えば、押入れの奥に閉まった弾かなくなったギター。
「いつかやろう」と思ってしまっているから、その分「注意資産」が使われ、他のことに注意を向けられなくなくなります。
もう説明不要だと思いますが、スマホの中には注意資産を消耗させるものだらけ。
一度ツイートしたら、それに「いいね!」がつくか気になってしょうがない。
新しいニュースがないか、ニュースアプリが気になってしょうがない。
スマホとSNSを24時間持ち続けることは、ドラクエで言えばずっと毒沼を歩いているようなもの。
これがわたしたち現代人に「毎日がつまらない」と思わせる大きな原因になっています。
わたしたちの時代の現代病と言って差し支えないでしょう。
だからSNSやYouTubeを見るのをいったんやめよう。
なかなか家にいるとスマホから離れるのはむずかしいので、スマホを家に置いて散歩に出るところから。
そして脳みそを休ませたら、さぁ、計画を!
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なげやりにならず「お酒を控える」
よく言われるのは「お酒は不幸の一時停止」という話。
お酒を飲むとなんとなく幸福感に包まれますが、それは未来を考える脳のスイッチが停止して、未来に対する不安も停止するからだそうです。
現実は何も変わらないから、明日がきたらまた不安になって「なんとなく、つまらない」感情に包まれるだけ。
そこでまたお酒を飲むと…。
依存症のいっちょあがりっというわけです。
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なにも断酒しろというわけではありません。
例えばお酒を飲むなら、「最高の1杯」を計画してみてはどうでしょうか?
朝起きたら、まずはランニングに外に出よう。
ゴールは朝からやっているサウナです。
サウナで汗を流し、水風呂ってキュっと締め、外気浴でボーッとして…それを3セット。
さぁ、しっかりと「ととのった」なら、ここでいよいよお酒です!
かー!旨い!!!!
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これってつまり、最初に言った「予定を立てる」ってことですね。
ちょっと前にテレビで「ベスコングルメ」という番組を見ました。
6kmぐらいウォーキングして、しっかりお腹を空かせた後、評判の飲食店の人気メニューを食べる。
なかなか良い企画ですよね。
やっぱり節操なく暴飲暴食するのは、後から後悔します。
食べるのや飲むのが好きだったら、そこまでの「前フリ」をきかせることで、食事が何倍も美味しくなる。
ぜひあなたらしい「予定」を立ててみて下さい。
首から下を元気にする「運動」
幸福感は体のどこから醸成されると思いますか?
「脳汁ドバーッ」みたいな言葉がありますけど、幸福感を司っているとやっぱり脳だと思いますよね。
だからわたしたちは「つまらない」時、ついつい脳に「情報」とか「理屈」を入れて解決を試みがち。
しかし理屈は理屈ですぐ覆されるので、いつまでたっても満足せず、つまらない気持ちが途切れることがありません。
なのでいっそ「理屈」のスイッチを切りましょう。
つまり実際に脳汁を出すには、体を動かした方がいい。
骨や筋肉に刺激が入ると、脳はそっちの「感覚」に意識を集中します。
運動をして「筋肉が痛い」「息が切れる」など首から下に刺激をいれると、下手な理屈は考えられません。
それどころか、痛みや苦しさを緩和するためにドーパミン(幸福感)さえ出てくる。
「つまらない」と言いながら家に閉じこもっていたら、体も衰え、肩こり腰痛になり、ますますおっくうな性格になります。
するとSNSを見たり、お酒で解決したり、手軽そうな手段をとってしまう。
そしてまた頭が疲れ、内蔵が疲れ、つまらない気分が増えていくという負のル―プ。
これを断ち切るには、なんでも良いのでとりあえず運動を試みること。
運動すると、必然的にスマホ断捨離になり、お酒も控えめになるでしょう。
四の五の言わず、体を動かす!
と言うと身も蓋もないですが(笑)、これはやっぱり真実です。
何もアスリートやボディビルダーになる必要はないので、ちょっと息が切れるくらいの運動をぜひ始めてみてください。
ミニマルでシンプルな思考を学ぶ
わたしのこういった思考はミニマリストから大きな影響を受けました。
もし興味があったら、ミニマリストの定義や歴史、始め方、続け方。
そして頼れる先輩ミニマリストまで紹介したこちら↓の関連記事をチェックしてみてください。
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