在宅ワークなこともあり、まいにちじぶんでコーヒーを淹れています!
散々いろんなコーヒー豆をのんできたので、ここで特におすすめのコーヒー豆をご紹介しておきます。
ランキングにしましたが、これはあくまでも暫定。
おすすめコーヒーは時期によって変わってくるので、できるだけ随時更新したいと思います。
また、好みのコーヒー豆を見つけるコツも後半で紹介しておきます。
- 第1位 総合力が高い タカムラコーヒーロースターズ「アイスコーヒーブレンド」
- 第2位 爽やかで元気がでる 葉山 inuit cofee roastar 「Enjoy Blend」
- 第3位 カフェインがダメな人の救世主 OGAWA COFFEE LABLATRY 「カフェインレス エチオピア モカ」
- 第4位 挑戦的な味づくり Blue Bottle Coffee「Gaint Steps」
- 第5位 深煎り派におすすめ Tokyo Coffee「オーガニックブレンド」
- 次点 究極のコスパを目指すなら 澤井珈琲「デカフェ コロンビア」
- 【評判口コミ】その他のコーヒー豆もレビューしています
- 美味しいコーヒー豆を購入する方法
第1位 総合力が高い タカムラコーヒーロースターズ「アイスコーヒーブレンド」
味 ★★★★★
鮮度 ★★★★★
コスパ ★★★★★
夏しか販売していませんが、これはかなりおすすめです!
タカムラコーヒーロースターズは「スペシャルティコーヒー専門店」を謳っており、COE(カップ・オブ・エクセレンス=コーヒー豆のコンテンスト)に入賞した豆もたくさん取り扱っています。
なので、平均的に価格が高いんですね。
そんな中でこのアイスコーヒーブレンドはリーズナブル!
100gで購入すると810円ですが、1kgでまとめ買いすると5,670円になり100gあたり560円で購入できます。
わたしはこの夏、500gを2回購入してしまいました!
タカムラコーヒーは500g以上の購入で、価格に関わらず送料無料になるので500gがおすすめですよ。
もちろん、ただお買い得なだけだけじゃなく味も美味しいです!
アイスコーヒーといえば深煎りでどっしりした味わいが好まれますが、これはとっても爽やか。
フレッシュで果実感があり、香りが閉じてしまいがちなアイスコーヒーでも、華やかな香りを楽しめます。
この特性から、実はホットで淹れても美味しいですね。
むしろホットで飲むことが多いかも?
こちらのアイスコーヒーブレンドは、今現在で公式オンラインストアでは販売しておらず、楽天のみになっています。
浅煎りで華やかな味わいが好きな人は、ぜひ今のうちにどうぞ!
またタカムラコーヒーの楽天市場店なら、「お試しコーヒーセット100g×3」もぜひチェックして下さい。
こちらは通常2,000円ですが、お買い物マラソンやスーパーセールなど楽天のセール時にはなんと1,000円で販売されることが多いです!(しかも送料無料)
これはちょっとお得すぎるので、タイミングが合えばぜひ試してみてください。
関連記事:【評判口コミ】タカムラコーヒーロースターズを飲んでみた感想!浅煎りを信条とした表情豊かなコーヒー
第2位 爽やかで元気がでる 葉山 inuit cofee roastar 「Enjoy Blend」
味 ★★★★★
鮮度 ★★★★★
コスパ ★★★★☆
神奈川県は葉山でコーヒー焙煎を営む「inuit coffee roastar(イヌイットコーヒーロースター)」さんのオリジナルブレンド。
3つあるブレンドのなかで「Enjoy」はとりわけフルーティで爽やかな味わいです。
もし価格を度外視でまいにち飲みたい豆を選べと言われたら、これを選ぶかもしれません…!
そのぐらい完成度が高く、バランスの取れた味わいだと思います。
200g1,600円は決して高すぎるお値段ではありませんが、なんせわたしはまいにち飲んでいる人。
他にリーズナブルな豆をまとめ買いすることも多いので、inuit coffeeさんの購入頻度は数ヶ月に1回という感じで落ち着いています。
味に妥協したくない!という人には試してみて欲しいですね。
はじめて購入する方は、初回限定の飲み比べセットがおすすめです。
9種類から4種類を自由に選んで組み合わせることができます。
これからスペシャルティコーヒーの世界に足を踏み入れたい人に最適!
関連記事:【評判口コミ】葉山inuit coffee roasterを飲んでみた感想!通販で飲み比べセットが楽しいコーヒーロースター
第3位 カフェインがダメな人の救世主 OGAWA COFFEE LABLATRY 「カフェインレス エチオピア モカ」
味 ★★★★★
鮮度 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆
わたしが飲んだデカフェ(カフェインレス)史上、いちばん美味しかった豆です!
もう出会って2年ぐらい経ちますけど、ちょっとコレを超えるデカフェはないかもしれないなぁ…。
100g780円と、それなりの価格ですがコーヒー好きなら試してほしいですね。
特にデカフェってなかなか美味しいものは少ないです。
コーヒー好きの妊婦さんなんか、それがすごくストレスになっていたら可哀想。
ふだんもう少しリーズナブルなデカフェを飲む人でも、スポット的に購入してみるのもおすすめです!
下北沢にある店舗では「じぶんであらゆるコーヒー器具を選んで、じぶんで淹れる」というかなりマニアックな体験ができるので、コーヒー好きの方は行ってみて下さい!
関連記事:「OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢」コーヒーLoverはたまらない!あらゆる器具でコーヒー研究ができてしまう
第4位 挑戦的な味づくり Blue Bottle Coffee「Gaint Steps」
味 ★★★★☆
鮮度 ★★★★☆
コスパ ★★★☆☆
ご存知、ブルーボトルコーヒー!
ブルーボトルの豆は基本的にどれも美味しいと思うのですが、定番ブレンドのひとつ「GIANT STEPS」はとってもおもしろい味わいです。
浅煎りを信条とするブルーボトルの中でも、比較的に深煎りのこのブレンドはすごく絶妙なバランス。
っというか、焙煎なのかブレンド具合なのか、なにかがひとつ違えば「ちょっとイマイチ…?」といった感想をもってしまいかねない、ギリギリのところで勝負している印象を持ちました。
フルーティで軽快な味わいだけでなく、ロースト香を上手に効かせたこんな味も作っているとは、ブルーボトルの技術の高さとセンスの良さを感じさせます。
ブルーボトルのラインナップの中で、やっぱり浅煎りを選ぶことが多いと思うのですが”あえて”深めのGIANT STEPSを選ぶのもおもしろいですよ!
第5位 深煎り派におすすめ Tokyo Coffee「オーガニックブレンド」
味 ★★★★☆
鮮度 ★★★★★
コスパ ★★★★☆
東京は東久留米市で焙煎所兼カフェを営む「TokyoCoffee」さんの豆です。
焙煎は全体的に深煎り!
コーヒーらしい苦味が好きな人には選んで間違いないお店ですね。
そしてTokyoCoffeeの大きな特徴がオーガニックへのこだわりです。
扱う豆はすべてオーガニックで、どこか清廉さを感じさせる。
しっかりした焙煎が王道感があり、飲むたびに満足感があります。
価格帯は200gでだいたい1,600円ぐらいのスペシャルティコーヒーレベルです。
でもAmazonだと「ODE by TokyoCoffee」というちょっとリーズナブルなAmazon限定ブランドがあったり、楽天だと焙煎から7日以上経過した「訳あり豆」があったりして、安く購入することも可能。
はじめての方はとりあえずいちばん人気のオーガニックブレンドを試してみて下さい!
次点 究極のコスパを目指すなら 澤井珈琲「デカフェ コロンビア」
味 ★★★☆☆
鮮度 ★★★★★
コスパ ★★★★☆
澤井珈琲は楽天で大人気のコーヒー屋さんです!
わたしはよくデカフェの豆をまとめ買いします(1kg!)。
焙煎したての豆を直送してくれるタイプのコーヒー屋さんでは、もっともリーズナブルではないでしょうか?
特に楽天でのお買い物マラソン、楽天スーパーセール時には「開始2時間100枚限定50%オフクーポン」を出すのが定番化しています。
まぁ、すごい争奪戦ですから、わたしも50%オフで買えたことがはないですが(笑)
それでもポイント還元キャンペーンも積極的だし、LINE限定25%オフクーポンがあったりと、とにかくセール上手な澤井珈琲さん。
味はそこそこ?と思われがちですが、焙煎したての専門店の豆なので、そんじゃそこらのお店よりもぜんぜん美味しいですよ。
「スペシャルティコーヒー」に格付けされた豆もセットでお買い得だったりします。
「スーパーで売ってるコーヒー豆には満足してないけど、高いのはヤダなぁ」という人にはステップアップとしておすすめです!
関連記事:【評判口コミ】澤井珈琲を飲んでみました!リーズナブルな焙煎したてコーヒー
【評判口コミ】その他のコーヒー豆もレビューしています
今回、惜しくもランクインしなかったコーヒー豆もレビューしています。
どれも不味かったわけではなく、ランキングは「価格」や「買いやすさ」も重視したので。(っというか不味いのはわざわざ紹介しません 笑)
たまたまランク外になっただけ、という感じです。
ぴったり趣味に合うコーヒー屋さんもあるかもしれないので、ぜひチェックしてみて下さい!
「マツコの知らない世界」にも登場した豆香洞コーヒー。
関連記事:【評判口コミ】豆香洞コーヒーを飲みました!世界一の焙煎士によるコーヒー
定期便が破格のスペシャルティコーヒーNif Coffee。
関連記事:【評判口コミ】通販専門のコーヒー「Nif Coffee」を買ってみました!あのお店の門下生
美味しいコーヒー豆を購入する方法
コーヒーを美味しく飲もうという時、
- 産地
- 品種
- 焙煎
- 鮮度
- 精製
- 抽出方法
などさまざまな基準があります。
コーヒーについて調べていると、よく「産地」「品種」「抽出方法」に目がいきがちですよね
品種ならゲイシャだ、パカマラだ、抽出ならエアロプレスだフレンチプレスだ…などなど。
しかしイチ消費者としてまず大事にしたいのは「焙煎度」と「鮮度」です。
それ以外の要素はかなりマニアックでむずかしいので、人によっては嫌になると思う(笑)
しかし「焙煎度」と「鮮度」さえ気をつけておけば、まいにちのコーヒー満足度が平均的に上がります。
ステップ1 焙煎から味の好みを知る
浅煎り→酸味がひきたつ
深煎り→苦味がひきたつ
という大まかな傾向は知っておいて損はありません。
また香りとしても、浅煎りはフルーツやフローラル系の香りが、深煎りはチョコレートやロースト香が目立ってくる傾向があります。
もちろん、焙煎には細かな段階があり、浅い方から
- ライトロースト (最浅)
- シナモンロースト
- ミディアムロースト
- ハイロースト
- シティロースト
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト(最深)
と名前がついています。
わたしの感覚的には「シティ」ぐらいから深煎りの傾向が強くなるイメージです。
とは言え、実は焙煎の基準はお店それぞれ。
あるお店で「中深煎り」と謳っている豆がある店の「深煎り」の豆より深い、なんてことがごくふつうにあります。
お店が焙煎の基準をどこに置くかによって、そのお店の全体的な焙煎度が決まってくるんですね。
おおむね「サードウェーブ」を謳うお店は浅煎りで、日本の「喫茶店」の雰囲気を強く残しているお店は深煎りが多いですよ。
もちろん、全方向的にカバーしているお店もあります。
お店の人に「おたくのお店は焙煎深め?浅め?」と聞くのも、なんだか気遅れするでしょう(笑)
わたしは「このなかでいちばん浅煎り(深煎り)はどれですか?」と聞くことが多いです。
すると「これですよ!」とストレートに教えてくれるお店もありますし、「うちはすべて浅煎りで…」とおっしゃっていたらそこはサードウェーブ系かな?と予想できます。
じぶんの焙煎の好みを知っておけば、豆選びで失敗することがグッと少なくなるでしょう。
なので、まず豆を買う時はその豆の焙煎度をいちばんにチェックしてみて下さい。
ステップ2 鮮度の良い豆を選ぶ
できることなら、焙煎からあまり日にちが経っていない豆を選びましょう。
これはスーパーやコンビニなど一般的な小売店では極めてむずかしい。
そこで利用したいのが専門店、とりわけオンラインストアです。
最近はオンラインストアで焙煎したその日に発送してくれるお店がほんとうに増えました。
先に紹介したお店でも「タカムラコーヒーロースターズ」「inuit coffee roastar」「TokyoCoffee」「澤井珈琲」は、焙煎したて発送に対応していますよ。
また鮮度を長く保つために、粉ではなく豆で購入するのをおすすめします。
粉だと何倍も早く劣化して、風味も飛びやすい。
「焙煎したて」を「豆で買う」のが美味しくコーヒーを飲む上で大切なポイントです。
抽出方法や器具、精製過程や品種などにこだわるなら、余計に鮮度にこだわったほうが違いがハッキリと感じられて楽しいですよ。
ステップ3 精製からくる味の違いを知る
コーヒー豆とはコーヒーチェリーという果物の種子です。
コーヒーチェリーから果肉と粘膜質を取り除き「生豆」の状態にする作業を精製と言います。
主な精製方法に、
- ナチュラル
- ウォッシュド
があります。
ナチュラルはコーヒーチェリーをゆっくり発酵させて、果肉をとりのぞく方法。
ウォッシュドはその名のとおり、水で果肉を剥ぎ取る方法です。
これは「赤ワイン」「白ワイン」の違いにも似ています。
ナチュラルは赤ワインのイメージに近く、味わいも濃厚で個性的な風味を強める傾向があります。
ナチュラルは白ワインに近く、さっぱりすっきりしたイメージです。
「必ずしも」ということではありませんが、これを知っておくだけでも豆選びの基準になりますよ。
わたしは「変わったコーヒーが飲みたいなぁ」という時は「ナチュラルで浅煎り」を選ぶことが多いですね。(あんまりないんですけど)
精製は他にも、ナチュラルとウォッシュドの中間的な「パルプドナチュラル」や、意図的に香り成分を加える「アナエロビック」といった手法まで、かなり多岐にわたります。
このへんからだいぶ沼が深くなってきてマニアックな世界に(笑)
ステップ4 産地・品種の違いを研究する
かつては大まかに国名が冠された「ストレートコーヒー」が流通していました。
サードウェーブムーブメントを経て、現在では収穫・精製された農園まで明記された「シングルオリジン」が主流になってきています。
それによってわたしたち消費者も細かな情報を追うことができるようになり、コーヒーの世界はさながらワインのそれのように深くなってきました。
しかし深く多様になったがゆえに、画一的に品種や産地を語るのがむずかしくなってきたと感じます。
例えば、今に至るまで高いブランド力を誇る「ゲイシャ」という品種があります。
ゲイシャはパナマでつくられ、パナマのコーヒー品評会で高い評価を受け、人気に火がつきました。
そのゲイシャも今や、数多くの国で作られています。
同じ品種でも作られる場所が違えば味も違う。
精製が違えば、焙煎が違えば…とさまざまな条件によって味わいは変わってきますよね。
だからその味の理由すべてを「品種」に求めるのはムリがあります。
とは言え、ゲイシャはたいがいが浅煎りで、華やかさを楽しむ方を重視されますし、逆にスマトラとかブルーマウンテンなどは深煎りが多いです。
ですから、品種からおおまかな味の傾向を探ることも可能と言えば可能。
最近は豆の解説が書いてあるカードがもらえるお店も多いですよね。


これらを味の感想と共にアーカイブしていく。
それはなんともコーヒー愛に溢れた趣味だと思います。
わたしはズボラなので、そこまでマメにできませんが(笑)、逆にそこまでしなければコーヒー好きを名乗れないわけでもないでしょう。
どのていど「沼」にハマるかはその人しだい。
ですが、品種を「ステップ5」にしたのは、品種にこだわるならむしろ「焙煎」や「鮮度」にこだわるのが前提になるからです。
ステップ5 お気に入りのコーヒー屋さんをみつける
ここまで前提知識を仕入れたら、あとは好みのお店を見つければOK!
近所を飲み歩くのもよし、話題のお店を飲んでみるもよし。
もちろん、先に紹介したわたしがおすすめする豆もぜひ試してみて下さい。
なんどもそのコーヒー店に通ってよくよく観察すると、そのお店が懇意にしている農園が見えてきたりします。
今はバイヤーと農園が二人三脚でコーヒーをつくることも多くなってきました。
また農園から直接仕入れるダイレクトトレードも増えてきています。
けっきょく、わたしたち消費者が美味しいコーヒーにありつくには「良い人(バイヤー、焙煎師、バリスタ)」で出会うこと。
そのためにまずは「焙煎」から大まかなじぶんの好みを知っておき、さらに農家さん、バイヤー、焙煎師と繋がれた豆を最後まで美味しく飲むために「鮮度」を大切にする。
それがわたしたち消費者にできることだと思います。
わたしもまた美味しいコーヒー豆を見つけたら、随時お知らせしていきたいと思います!