simplelog.me

シンプルログ ドット ミー

おすすめエッセイ本7選。正直な人の気持ちが綴れた本たち

f:id:sohhoshikawa:20210215143318j:plain

わたしが読んでおもしろかったエッセイ本をまとめて紹介します!

著者が素直に自分の想いを語ったエッセイは、文学よりライトに読めながら、時にそれ以上に自分の人生に影響を与えます。

 

できるだけ時代に囚われず、長く読める本を選びました。 

本探しの手助けになったらうれしいです。

 

思い立ったら隠居(20代で隠居)/大原扁理

『20代で隠居』の表紙

わたしはバイブル的にこの本を愛しています。

本当になんども読んでいますね…。

 

著者の大原さんが自分らしい生活を求めてたどり着いた「隠居」というライフスタイル。

その生活記録を詳細に綴った内容です。

 

若くして「隠居」と聞くと、どうも堕落した生活をイメージしますが、わたしがこの本を読む理由はむしろ逆かもしれません。

ときおりこの本に戻ることで、勇気が湧いていきます。

 

何があったって隠居したって幸せになれる。

そう思うと、なんにでも挑戦しようという気持ちにもなるもんです。

 

心のベースとしてずっと愛読している本です。

関連記事:『20代で隠居(思い立ったら隠居)』書評。この本はわたしの人生の土台

自作の小屋で暮らそう Bライフの愉しみ/高村友也

『自作の小屋で暮らそう Bライフの愉しみ』の表紙

人は傷ついた人を見ると、ときどき「逃げていいんだよ」とやさしく言います。

しかし実際、どこに逃げれば良いのでしょうか?

逃げ方を教えてくれる人って実は少ないです。

 

もしかしたら「小屋暮らし」が、ある人にとっては最適な逃げ方のひとつになるかもしれません。

『20代で隠居』もそうですが、ふっと人生のメインストリームから降りて、それでも幸せに生きていく術、またその事実を知ることの価値は高いと思います。

関連記事:どうしてもワクワクしてしまう『自作の小屋で暮らそう』 土地を買って小屋暮らしする本です

野中モモの「ZINE」小さなわたしのメディアをつくる/野中モモ

『野中モモの「ZINE」 小さなわたしのメディアを作る』の表紙

ブログを書いているくらいですが、表現や創作が好きです。

でもスマホとインターネットが当たり前になったこの時代、なんだか表現や創作にそれ以上の意味がついてきて息苦しい。

 

それ以上の意味とは例えば「副業」だったり、「人脈」だったり、大きく言えば「競争」です。

そしてその中で、自分自身も創作の楽しみを忘れていってしまう…。

 

そんな時、純粋な創作意欲を蘇られせくれるのがこの本。

意味もなく、理由もなく、ただガーーー!っと表現する。

この本はそんな創作活動を肯定してくれるように感じます。

関連記事:発信より表現からはじめたい。『野中モモの「ZINE」 小さなわたしのメディアを作る』書評

ちょっとフレンチなおうち仕事/タサン志麻

タサン志麻『ちょっとフレンチなおうち仕事』の表紙

伝説の家政婦としてテレビでも人気になったタサン志麻さんの本です。

日々の暮らしをどんな風に、またどんな考え方で過ごしているのかを語っています。(一部レシピも書いてあります)

 

あまり男性が読まなそうな「ライフスタイル本」みたいな感じがしますが、志麻さんは伝説と呼ばれるほどの手際の良さを持ったプロの家政婦。

その考え方は実に合理的で現実的で、思わず「へ~!」っとうなる部分もあります。

 

男性だって家事するのが当たり前の時代。

大人になったら、誰しもが読んで欲しい「暮らしの参考書」だと思います。

関連記事:タサン志麻さんの『ちょっとフレンチなおうち仕事』がとっても良い本。全大人におすすめ!

阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし/阿佐ヶ谷姉妹

お笑いコンビ阿佐ヶ谷姉妹の往復書簡のようなエッセイです。

ふたりの書き手から、同じ事象が語られるエッセイって実は貴重ではないでしょうか?

 

片方はそんな風に思っていたのに、もう片方はそんな風に思ってたんだ…。

人が生きていれば必ず起こるすれ違いや誤解を覗き見できて、ただの癒されるのほほん生活かと思いきや、まじめに読むとなかなか教養に富んだエッセイかもしれません。

 

とは言え、その雰囲気どおり気軽に読んで、ノーストレスで読み終えられる白湯みたいな本です。

老若男女問わずおすすめできる内容です。

関連記事:人気お笑いコンビ阿佐ヶ谷姉妹のエッセイ『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』。ゆったり時間を過ごしたい時に読みたい

ひきこもれ/吉本隆明

吉本隆明「ひきこもれ」表紙

引きこもりたくなくても引きこもった2020年~21年。

この本は2006年に発刊されましたが、2020年9月に新装版として再発売。

 

きっと多くの人の心に届いたのではないかと思います。

思想界の巨人、吉本隆明がその思想を紡ぐのに必要不可欠だった「ひきこもる」こと。

 

またスマホでいつでも誰かと繋がれる現代は、本質的に孤独になりにくい時代です。

しかしまた孤独=ひきこもりこそ、大事な時間であるとも主張しています。

スマホが手から離せない…けれど毎日どこか充実していない…なんて人にもおすすめです。

 

一見して難しそうですが、実に平易な文体で書かれています。

10代の人にもおすすめできる名著です。

関連記事:孤独の大切さを説く、吉本隆明著『ひきこもれ』書評レビュー 

違和感/太田光

太田光『違和感』の表紙

今でこそ文筆活動に励むお笑い芸人さんは多いですが、その急先鋒といえば爆笑問題の太田光さんではないでしょうか。

太田さん自身がたいへんな読書家で、エッセイでもその読書量に裏打ちされた教養がおもしろい。

 

芸人ならではの勢いあるトークさながらの軽妙な文体も魅力です。

とにかく「読みやすさ」でいったら、かなりレベルが高いと思うので、ふだんあまり本を読まない人にもおすすめできます。 

関連記事:「まともな雑談」が読める、太田光著『違和感』書評レビュー

 

ブログトップページへ