いや~、はじめての確定申告をとりあえず終えました!
疲れた…。
経理とかの知識が何もないので、今回は「freee 」という会計ソフトを使いました。
非常に有名なのでご存知の方も多いと思います。
色んなフリーランスの方が薦めていて、
- freeeに救われた!
- freeeなら確定申告が簡単!
などなど高評価の口コミをたくさん見かけたので「はじめてだけどfreee使えば余裕っしょ?」とたかをくくっていたのです。
たしかに簡単でしたか、freeeの能力を存分に発揮するには事前準備が必要でした。
ぼくはこの事前準備をしてなかったために膨大な時間と約15万円を損しました!!!
そこで今日は「freeeで確定申告する前にやっておくと便利なこと、お得なこと」を自身の反省からご紹介します。
2017年の確定申告には間に合わないかな…?
これからフリーランスとして仕事を始めたい人は事前にこれらをやっておくと良いですよ。
「開業届」と「青色申告承認申請書」は提出済みか?
freeeの何が良いって、青色確定申告が簡単にできるところなんですよね。
確定申告には「青色」と「白色」がありますが、青色には「青色申告特別控除」が65万円分もあります。
これはめちゃくちゃデカいのでフリーランスの人はぜひ利用したい。
2017年に確定申告するのは2016年中の所得ですので、2017年に青色確定申告するには2016年中に青色申告承認手続きをする必要がありました。
ぼくはコレでミスりました…。
あ゛~、もったいねぇ!
去年のぼくはフリーランス業(文筆業)とアルバイトを併用していたので、アルバイトの給与に「給与所得控除」の65万円が適用されるので、思ったよりも支払う税金は少なくなりそうですが、これが全部フリーの収入だったと思うと恐ろしい…。
オンラインバンキングを開設しているか?
freeeの強みは銀行口座やクレジットカードとの同期機能です。
これにより口座の収支が帳簿に直結して、しかも半自動で詳細を予測して書き込んでくれるため、あとはポチポチとクリックしていくだけで良いというラクちん機能。
コレを使うにはオンラインバンキングを開設しておく必要があります。
ぼくのメインバンクは三菱東京UFJ銀行なんですが、オンラインバンキングは三菱東京UFJダイレクトというサービスです。
ダイレクトを利用の開始は申し込みから1週間程度かかります。
さらに口座に登録している住所は現在の住所になってますか?
ダイレクトに申し込むには正確な住所の登録が必要です。
住所登録も変更が完了するまで1週間程度かかる場合があります。
ぼくはコレもダイレクトはおろか、住所登録もやってなかったのでかなりめんどくさかったです…。
窓口で手続きしたら、住所登録はその場で完了して、オンラインバンキングは開設のためのDirectカードが1週間後くらいに書留で届きます。
しかも!
三菱東京UFJダイレクトは口座の取引履歴が1年前までさかのぼれませんでした!
つまり2016年の取引は手入力…。
(ぼくが使っているデビットカードと楽天カードは1年前まで同期できました)
事業規模が小さいのでそれほどの手間ではありませんでしたが、来年は絶対手入力はキツイ…!
来年、サッサと確定申告したい人は改めて事業用のオンラインバンキングを開設しておくのがおすすめです。
そもそもプライベートと事業用の口座とカードを一緒にしておくのはナンセンスですね(笑)
オンラインバンキングはどれも一長一短ですが、楽天銀行がなんだか良さそうです。
ATM手数料も最大月7回まで無料ですし、屋号も登録することができます。
楽天カードとの合わせ技でポイントをザクザクためるのは賢いかも。
確定申告で得をしたいなら事前準備をしっかりと!
freeeは確かにすんばらしいツールでしたが、自分の心がけしだいで本領を発揮できません。
早め早めに、
- 「開業届」と「青色申告承認申請書」を提出
- オンラインバンキングを開設
をやっておいてくださいね。
できれば事業用のクレジットカードを別途作っておくのが吉です。
青色申告特別控除のインパクトは凄くて、年収150万円くらいの人だと年間で15万円くらい得します。
(ケースバイケースですが)
逆に言うと、ぼくは15万円損したわけ!
なんてこったい!
言わずもがな、低所得者であればあるほど生活に対するインパクトは大きくなります。
15万はデカいよね!
freeeで日々帳簿をつけて確定申告するには年間1万円ほど利用料がかかります。
が!ちゃんと経理作業をすればちゃんとお得になるのはご覧の通りです。
もちろんfreeeの利用料は経費になりますしね。
ぜひみなさんは事前準備しっかりして得してくだささいね。
freeeの登録はこちらから。