今、フリーターのみなさんはどうしてフリーターという道を選んだんですか?
「就職できなくて…」
「自由だから!」
フリーター歴7年のぼくから言わせると全然、自由じゃないですけど(笑)
色んな理由があるにせよ、そもそもフリーターのという生き方は近未来、あるかどうか怪しいです。
テクノロジーの進化が仕事を奪う時代になりつつあります。
ホラ、自動運転とかが社会に定着すればどんな仕事がなくなるか、直感的にわかりますよね?
今アルバイトの人がやっている単純労働的な仕事は順次、機械にかわっていくことでしょう。
フリーターのみならず、全ての人が新しい「働き方」や「生き方」を模索する時代です。
そんな中フリーターはお金に余裕ないし、意外と時間ないし、クビの筆頭候補っていうんだから大変。
今日はそんなフリーターが今まさに読んでおくべき本をご紹介します。
フリーターがなくなるその日までに、あなたらしい生き方を見つけるための本たちです。
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「意外と高い!」
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もちろん利用は完全無料。
求人に応募する必要はないので、気楽に試してみてください。
- フリーターを辞めてニートになる『ニートの歩き方』
- フリーターを辞めて隠居になる『20代で隠居』
- フリーターをしながらナリワイをはじめてみる『ナリワイをつくる』
- フリーターをしながらアーティストになってみる『オンガク活動ハンドブック』
- フリーターを辞めて自営業をやる『田舎のパン屋がみつけた「腐る経済」』
- とりあえずイチから全部つくってみる『アイム・ミニマリスト』
- フリーターこそつくるべき『自分でつくるセーフティネット』
- フリーターを辞めて契約社員になる『やりたいことを仕事にするなら、派遣社員をやりなさい』
- フリーターを辞めて正社員になる『ディズニーサービスの神様が教えてくれたこと』
- フリーターの自分に自信がない人へ
フリーターを辞めてニートになる『ニートの歩き方』
フリーターの方には「働きたくねぇ~」って人がいると思います。
だったらフリーターなんて辞めてニートになりましょうよ。
日本一有名なニート(だった?)phaさんの『ニートの歩き方』がニート指南書として優秀です。
主にネットをうまく活用して、収入や必要なモノ、人間関係を構築していくワザが書かれています。
個人的には働かないという選択肢があっても全然良いと思うんですよね。
ニートという生き方が自分の人生や命を大切にすることにつながる。
ぼくはおおげさじゃなく、この本を読んでそんなことを感じました。
フリーターを辞めて隠居になる『20代で隠居』
※文庫になりタイトルが変わりました↑
同じく働きたくない人でも「ネットは苦手…」って人もいますよね。
そんな人には「隠居」がおすすめです。
『20代で隠居』の著者、大原さんは「21世紀都市型隠居」として東京の郊外で隠居しています。
ニートと違って、隠居スタイルは週に2回ほど働くそうです。
それでも一般的なフリーターより全然時間に余裕のあるライフスタイルですよね。
一か月の生活費が7万円という驚異の生活術は読んでおいて損なし。
関連記事:『20代で隠居(思い立ったら隠居)』書評。この本はわたしの人生の土台
フリーターをしながらナリワイをはじめてみる『ナリワイをつくる』
「ナリワイ」とは一種のスモールビジネスでですが、今どきのネットを使った方法とは違います。
どちらかと言うとローカルに根差した仕事です。
『ナリワイをつくる』の著者、伊藤さん曰くナリワイとは
「個人レベルではじめられて、自分の時間と健康をマネーと交換するのではなく、やればやるほど頭と体が鍛えられ、技が身につく仕事を「ナリワイ」(生業)と呼ぶ。」
そうです。
「仕事を辛いモノ」という半ば常識になっている偏見をもっている人にはぜひ、読んでほしい本です。
フリーターをしながらアーティストになってみる『オンガク活動ハンドブック』
子ども頃からあこがれだった、音楽、絵画、文学など芸術。
いっそそれで稼いでみるのはどうでしょうか?
前述のとおり、スモールビジネスがつくりやすい時代です。
ですからアートの分野をスモールビジネス化することもできるでしょう。
『オンガク活動ハンドブック』では音楽事務所やレーベルに所属しない、独立的なアーティストが紹介されています。
どうやって自分の好きな音楽で生活してるのか?
それを知れる数少ない本です。
音楽のみならず、他のアートをやっている方にも参考になる部分が多いと思いますよ。
フリーターを辞めて自営業をやる『田舎のパン屋がみつけた「腐る経済」』
スモール、だけでなく本格的な自営業者として開業するのもアリですよね。
またスモールビジネスがいつのまにか本業になることもあり得ます。
これからの自営業者のあり方を鋭く考察したのが『田舎のパン屋がみつけた「腐る経済」』です。
鳥取県のパン屋さん「タルマーリー」のお話。
これからの時代、持続可能な自営業とはなんなのか?
仕事と人生の関係を、自分の経験を交えながらつづられています。
とりあえずイチから全部つくってみる『アイム・ミニマリスト』
ミニマリストと、聞くと部屋にはMacbookだけの現代の修行僧みたいな人を思い浮かべるでしょうか?
この本『アイム・ミニマリスト』で紹介されている人たちはちょっと違います。
モノをもたない人、ではなくモノを創る人と言った方が正しい。
特に面白いのが佐賀県に住む、本山さんという女性の話。
なんと彼女、自分で一から自分の家を立てちゃったんですよ!
しかもエネルギーはできる限り自給自足の「オフグリット」
仕事が無くなろうが関係ない最強のスキルとライフスタイルですよね(笑)
フリーターの方はおそらく将来に対して漠然とした不安を持っていると思いますが、人間どうやったって生きていけるんだ、と強く思わされます。
フリーターこそつくるべき『自分でつくるセーフティネット』
現代は国が国民を支える力が弱まり、会社が社員の面倒を見ることもできません。
また家族や地域のつながりも弱くなってきています。
今ままでの「セーフティネット」が力を失ってきている時代なんです。
フリーターはその社会で一番損をこうむっていると言ってよいのかもしれません。
国でも会社でもないセーフティネットを自分で作ってみよう!そう提唱するのがジャーナリストの佐々木俊尚さんの著書『自分でつくるセーフティネット』です。
具体的にそのセーフティネットとは「グローバル企業が作るインフラを利用したユルい関係」を示します。
ツイッターやフェイスブックなどSNSを意識的に使っている人はいるでしょうか?
SNSという誰でも参加、離脱可能なプラットフォームの中で「誰かに貢献し続ける」ことがセーフティネットの構築につながるのです。
それは今、フリーターという立場にいる人こそ実践していくべき新しいセーフティネットのように思います。
フリーターを辞めて契約社員になる『やりたいことを仕事にするなら、派遣社員をやりなさい』
「フリーターの稼ぎじゃ少ない、けど正社員もちょっと…」という人には意外と忘れがちな「契約社員」というはどうでしょうか?
『やりたいことを仕事にするなら、派遣社員をやりなさい』は派遣社員のメリット、デメリットを考察した上で、その働き方はかえって現代に適応していると提案します。
仕事探しと言ってもその実、「会社探し」ことになってしまっているのが今の社会です。
しかし派遣社員はちゃんと「仕事探し」ことができるというのです。
ハケンのネガティブなイメージを払拭して、人生に選択肢を増やせる本です。
実際に派遣として働きたい方はこちらの記事などを参考に。
関連サイト:先輩に聞く!派遣社員の始め方、仕事の探し方
フリーターを辞めて正社員になる『ディズニーサービスの神様が教えてくれたこと』
ここまで書くとどうもぼくが「正社員なんか辞めとけ!」と思っていると思わられるかもしれませんが、そーでもないんですよ(笑)
かの有名なディズニーで働く人たちのやりがいが物語として描かれているのがこの本です。
特に最後の話なんてオチがデキすぎていて、笑っちゃいましたw
夢の国の話だけに、働くことに夢がもてるポジティブな本ですよ。
これから正社員を目指す人は読んでおくとグッとモチベーションがあがりそうです。
フリーターの自分に自信がない人へ
「ホントはもうフリーターを辞めたいけど…」
自信がなくて一歩を踏み出せない人にはミイダス というサイトを使ってみることをおすすめします。
ミイダスは無料で使える転職サイトですが、自分のスペックを入力することでなんと転職後の推定年収がわかります。
これをやることで、
「自分でもちゃんと稼げるんだ!」
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