「はてなブログで書いた記事がGoogle検索に出てこない!」
ブログのアクセスアップを狙う時、Googleにじぶんのブログが表示されるか否かは極めて重要です。
はてなブログは一般にSEOに強いと言われますが、どうやらインデックスが不安的で苦労している人も多いよう。
特にサイトマップ送信については適切なURLで送信することが重要です。
そこでこの記事では、わたしが実践しているインデックスを促す施策をご紹介します。
そもそもインデックスとは?
インデックスとは、Googleが「あなたの記事、認識したよ!」ということ。
インデックスされなければ検索結果に記事が表示されることではありません。
しかし、インデックスされたからといって必ずしも検索順位の上位に表示されるとは限らないので注意が必要です。
記事の質が(検索ユーザー的に)低ければ、上位表示はされません。
インデックスされているか否かを調べるには、まずは自分のブログをサーチコンソールに登録しましょう。
関連ページ:ブログの詳細設定ページ - はてなブログ ヘルプ
サーチコンソールに登録してほどなくすると、じぶんのブログのインデックス状況(カバレッジ)がわかります。
はてなブログで運営しているわたしのブログのインデックス状況
現在、このブログでは594記事が公開されています。
サーチコンソールで「カバレッジ」の項目をチェックすると、インデックスされているページ数をみることができます。
インデックスされているページは今現在で、585ページでした。
すべてがインデックスされているわけではないですが、妥当なラインだと思います。
適当に書いた短文記事もたくさんあるので(笑)
(ちなみに「除外」が多いのはAMPを使用しているためです)
っというわけで、「はてなブログは、インデックスされないわけではない」とわかると思います。
では、以下では実際にわたしがやっているインデックスを促す施策をご紹介します。
はてなブログでインデックスを促す方法
サイトマップを送信する
この場合の「サイトマップ」とは、Googleクローラーがクロールしやすい地図のようなものを指します。
人間が見てサイトの全体像を把握するページをサイトマップといったりしますが、違う意味ですね。
サーチコンソールの「サイトマップ」から、サイトマップのURLを指定して送信します。
わたしが送信しているサイトマップのURLは以下の3つです。
- sitemap_index.xml
- rss
- feed
特に重要なのは「sitemap_index.xml」だと思われます。
「rss」と「feed」はいくつかの最新記事のみを送信しているようですね。
ブログ全体像のサイトマップは「sitemap_index.xml」です。
はてなブログの場合は、自動でサイトマップを送信してくれないよう。
ですからできれば定期的に手動でサイトマップ送信を行うのが、SEO的には望ましいと思われます。
また送信してすぐに読み込まれないこともしばしば。
その時は再度送信すればOKです。
はてなブログにおけるサイトマップ送信は、WordPressと比べると不安定だと言わざるを得ませんが、インデックス自体は問題ありません。
実際に、わたしの場合も送信さえすれば適切に認識してくれます。
わたしは1週間に1回ぐらい、気づいたときに送信しています。
リクエストを送る
サーチコンソールからインデックスをリクエストすることができます。
画面上部の検索窓に、自ブログの任意のURLを入力。
インデックスされているか否かを教えてくれるので、されていなかった場合はリクエストを押します。
これでもまた、必ずしもインデックスが保証されるわけではありませんが、リクエストできることには間違いないので、インデックスを促したい場合は試してみてください。
また最新記事をインデックスして欲しい時、トップページのURLもリクエストしておくと効果的という話もあります。
これはトップページには最新記事へのリンク(最新記事一覧)が設置されているため。(設置されていない場合は効果がないと思われます)
トップページのリクエスト→クローラーがトップページに来る→リンクからインデックスしてほしい最新記事を辿ってくれる、という流れが期待できます。
インデックスしてほしい記事のURLをリクエストするのと合わせてトップページも試してみてください。
被リンクをもらう
そもそもインデックスされるためには、Googleによってクロールされるされる必要があります。
Googleは世のサイトにクローラーというプログラムを飛ばして、サイトの中身を把握する仕組みです。
そしてクローラーの多くは被リンクを通じてやってきます。
被リンクとは他者のブログ(サイト)から、じぶんのブログに貼られるリンクのこと。
通常、被リンクを獲得するには、誰かがリンクしたくなるような有用な記事を書くのがいちばんです。
それに加えてはてなブログでは固有の機能によって被リンクを獲得することができます。
代表的なのは、
- グループ
- タグ
のふたつの機能。
著しく効果があるとは言えませんが、特にブログ初期においては貴重な被リンクです。
詳しい使いかたは公式ページをご覧ください。
関連サイト:ブログ グループ - はてなブログ ヘルプ
関連サイト:はてなブログ タグとは - はてなブログ
はてなブログはインデックスが遅い?
ちょうどこの記事を書いている時に、長くはてなブログで運営されている「クレジットカードの読みもの」さんがこんな記事を投稿していました。
関連記事:はてなブログ、そろそろ駄目かもしれんね…って話。新規記事を更新から10日以上経過しても、Googleにインデックスされません。 - SONOTA
アクセスが多く、ドメイン運営歴の長い「クレジットカードの読みもの」の新規記事がなかなかインデックスされないという内容。
しかし当ブログではおおよそ2時間から半日で新規記事がインデックスされているのを確認できています。
おそらくクレジットカードの読みものさんのほうが全体のアクセスも多く、被リンクも多いはず。
わたしのこのブログはドメインを作ったのが半年ほど前で、まだまだひよっこです。
にも関わらずインデックスが順調なのは、更新頻度が影響しているのではないかと推察されます。
正確に言うと、新規記事の投稿頻度です。
わたしは今現在、ほぼまいにち投稿しています。
クレジットカードの読みものさんはだいたい月に1回程度の新規投稿で、あとは過去記事のリライトをされているとお見受けします。
Googleは、
投稿頻度が少ない=記事に速報性が少ない
と考えて、新規投稿が少ないサイトのインデックスを後回しにしているのではないでしょうか。
もちろん推測に過ぎませんが、最近のGoogleはクロールを節約したいと考えているようですし、可能性はあるかと思います。
関連サイト:Googleにインデックスされないのは品質の水準が以前よりも厳しくなったためか? | 海外SEO情報ブログ
またサイトマップで言うと、最新記事の場合は「rss」とか「feed」の方を重要視しているのかもしれません。
11月22日7:00に投稿した記事も、おおよそ1時間ぐらいでクロールされ、ほどなくインデックスされました。
その際に読み込まれていたサイトマップは「rss」と「feed」でした。
っといわけで、はてなブログで運営していてなかなかインデックスされない時は、
- サイトマップの送信
- クロールリクエスト
- グループ、タグの利用
- 更新頻度を上げてみる
などを試してみてください。
以上、参考になったらうれしいです。
はてなブログのSEOについてはこちらにもまとめていまので、合わせてご覧ください。
関連記事:初心者もできる、はてなブログでできるSEO対策(検索エンジン最適化)9選。検索エンジンからのアクセスを増やそう