夏が近づくと飲みたくなりますよね、アイスコーヒー!
ところでみなさん、本当にアイスコーヒーを美味しいと思って飲んでます?
冷静に考えて美味しいアイスコーヒーってなかなか飲めないんですよね。
缶コーヒーはとりあえずおいといて、ちょっとよさそうな喫茶店でもめちゃくちゃ苦いか、逆に薄かったり。
しょーがないからミルクに砂糖入れるか・・・ってそれじゃアイスカフェラテで良くない!?
アイスコーヒーは日本ならではの飲み物らしいですが、その実あんまりレベルは高くありません。
一番の問題は氷が溶けだして味が薄くなること!
抽出の問題も多々ありますけども、まずはそこをクリアしたい。
そんなわけで考えてみました。
「アイスコーヒーの氷を(なるべく)溶かさないで美味しく飲む方法」です。
①固い氷を使う
まずは溶けにくい氷を使いましょう。
溶けにくい氷を「固い氷」なんて表現します。
固い氷を作るには普通の冷凍庫より少し高めの温度をキープしてゆっくり凍らせることです。
多くの場合
- ボールに水を入れる
- ボールごと発泡スチロールに入れて冷凍庫へ
- 6時間ほどたって半分くらい凍ったら、まだ凍ってない水を捨てる。これは不純物の入ってない純水から順に凍っていくためです。
- 水を足し、再び発砲スチロールに入れ冷凍庫へ
- 8時間ほどで完成!
といった手順でつくるそうです。
うん・・・・。
めんどくさい!!
とてもじゃないけど家庭で再現性はないですね。
ただ簡略化した手順でも自動で作るキューブアイスより固い氷をつくることができます。
ボールに水を入れて、冷凍庫で凍らせる。
ただこれだけでも幾分上等な氷になります。
中央に不純物がたまるので、その部分は捨てちゃいます。
余裕があったら、途中で水を捨てて足す肯定もやると、さらにきれいな氷になりますよ。
氷を砕くには安全のためアイスピックを使ってください。
この氷があればちょっとはゆっくりアイスコーヒーを楽しめますねぇ。
②コーヒーの氷を使う
そもそも溶けだす氷がコーヒーだったら・・・・?
味は薄くなりません。
ぼくがたまにいくカフェでもこんな感じのコーヒー氷のアイスコーヒーを提供してくれます。
単純にコーヒーを凍らせるだけですから、簡単っちゃ簡単です。
ある時に多めに抽出しておいて氷の用のコーヒーとして使うのが良いかもしれませんね。
③グラスを工夫する
次に考えられるのは氷を溶かさなきゃいいって話。
そのためにはグラスを工夫しましょう。
例えばアイスコーヒー用にこんなグラスが売っています。
二重構造になっていて外の熱が伝わりにくい設計になっています。
そのため結露もしにくいので、何かと使い勝手が良いんですよね。
グラスにしてはちょっと高いんですが、見た目も良くて欲しくなりますねぇ。
ぼくはこれを使ってます。
これはアレです「氷を入れて一晩おいていても中の氷が残っていた!」という宣伝文句が有名なやつです。
真空断熱の二重構造なので冷たさが続きます。
当たり前ですがどちらもアイスコーヒー以外にも使えます。
ボダムはカクテルやウィスキー、サーモスはビールを入れるのに適しているので、お好みで選んでみてください。
④水だしコーヒー
さてアイスコーヒーが不味い原因に、抽出した(ホット)コーヒーを氷で急冷する工程の難しさがあります。
コレやってみるとわかるんですが、結構難しい。
狙った濃さにするのは至難の業です。
そこで水出しコーヒーの出番です。
水で入れるので失敗しにくい。
実は特別な器具はいらなくて、こんな感じの保存瓶でもあればOKです。
どの家庭でも似たようなものはありますよね。
これに水と挽いたコーヒー豆(アイス用)を入れて6~8時間、冷蔵庫で置きます。
最初に軽くワシャワシャとふってあげるとよいかな?
抽出されたらあとはドリッパーで濾すだけです。
簡単で安定した味がつくりやすいですよ。
大量に作りたい場合はこんなアイテムも売ってます。
まとめ
そんなわけでアイスコーヒーの氷について考察してみました。
ご家庭で導入しやすいものを選んで試してみてください。
この夏はぜひ美味しいアイスコーヒーをどうぞ!