中央線、武蔵境駅からほど近いところにある老舗の銭湯「境南浴場」。
武蔵境に引っ越して1年、なんども通わせていただきました。
常連、というと他の常連さんから失礼ですが、わたしなりの「境南浴場の楽しみ方」をご紹介したいと思います!
地元の方はもちろん、銭湯巡りで遠方から来られる方の参考になったらうれしいです。

天然水の水風呂
こちらの水風呂は地下から汲み上げた井戸水。
武蔵野市って水が豊かな土地なんですね。
引っ越して気づいたんですが、水道局も東京都とは別。
武蔵野市は武蔵野市で水を調達しています。
武蔵野台地に染み込んだ地下水はまろやかで、ベテランサウナーにも評判が良いそう。
水風呂は2m四方ぐらいで広さ十分。(男湯)
大人ふたりが足を伸ばしてくつろげるくらいです。
水温は19℃〜21℃くらいですね。
地下水なので、季節によって微妙に違います。
熱い風呂は交互浴に効く
そしてお風呂の方は、けっこうな熱風呂です。
いつ行っても、45℃近くになっていますね。
個人的に風呂45℃、水風呂20℃なら交互浴が効く。
サウナだともうちょい水風呂が冷たいほうが好みかなぁ。
ただ熱風呂での交互浴は、体に負担が大きいので、そこはちょっと気を使ってほしいです。
立ちくらみを防ぐため、風呂からあがるときに、急に立ったりせず、段差に腰掛けながらゆっくり立つ。
また水風呂に入るときも、足→背中→心臓→頭と掛水をしてから入る。
わたしはそんな風にマイルドに温度差を味わっています。
地下水のおかげなのか、けっこうな「ととのいパワー」がある気がします。
休憩イスはないので、カランの前で少し座る。
時計も浴槽から見えやすい位置にあるので便利です。
サウナは瞑想系…
サウナはテレビなし、ラジオなしで5〜6名くらいが入れる小さいサイズです。
部屋全体に木のぬくもりがあり、時計も砂時計なアナログ空間。
看板で「北欧サウナ」を謳っていますが、なるほどたしかに森の国を思わせる雰囲気ですね。
ちかごろ瞑想とかマインドフルネスが流行っていますけど、
余計な「情報」がない境南浴場のサウナは、瞑想にもマインドフルネスにもぴったりかもしれません。
夕方、裸のお相撲さんを裸の男たちと見るシュールなサウナも好きですが(笑)、このご時世ですし、静かに入るにはぴったりのサウナです。
シャンプーとボディソープは無料。掃除がめっちゃ丁寧
リンスインシャンプーとボディソープは、カウンターで使い切りタイプを無料でもらえます。
たださすがにそこまで質の高いものではないので、体に合わない人は合わないかな。
わたしはいつもシャンプーは持参してます。
いつも開店の16:00頃に行くのですが、毎回驚くんですよ。
浴室の床がまったく滑りとか湿り気とかなくて、キュッキュッキュッとしてるんですね。
すごくきれいなんです。
とにかく掃除がきれいで丁寧な印象。
脱衣場やロビーもきれいだし、銭湯初心者にもおすすめできます。
あと浴室のタイル絵も好き。
ふつうは富士山ですけど、境南浴場は火の鳥(鳳凰)なんですね。
火の鳥といえば、「再生」とか「永遠の命」の象徴です。
なるほど、お風呂に浸かって「生き返る〜」ってことか?と勝手に解釈してます(笑)
「今日はしっかりあったまるぞ〜」って気分が後押しされるようで、なんか好きなんです。
営業時間が短め
多くの銭湯は15:00オープンが多いですが、境南浴場は16:00から。
また閉まるのも11:00なので、少し営業時間は短めですね。
また金曜日定休も珍しい。
遠方から来られる方は注意してください。
公式ツイッターで積極的に発信されているのでチェックするのをおすすめします。
以上、「境南浴場の楽しみ方」をご紹介しました!
もっぱら開店と同時にはいって、きれいな浴室を楽しみながら、交互浴にいそしむのがパターンになっています。
武蔵境には他にもお湯どころがあります。
おすすめは武蔵境駅から無料シャトルバスで行ける「深大寺 湯守の里」。
こちらも良いところなので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
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