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ミニマリストの暮らしログ「シンプルログ ドット ミー」

【DIY】ワンバイフォーとラブリコで突っ張る柱を作って、棚を設置してみました!(+有孔ボードで壁)

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ラブリコワンバイフォーでDIYした棚

コーヒーグッズを置く棚を作りました!

 

ワンバイフォー材ラブリコで柱を立て、その上に有孔ボード(パンチンクボード)を。

 

今回はかなりイメージどおりにできました。

 

ラブリコは木材を突っ張り棒のようにするアイテムです。

 

「賃貸DIY」で人気のアイテムですね。

 

ご覧のような棚を作ることが出来ます。

 

DIYに興味がある人ならラブリコにチャレンジしたい人は多いと思うので、

 

  • 材料と費用
  • 作り方
  • 注意点

 

などをご紹介します!

 

なお、こちらはワンバイフォー(1×4)を使ったDIYです。

 

ラブリコはツーバイフォー(2×4)のほうが有名ですので、そちらの情報とお間違えないようお願いします。

 

ツーバイフォーのほうが太いので、もっと強度のある棚(壁)をつくるときに用います。

 

今回はダイニングテーブルの上に軽いコーヒーグッズを置く棚を作りたかったので、ワンバイフォーにしました。

 

使った材料と費用

ワンバイフォー材

ラブリコアイアン(ワンバイフォー用)
  • ワンバイフォー(ホワイトウッド)×2 720円
  • ラブリコアイアン(ワンバイフォー用)×2 3,146円
  • 有効ボード 3,058円
  • ワトコオイル ダークウォルナット1l 2,880円
  • 木材カット代 約200円
  • L字金具×4 416円
  • 木ネジ(ビス) 数百円

合計 10,0420円

 

1万円を超えていますが、ワトコオイルは以前に購入したもの。

 

今回のDIYで1リットルも使いませんし、塗料は好きなモノでOKです。

 

有孔ボードを打ち付けるビスも、以前から使っていて余っていたもの。

 

正確な金額は忘れてしまいましたが、数百円です。

 

ワンバイフォー材の種類はいちばん安く、定番のホワイトウッドですね。

 

コストパフォーマンス的に悪かったのは有孔ボードでしょうか?

 

3,058円で1,820×910のサイズを購入した上でカットしてもらう必要があり、けっこうな面積を廃棄することになりました。(カットで余る材はホームセンターで引き取ってもらえます)

 

それでも有孔ボードを使ったのは、棚受けを設置するときに並行をとりやすいとおもったから。

 

フックを抜き差しして、その時のじぶんが使いやすいようにカスタマイズできるのもメリットですね。

 

また以下の材料も使いました。

 

あってもなくてもよい材料

  • 焼き杉板(棚板用) 1,358円
  • 有効ボード用フック×2 940円
  • ランプ(IKEA ヘクタル) 1,499円 
  • ミラー(IKEA フレック) 999円
  • マルチタップ 1,628円
  • 布(ダイソー) 100円

合計 6,524円

 

このへんは「お好きにどうぞ」の材料です。

 

コーヒーをドリップする時の手元を明るくしたいので、ランプを使ったのがこだわりポイント。

 

また使った道具としては

  1. ドライバー
  2. ヤスリ
  3. 布(塗装時に使う)
  4. レーザー距離計
  5. メジャー

だけです。

 

音がうるさい電動工具の類はいっさい使わずに作れます。

 

太いツーバイフォーだと電動ドライバーがあったほうが良いと思いますが、ワンバイフォーなら手軽ですね。

 

作り方

設置場所の採寸

まずは採寸。

 

設置したい場所の空間をしっかり測らないと、ラブリコで柱を立てることはできません。

 

天井までの高さを測るうえで、レーザー距離計の使用を強くおすすめします。

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レーザー距離計

 

特にひとりで作業することの多い賃貸DIYだと、ふつうのメジャーを使って正確に測るのは困難

 

木材はホームセンターでカットしてもらうわけですけど、カットが不正確だと後がたいへんです。

 

賃貸アパートは騒音の問題で木材を室内でカットするのは難しい…。

 

長くとってしまった場合、あとから修正できません。

 

だから最初の採寸が命で!

 

ワンバイフォー用のラブリコアイアンは、床(今回はテーブル)から天井までの高さ−75mmのワンバイフォー材を用意する必要があるので、より正確な採寸が求められます。

 

っというわけで、レーザー距離計の力を借りましょう。

 

設置前はなんとも殺風景な壁でした。

設置前

採寸ができたら、このコーヒーグッズが置いてあるテーブルの上に柱を立てていく作業からはじめます。

ワンバイフォーをヤスリがけ&塗装

所定の長さの木材とラブリコを調達してきたら、ヤスリがけ&塗装。

 

塗装をどのていどのクオリティにするかは好みの問題です。

 

キレイにかっこよく塗りたい人は、二度塗りとかウェットサンディングとかしますね。

 

わたしはざっとヤスリがけして一度塗り(笑)

 

また最終的に見える面だけ塗装するというズボラっぷりです。

ラブリコをワンバイフォー材にビスどめ

塗料が乾いたら、ワンバイフォー材にラブリコをつけていきます。

 

ラブリコには専用のビスが付属していますし、サイズはもちろんピッタリなので取り付けがすごくかんたん。

 

下部につける衝撃とズレを防ぐパットにも、あらかじめ両面テープがついています。

上部にはアジャスターを

下部にはパットを

しっかり接続できたら、次は設置です!

ワンバイフォーを所定の位置につっぱらせる

もっとも気を使ったのはこの工程でした。

 

実は最初に言っておかないといけなかったのですが、ラブリコを設置する場所は天井と床の強度を確認する必要があります。

 

ラブリコの失敗談のひとつに

 

「つっぱる力に負けて、天井が抜けてしまう」

 

というのがあるそうです。

 

ですから、つっぱる位置は「梁」が通っている場所が望ましい。

 

しかし素人にはどこが梁で、強度があるのかわかりませんよね?

 

わたしもわかりませんでした(笑)

 

プロは音で確認したり、専用の道具を使ったりするそうです。

 

ラブリコの説明書にも、

天井と床の強度を確認してください

とだけあり、どうやって強度を確認して、どの程度ならOKなのかは明記してありません。

 

おおむね、壁際なら問題がないことが多いみたいなので、わたしはとりあえず設置してみました。

 

でも心配だったので、設置してから2、3日そのままで様子見(笑)

 

結果、天井が傷んだり、つっぱりが過度に緩むこともなかったので作業を再開します。

 

柱の設置作業それ自体は難しくありません。

 

上部の天井との設置部分をおさえながら、支柱の穴にドライバーを通して回してあげるとつっぱります。

上部を抑えながら回す

「軽くつっぱらせて微調整」を繰り返しながら作業すると、ひとりでもできました。

 

あとは柱を水平(垂直)に設置することにも気を配る必要があります。

 

前提として、材を購入するときに歪みがないかをチェックすることも大切です。

 

また微調整は水平器を用いるのが望ましい。

 

わたしはとりあえずスマホアプリの水平器を使用。

 

あとは目視で(笑)

 

で、ワンバイフォーはこのように設置しました。

ワンバイフォー設置

おそらくワンバイフォー(またツーバイフォー)でも、壁に対して並行(平ら)に設置することが多いはずです。

 

でも、わたしは突き出るように設置しました。

 

このほうが多少は倒れにくいと思ったのと、最終的に壁の後ろになるコンセントを使いたいと思ったからです。

 

ご覧のようにマルチタップを差し込んでありますが、これでワンバイフォーを平らに設置してしまうとコードが圧迫され、安全上あまり良くないだろうと。

 

要は設置する壁と元の壁の間に、すこし空間を設けたかったというわけです。

有孔ボードの設置

柱に問題がなかったので、いよいよ壁を作っていきます。

 

ホームセンダーで有孔ボードを購入して、所定の大きさにカットしてもらいます。

 

今回はひとりで作業しやすいように、3枚にカットしてもらいました。

有孔ボード

有孔ボードの素材はラワン材というもの。

 

ベターな材料だそうですが、塗料が染み込みやすい特徴があるそうです。

 

これまでワトコオイル(ダークウォルナット)をホワイトパインやアカシアに用いてきましたけど、いちばん濃い黒になりました。

 

あまり堅い木材でもなかったので、ドライバーでビス止めする際も苦労はありませんでした。

ワンバイフォーの柱にビスで止めていく

ビスは有孔ボードにあらかじめ空いている穴を通さないほうが強度がでる感じでした。

1枚設置したところ

最上部のアジャスター部分は露出させています。

 

見た目的には隠したほうが良いし、実際に隠す人も多いそう。

 

でもときどき締め直してやる必要があるので、公式には露出させることを推奨しています。

 

そして3枚のうち2枚をとめたところで、やっぱり振動(地震)が心配になり、L字金具で下部をテーブルに固定することに(笑)

けっきょく固定しちゃう

「だったらもう突っ張る意味が…」という気もしますが、差し当たっては気づかないふりをしたいと思います。

 

ウチは大きいトラックが前の道路を通るとすこし振動する古い物件なので、ちょっと心配なんですよね…。

 

しかしこれで前後左右にも倒れにくくなったと思います。

 

そして3枚目も打ちつけ。

3枚、完了

下部はマルチタップを布で隠すことにしました。

 

ダイソーで買ったカットクロスという商品を使用。

電源まわりを布で隠す

マルチタップは個別に通電を切れるものを購入。

 

長期不在時は切るようにします。

 

これで9割完成!

 

ランプ、ミラー、棚を設置する

あとは有孔ボード用のグッズを使って、好きに収納をつくれば完成。

 

むかって左側にIKEAで買ったウォールランプ「ヘクタル」をつけました。

IKEAのウォールランプ

ウォールランプをビス止め

かんたんに取り付けられる…と思ったんですが、背面にちょっとでっぱりがあり、意外と作業しにくかったです。

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ヘクタルの背面。ネジがでっぱっている

プレート部分が壁にピタッとつかないので、すこしガタつく。

 

なので、有孔ボードを止めたビスとはまた別の長いビスを使用しました。

 

ワンバイフォー材に深くねじ込むことでガタつきなく、ちゃんと固定できました。

 

右側にはIKEAのミラー「フレック」を設置。

IKEAのミラーフレック

ミラーをビス止め

アームが伸縮するスグレモノです。

 

我が家は独立洗面台がない古いアパートなので採用しました。

 

フレックの取り付けは自前のビスでかんたんでしたね。

 

そして有孔ボードフックをいくつか購入してきて、これまたサイズを測って、ぴったりの木材をホームセンターで買ってきます。

 

フックは棚板を支える部分の奥行き(長さ)が165mmのモノを選びました。

 

棚板は奥行き150mmにしてみました。

 

すこしスキマができますけど、特に危ない感じはしないですね。

フックと板の間。多少のスキマ

こんな感じで、一応の完成です!

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完成

狙い通りドリップ中に手元が明るくなって、ますますコーヒーが楽しくなりそう。

 

ワンバイフォーをつっぱらせる工程はハラハラしましたが、なんとか完成できて良かった。

 

今のところ、安全上の問題もなさそうですね。

 

【感想】「ラブリコは初心者むけ」ではないと思った

このようなラブリコを使ったDIYは、比較的に初心者向けという感じで紹介されていることが多いと思います。

 

ご多分に漏れず、わたしも初心者。

 

でも実際に作ってみると、

  1. ワンバイフォー材の歪みを調べる
  2. 床、天井の強度を調べる
  3. 柱の傾きを調べる

といったスキル、または道具が必要でした。

 

これらは率直に言って、初心者向けではない気がします。

 

正確に強度を調べるなら、「壁下地チェッカー」のような道具も必要ですし、スマホアプリより正確な水平器もできればほしいところでしょう。

 

つっぱる力を分散させるために天井に板を挟むなど対策はあるようですが、作業は難しくなり、ひとりだと大変そう。

 

っというわけで、ラブリコをまだ何も作ったことがない完全なDIY初心者さんだったら、とりあえず誰かスキルのある人に相談するのをおすすめします。

 

あるいは作業を手伝ってくれる人を見つけると安心だと思います。

 

特に賃貸DIYはじめは小物とか、難易度の低いものからはじめるのがおすすめですよ。

 

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