「暮らし」に関する
- エッセイ(フォトエッセイ)
- 小説
- マンガ
をご紹介します!
いちばん実用性があるのはエッセイだと思います。
「おしゃれな暮らしを参考にしたい」
「今すぐ片付けたい」
「快適で過ごしやすい部屋をつくりたい」
そんな希望がある人は、まずエッセイから読んでみるのがおすすめです。
小説やマンガは知識の量では劣りますが、やる気をもらえます。
ぜひ、興味のある本から読んでみて下さい!
おすすめ「暮らし」のエッセイ
部屋づくりの教科書「本当に心地良い部屋」
ミニマリスト筆子さんの著書です。
そのタイトルにあるとおり、ズバリ快適な部屋の作り方を教えてくれます。
「快適な部屋」の定義をしっかり定めてくれるので、迷うことなく突き進むことができる。
実用性で言うと、今回紹介する本の中ではいちばんあると思います!
関連記事:ミニマリスト筆子さん『本当に心地いい部屋』書評。部屋づくりの教科書!
魅力的なひとり暮らし「OKUDAIRA BASE 自分を楽しむ衣食住」
暮らし系YouTuberとして人気の奥平眞司さんの著書です。
2022年現在は奥さまとふたり暮らしをされていますが、この本はひとり暮らしの時代。
自炊やDIYを身の丈で楽しむ姿が写真とともに綴られており、その様子は多くの人に参考になります。
きっと誰にでも真似しやすい暮らしであり、実際にわたしも真似しました(笑)
また数少ない男性による暮らし情報の発信は貴重。
なので、ぜひ男性にも読んでみてほしい1冊です。
関連記事:奥平眞司さん『OKUDAIRA BASE 自分を楽しむ衣食住』を読みました。男性ひとり暮らしの生活をのぞく
伝説の家政婦の暮らし「ちょっとフレンチなおうち仕事」
テレビでも「伝説の家政婦」として人気のタサン志麻さんの著書。
フレンチと言われると敷居が高そうですが、この本のポイントは”ちょっと”の部分。
ふつうの暮らしにちょっとフレンチのエッセンスを加えるイメージなので、実は取り入れやすい。
またその暮らしやものの考え方も、あんがいおおざっぱ(笑)
きっとそのかんたんさとおしゃれさの両立が、志麻さんの人気の秘密なんでしょうね。
関連記事:タサン志麻さんの『ちょっとフレンチなおうち仕事』がとっても良い本。全大人におすすめ!
コーヒーのある暮らし「CAFICT」
コーヒーに関するYouTubeで人気のくぼた まりこさんの著書。
ちょっと偏見ですけど、いわゆる「暮らし系」っぽい人たちって、ほぼ100%ドリップコーヒーをお家で淹れますよね(笑)
ちなみにわたしもです(笑)
でもやっぱり、片付いた部屋でゆっくりとコーヒーブレイクをたのしむのを目標にしている人は多いはず。
この本はコーヒーの基本的な知識と、それをどのように暮らしに取り入れるかをやさしく語ってくれています。
暮らし中での、優雅なコーヒーブレイク。
その目標を支えるには最適な1冊だと思います。
関連記事:『CAFCIT コーヒーと暮らす。』を読みました!どんな風にコーヒーを楽しんでる?覗き見しよう
人生を変えた「minimalism 30歳から始めるミニマル・ライフ」
今まさに「暮らしを変えたい!」いや「人生を変えたい!」という人に読んでほしい本です。
少ないモノで暮らす「ミニマリスト」になっていく過程で、人生を好転させていく二人の男性の物語。
初版が刊行した2014年当時は、ちょうどミニマリストがブームになりはじめた頃ですね。
「ミニマリストってイイよ!」
そんな新鮮な衝動が詰まっている本なので、読むとやる気をもらえます。
また著者の二人はブロガーで、この本もブログ記事を再編集したのがメイン。
ひとつひとつが文章が長すぎず、読みやすいのもおすすめポイントです。
関連記事:ザ・ミニマリスツの『minimalism 30歳から始めるミニマル・ライフ』を読みました。熱い気持ちに溢れたミニマリストのバイブル
一服の清涼剤「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」
おなじみ人気お笑いコンビ、阿佐ヶ谷姉妹の本です。
とても良く売れた本なので、ご存知の人も多いと思います。
その内容は決して「役立つ」ものではないけれど、やさしく、やわらかで、可愛げに溢れています。
それこそ理想の暮らしに近づいたそのときに、この本をゆっくりと読んでみてほしい。
とっても良い気分になれること請け合いの良書です。
関連記事:人気お笑いコンビ阿佐ヶ谷姉妹のエッセイ『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』。ゆったり時間を過ごしたい時に読みたい
おすすめ「暮らし」の小説
お金についてライトに学ぶ「三千円の使い方」
刊行からしばらくたって人気に火がつき、ベストセラーになった小説です。
暮らしとは、何も目に見えるものばかりじゃなくて、むしろふだんは目に見えない「家計」こそが、暮らしを支えているものですよね。
暮らしについて考えれば考えるほど、いづれはお金について考えることになる。
そう考えた時、小説でライトにお金についての話を聞くことは、そのとっかかりとして最適だと思います。
この小説はいわゆる文学作品のようなむずかしい表現はありません。
誰にでもわかりやすいかんたんな言葉で書かれているので、日本映画というよりは民放ドラマを観るような感覚で読むことができますよ。
関連記事:『三千円の使いかた』書評レビュー。お金の貯め方が楽しくわかる小説です
断捨離小説「人生オークション」
こちらも「三千円の使いかた」と同じく原田ひ香さんの小説。
2つの短編からなっており、そのひとつがタイトルになっている「人生オークション」です。
のっぴきならない事情があり、一人暮らしすることになった中年女性。
気づけば部屋には不用品ばかり…。
姪っ子といっしょにネットオークションでそれらを売っていきます。
その過程でじぶんを見つめ直していくストーリー。
経験者はわかると思いますが、断捨離とはたんに部屋が片付くだけでなく、心のめんでも良い効果があるもの。
その効果がストーリーとしてわかりやすく綴られています。
おすすめ「暮らし」のマンガ
暮らしを整える「しあわせは食べて寝て待て」
主人公は30代の女性。
免疫系の病気を抱え、フルタイムで働くことができなくなってしまい、家賃の安い団地に引っ越してきます。
体力も、気力も、お金もない…。
そんな中で、ひょんなことで出会った薬膳をきっかけに、少しずつ生活を整えていくストーリー。
その内容だけでなく、卓越したマンガ表現がすばらしく、ひとつの作品としてクオリティが高いと思います。
お笑いコンビ麒麟の川島さんが「アメトーーク!」で紹介したことでも有名です。
関連記事:マンガ『しあわせは食べて寝て待て』を読みました!ゆるふわ薬膳を楽しむマンガ
新生活を妄想「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」
主人公は双子の不動産屋さん。
吉祥寺に部屋探しにやってくるお客さんを、むりやり他の街に連れ出してプレゼンします。
根本から「暮らし」を考えると、部屋選び(家探し)は避けて通れませんよね。
この漫画ではいろんな部屋が紹介されているので、リアルに部屋探しの参考になります。
また東京のいろんな街が登場し「ここで暮らしたらどうなるんだろう?」と妄想が膨らむ。
今はテレワークも普及して、かつてより部屋選び、街選びが自由な人も多いと思います。
新しい生活を探している人におすすめですよ。
関連記事:引っ越しマンガ『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』住む街を選べる、東京の楽しさがいっぱい
生活力をきたえる「低年収新婚夫婦の月12万円生活」
タイトルそのままの内容!
なんだかんだで「そこまで低年収ではない…!」という人も多いでしょう。
けれど、どれだけお金があったとしても、けっきょくすべてを買うことはできません。
どんなにお金持ちでも、モノを選ぶこと、暮らしをつくることは必須科目。
そう考えると、低年収ほうがかえって「選ぶ力」が鍛えられるフシもあります。
このマンガが夫婦をみると、責任をもって選ぶことが幸せに繋がるんだぁとしみじみ感じました。
関連記事:『低年収新婚夫婦の月12万円生活』を読みました!生活力すごっ!