「暮らし」に関する情報ってほとんどが女性向けですよね。
でもこれからの時代、男性こそ「暮らし」に目を向ける必要があると思うんです。
働き方改革が叫ばれて久しいですが、労働時間が減ったあとに待っているのはなんでしょう?
それはおうち時間ではないでしょうか?
くしくも、わたしたちは新型コロナウィルスが猛威を振るうなかで、テレワークや時差出勤などなかば強制的に働き方改革を体験しました。
そして比例して増えるおうち時間に向き合わざるを得なくなった。
つまり「暮らし」は男性にも女性のも、喫緊の課題として浮かび上がってきているのです。
が!
男性にはそれを学ぶ教材がない…。
っということで、この記事では「男性におすすめしたい暮らしの本」をご紹介します。
旦那さんに彼氏に読んでほしい。
もちろん自分でも。
暮らしを楽しくするモチベーションが上がる本をセレクトしました。
いちばんおすすめ「OKUDAORA BASE」
暮らし系Youtuberというジャンルで人気の奥平眞司さんの本です。
まさに男性が書いている本なので、同性にとってはいちばんとっつきやすい。
男って凝り性じゃないですか?
料理好きの男性は多いですが、すごく手のこんだ料理をするのは良いけど、片付けの事は考えてない…。
予算も毎日の自炊と考えると、ちょっと高かったり。
つまり男性も「暮らし」のようなことはするけれど、それはあくまで趣味という人が多かったんですね。
奥平さんの生活もたしかに趣味的、遊び的な要素はたくさんあります。
DIYをしたり、土鍋でご飯を炊いたり…。
けれど、奥平さんは洗い物を放置したりしません(笑)
もちろん、掃除も自分でやります。
あくまで毎日の「暮らし」のなかで、自分なりに楽しさや過ごしやすさを追求している姿がとても魅力的なんですね。
これを読めば、自炊や掃除、インテリアなど暮らしのおもしろさに気づけるのではないでしょうか。
もちろん動画もおすすめです。
人気なのはこちら↓
わたしは奥平さんの影響で、彼がよく足を運ぶという吉祥寺にあるキッチン道具店「だいどこ道具ツチキリ」さんにたまに行くようになりました。
この前言ったら、このジャンルのお店にしては珍しく、男性のお客さんが多かった。
もしかしたら奥平ファンの聖地になっているのかも知れません(笑)
男性に読ませるなら、とりあえずいちばんにおすすめしたい暮らし系の本ですね。
関連記事:奥平眞司さん『OKUDAIRA BASE 自分を楽しむ衣食住』を読みました。男性ひとり暮らしの生活をのぞく
テレビでも人気の志麻さん『ちょっとフレンチなおうち仕事』
NHKプロフェッショナルはじめ、さまざまなテレビ番組で人気のタサン志麻さんの本です。
志麻さんの料理はぜつみょうに「できそう」なところが素晴らしい。
そして、見栄えも良いんですよね。
「憧れ」と「日常」が絶妙なバランスで成り立っていると思います。
その手際もすごく合理的で、おおざっぱで良いところは大胆に、でもポイントを抑えているから美味しい。
よくよく見ると、志麻さんの家事や料理はすごく理論的だなぁと思います。
この「理論的」な部分が男性にも性に合うのではないかと思います。
なにより志麻さんは家政婦であり、その世界を極めたプロ中のプロなんですね。
その意味では、もはやこの本を読むことで仕事にも活かせそうな気がします。
関連記事:タサン志麻さんの『ちょっとフレンチなおうち仕事』がとっても良い本。全大人におすすめ!
少ない収入で楽しく暮らす「年収100万円の豊かな節約生活術」
働かずに年間100万円の家賃収入だけで暮らしている山崎寿人さんの本です。
人間誰しも、無職になる瞬間が来ます。
定年です。
思えば仕事が与えてくれるものって、給料だけではありません。
人間関係、やりがい、体を動かすことで健康にもつながる。
定年とは仕事からの卒業でありつつも、それらを奪われることでもあるんですね。
山崎さんはある意味で、定年の大先輩。
有り余る時間をどのように楽しく、有意義に暮らしているのか?
その生活がいかんなく披露されているのが本書です。
ですから、これから定年だとか、早期退職をひかえている方にはおすすめの本です。
刊行は2011年とちょっと古いですが、今にも役立つ内容が多いですよ。
関連記事:名著『年収100万円の豊かな節約生活術』。古い本だけど、たまに読み返したくなる理由
以上、「男性におすすめの暮らし系の本」をご紹介しました!
参考になったら嬉しいです。