「ライフスタイル」や「暮らし」に関する情報は女性向けが多いです。
でもこれからの時代、男性こそ目を向ける必要があります。
急速に働き方が変わる今、暮らし方も変わっていく。
そこでこの記事では、
男性におすすめのライフスタイル本
をご紹介します。
もちろん、女性が読んでもおもしろいですし、旦那さんに彼氏に興味を持って欲しい人にもおすすめです。
- 奥平眞司さん「OKUDAORA BASE 自分を楽しむ衣食住」
- 松浦弥太郎さん『いつもの毎日。衣食住と仕事』
- Tommyさん『シンプリスト生活』
- タサン志麻さん『ちょっとフレンチなおうち仕事』
- 山崎寿人さん『年収100万円の豊かな節約生活術』
- ミニマリストのおすすめ本も紹介
奥平眞司さん「OKUDAORA BASE 自分を楽しむ衣食住」
暮らし系Youtuberというジャンルで人気の奥平眞司さんの本です。
この本の刊行時点でひとり暮らしの内容になっています。
まさに男性が書いている本なので、同性にとってはいちばんとっつきやすい。
男って凝り性じゃないですか?
料理好きの男性は多いですが、すごく手のこんだ料理をするのは良いけど、片付けの事は考えてない…。
予算も毎日の自炊と考えると、ちょっと高かったり。
つまり男性も「暮らし」のようなことはするけれど、それはあくまで趣味という人が多かったんですね。
奥平さんの生活もたしかに趣味的、遊び的な要素はたくさんあります。
DIYをしたり、土鍋でご飯を炊いたり…。
けれど、奥平さんは洗い物を放置したりしません(笑)
もちろん、掃除も自分でやります。
あくまで毎日の「暮らし」のなかで、自分なりに楽しさや過ごしやすさを追求している姿がとても魅力的なんですね。
これを読めば、自炊や掃除、インテリアなど暮らしのおもしろさに気づけるのではないでしょうか。
もちろん動画もおすすめです。
人気なのはこちら↓
わたしは奥平さんの影響で、彼がよく足を運ぶという吉祥寺にあるキッチン道具店「だいどこ道具ツチキリ」さんにたまに行くようになりました。
この前行ったら、このジャンルのお店にしては珍しく、男性のお客さんが多かった。
もしかしたら奥平ファンの聖地になっているのかも知れません(笑)
男性に読ませるなら、とりあえずいちばんにおすすめしたい暮らし系の本ですね。
関連記事:奥平眞司さん『OKUDAIRA BASE 自分を楽しむ衣食住』を読みました。男性ひとり暮らしの生活をのぞく
松浦弥太郎さん『いつもの毎日。衣食住と仕事』
松浦弥太郎さんは長らく雑誌『暮しの手帖』の編集長を務められていました。
いわば暮らしのプロ。
その松浦さんのライフスタイルが衣食住を切り口にまとめられています。
特に男性がとっつきやすいのはやっぱり衣(ファッション)の部分。
トラッドな装いをこよなく愛する松浦さんのこだわりが語られています。
松浦さんのメッセージは初見の人にはどこか抽象的でわかりにくいところがあるかもしれません。
しかしこの本はより具体的なモノを軸に語られているので、そのセンスや感性を理解しやすい。
たくさんある著作の中でも、早めに読むのにおすすめの1冊です。
Tommyさん『シンプリスト生活』
ミニマリストならぬ「シンプリスト」を標榜するYouTuberのTommyさんの本。
ただ単に原理的にモノを減らして最小限を目指すミニマリストとは違い、シンプリストは自らの偏愛を大事にします。
そして愛するものをめいっぱい愛するために、他のものを最小限にするライフスタイル。
こだわりのアイテム紹介や、おばあちゃん知恵袋的なアイディアまで、さまざまな暮らしに関する事柄が語られています。
またTommyさんは刊行時点で二人暮らしということで、パートナーとのバランスの取り方も少し語られていますね。
同じように東京で二人暮らししている方には刺さる内容かもしれません。
タサン志麻さん『ちょっとフレンチなおうち仕事』
NHKプロフェッショナルはじめ、さまざまなテレビ番組で人気のタサン志麻さんの本です。
志麻さんの料理は絶妙に「できそう」なところが素晴らしい。
そして、見栄えも良いんですよね。
「憧れ」と「日常」が絶妙なバランスで成り立っていると思います。
その手際もすごく合理的で、おおざっぱで良いところは大胆に、でもポイントを抑えているから美味しい。
よくよく見ると、志麻さんの家事や料理はすごく理論的だなぁと思います。
この「理論的」な部分は男性にも性に合うはず。
なにより志麻さんは家政婦であり、その世界を極めたプロ中のプロなんですね。
その意味では、もはやこの本は仕事にも活かせそうな気がします。
関連記事:タサン志麻さんの『ちょっとフレンチなおうち仕事』がとっても良い本。全大人におすすめ!
山崎寿人さん『年収100万円の豊かな節約生活術』
働かずに年間100万円の家賃収入だけで暮らしている山崎寿人さんの本です。
人間誰しも、無職になる瞬間が来ます。
定年です。
思えば仕事が与えてくれるものって、給料だけではありません。
人間関係、やりがい、体を動かすことで健康にもつながる。
定年とは仕事からの卒業でありつつも、それらを奪われることでもあるんですね。
山崎さんはある意味で、定年の大先輩。
有り余る時間をどのように楽しく、有意義に暮らしているのか?
その生活がいかんなく披露されているのが本書です。
ですから、これから定年だとか、早期退職をひかえている方にはおすすめの本です。
刊行は2011年とちょっと古いですが、今にも役立つ内容が多いですよ。
関連記事:名著『年収100万円の豊かな節約生活術』。古い本だけど、たまに読み返したくなる理由
ミニマリストのおすすめ本も紹介
「ライフスタイル」について学ぶ時、大きな手がかりになるのが「ミニマリスト」というキーワード。
ある意味で極端なその暮らしは、実はじぶんらしい暮らしを作る上でとても便利です。
ミニマリストそのものは万人受けではないけれど、ミニマリスト+αというスタイルは誰にとっても心地良い暮らしになるはず。
ここまで紹介した本と合わせて、ぜひミニマリスト本からそのエッセンスを学んでみてください。
関連記事:おすすめのミニマリスト本10選!読みやすい順に紹介