2017年1月1日に独立して、それからずーっとひとりで働いています。
やっていることはブロガー。
いわゆるプロブロガーってやつなんですが、恥ずかしいですねこの響き(笑)
この商売はまぁ、気楽なもんでしてクライアントも納期もないんです。
もちろん、取材や営業をガンガンしたり、積極的に人と関わるのも可能。
でも、極端に人を避ける働きかたもできるのがブロガーのおもしろいところなんですね。
そしてそんなひとりぼっちの働き方を続けて、もう丸6年になります。
近年はHSPなど、繊細な人が注目されています。
だからたぶん、そんな働き方に憧れている人も少なくないと思うんですよね。
っというわけで、この記事ではわたしの実体験から、
ひとりで黙々と働くメリット・デメリット
をご紹介します!
結論から言うと、あんまりおすすめではありません!(笑)

ひとりで働くメリット
対人ストレスがない
だからこれから数年は続けたいと思っています。
わたしはおそらくHSPが少しあって、怒鳴られたり、怒鳴っているところをみるのも苦手…。
前の職場はバッキバキの体育会系で、ふつうに殴られている新入社員もいました。(今からたった7年前!)
最初は和気あいあいとした職場だったんですけどね。
暴力的なボスが転勤してきてからガラッと変わりました。
で、どうにもこうにも辛くなってやめちゃったんです。
当時のフリーランス月収はたった28,000円でした(笑)
そこからかんたんなバイトと並行しながら、なんとか独立にこぎつけて今に至ります。
あの頃を思うと、ほんとに今は天国だなぁ(笑)
朝の時間が好きなので、なるべく7時までには起床。
カーテンから差し込む光、青空に鳥の鳴き声…。
そんなものを堪能できる気持ちと時間のゆとりがあるのが、ひとりで働くメリットです。
ひとりで働くデメリット
意識を高く保つ必要がある
「ひとりだとダレない?」と素朴な疑問があると思います。
まぁ、ダレますよね(笑)
最初のころは「深夜にカップラーメン食べちゃうもんね〜」っと背徳感のある遊びをしてんです。
でもやっぱり、ほどなくしてすぐに体調が悪くなる(笑)
せっかく自分の心と体を自由にケアできる「ひとりぼっちの仕事」をしているのに、これでは本末転倒と思い直しました。
すると、どんどん健康意識が高まり、規則正しい生活をしだすんですね。
今は7時ぐらいに起床して、すぐに仕事をはじめます。
で、10時ぐらいにもう切り上げる!
昼食を食べたら、昼前にスポーツジムへ。
ジムに行かない日はなるべく10,000歩ぐらいウォーキングするようにしています。
めちゃくちゃ健康的ですよね(笑)
でも、もしひとりぼっちで働きたいのなら、このように心と身体の健康を守る習慣は欠かせないと思います。
っというのも、今の時代はほっといたらめちゃくちゃ不健康だから。
想像してみてください。
仕事を終えた午後、都会の狭いアパートで、ひとりソファに寝転んでスマホでツイッターを見続ける中年を(笑)
ついでにポテチでも食べましょうか。
そんな瞬間が、たまになら良い。
ところがそれが毎日の習慣になると、5年もすれば不健康で偏屈なジジイの爆誕です。
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SNSは無料で、ポテチは150円ていど。
ほとんどタダでゴシップを誰も気にせずに貪れるこの世の中。
豊かさとも言えますが、これは現代の大きなハニートラップでしょう。
ひとりぼっちは「自由」です。
その「自由」という甘美な響きに憧れもするでしょうが、実際に待ち受けているのは「自由」がゴシップやワイドショーに吸い込まれていく虚しい生活。
それを回避するには、じぶんの意識を高く保つしか他ありません。
それはもしかしたら、けっこうストイックかもしれません。
これはホントにシュールな話ですが、規則正しい生活をしたいのなら、逆にフリーランスなんてやらずに会社勤めしたほうが、よっぽどかんたんに健康的な生活を手に入れられそう。
とは言え、わたしのように暴力的な職場に出くわすことがある(笑)
でもだからといって、ひとりぼっち仕事はバラ色ではない。
だからサラリーマン VS フリーランスの二項対立で考えるべきではありません。
もしあなたが今、サラリーマンで暴力職場にいるなら、まずは転職を検討すべきでしょう。
レールの外は自由に思えますが、そこは自分の足で歩かなければいけない世界。
まずはレールを乗り換えることを考えるのが順当だと思います。
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ときどき寂しい
これはもう「にんげんだもの」と言うしかないですが(笑)
生物学的な研究によると、女性は会話で、男性は同じ作業をすることで親睦を深めるそうです。
それでいうと男性はひとりで働くとき、寂しさを感じることが多いかもしれませんね。
わたしはたいがい寂しさに強いほうだと思います。
ここ数年、いわゆる「人脈」はどんどんリセットしました。
なんだかんだ、お金の繋がりだけの関係性って楽しくないと思ったからです。
で、今はクライアント0、ビジネスパートナー0という究極のひとりぼっちワーカーに。
でも正直、ここまでやる必要はないかな(笑)
ただ今はビジネスパートナーを増やそうと思ったら、いくらでも増やせるツールがあります。
だからフリーランスだからと言って、必ずしもぼっち仕事になるわけではありません。
「人脈」の量や質は、じぶんで選ぶことができるでしょう。
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成長が遅い
あとひとりぼっちで働くデメリットと言えば、 スキルや技術の成長が遅いことでしょうか。
切磋琢磨。
仕事仲間やライバルがいたほうが、ひとりで働くより伸びることがほうが多いと思います。
わたしも自分自身、独立してからあんまりスキルが伸びた気がしません(笑)
いや、たぶん伸びている部分はあるんですよ。
でもそれに気づけないわけです。
なんせ、ひとりだから(笑)
他人から自分の仕事を評価してもらわないと、なかなか自分の一般的な市場価値ってわからないものです。
もしかしたら、じぶんの秘めたる才能が眠り続けてしまうかも?
それはひとりで働く上でのリスクかもしれません。
また伸びている実感がないと「このままいたら、どうなるんだろう?大丈夫かな?」という不安が浮かんできます。
まぁ…たぶん、大丈夫です!(笑)
そうなったらそうなったでどうにかすればよいし、できると思いますから。
ひとりで働くコツ「お金は稼ぎ方より、使い方が大事」
たぶん、ひとりで働いている人じゃなくても大事なこと。
特にフリーランスの場合、
稼ぎ方より使い方が大事だ
という感覚は、命綱のように思えます。
どんなに稼いでも、財布の紐が緩んでいると、いつまでたっても安心して生活を営めません。
逆にムダな浪費をせず、必要な投資を続けていると、稼ぐ力は着実に増えていきます。
わたしは体が弱いこともあって、タバコ、お酒はやりません。
ギャンブルもやりません。
関連記事:タバコ 酒 ギャンブルをしない男のわたしが得したな、損したなと思うこと
いろんな嗜好品と縁切り状態になり、他人から見たらきっと「生きてて楽しいの?」状態でしょうが(笑)、きっとこの性質がひとり仕事で生き延びている要因なのでしょう。
人がタバコやお酒に興じているお金と時間を、好きな仕事に投資する。
それは一般的には努力と言えるかもしれません。
ただ言ったとおり努力せざるを得なかったんです。
「ひとりぼっちで黙々と働く」
それを実現したいと思った時、きっと多くの人は、
「食べていけるかな?生計が立つかな?」
と心配になると思います。
でも、お金の使い方を間違えず、健全に生きていれば、なんとか食べていけるとわたしは思います。
少なくとも、自分ひとり分ぐらいはなんとかなるのではないでしょうか。
っというわけで、ひとりぼっちで黙々と働きたいはまずお金の使い方を見直すのがおすすめです。
ひとりで働きたいと思ったけど「逆にストイックだな…」と感じた人も多いと思います。
そうなると、まずはやっぱり環境を変えてみるのが良いでしょう。
ちいさな一歩を踏み出すのはかんたんです!
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