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ブログから「低品質コンテンツ」を削除すべきって本当?しない方が良いパターンも

「検索からのアクセスがない記事を10コ削除しました!」

 

ブロガーさんのそんな報告を見ると悲しくなります…。

SEO対策の一環として「低品質コンテンツを削除しよう」という情報があります。

 

低品質コンテンツとはさまざまな解釈がありますが、スパム記事、内容の薄い記事、検索からのアクセスが少ない記事を指して言うことがあります。

特に「検索からのアクセスが少ない記事」を低品質コンテンツと見なし、削除するのは注意が必要です。

 

その理由を説明していきます。

 

 

「検索アクセスの少ない記事=低品質コンテンツ」と思って削除したら失敗することもある

ECサイト(通販サイト)の話ですが、こんな事例が。

あるECサイトで、売上に貢献していないと判断される情報提供系のコンテンツを削除した。

すると、サイト全体の検索トラフィックが減少(トップページやカテゴリページも)し、EC売上に影響がでるという悲劇がおきてしまった。

引用元:【悲劇】CV貢献してない記事ページを整理 → ECサイト全体の売上が減少【ありがち】

 

なぜこんなことが起きるのでしょうか?

それは「検索アクセス(検索トラフィック)がない記事=いらない記事」と早合点してしまったからです。

 

例えばあなたがジャイアンツファンで「ジャイアンツ応援ブログ」を作るとしましょう。

ジャイアンツの1軍選手のエピソードや裏話、成績を紹介する記事をひとりの選手につき1ページずつ作っていきます。

そしてそれらの個別ページとリンクした「ジャイアンツ1軍選手まとめ」のページを作ります。

サイト構造の説明

まとめ記事と個別記事

さて、この時検索からのアクセスが多いと想定される記事はどれでしょうか?

まずはやはり坂本選手や菅野選手のような人気選手の個別記事になりますよね。

対して、まだ知名度の低い若手選手のページは検索アクセスが少ないはずです。

 

では、その若手選手のページは削除すべきでしょうか?

答えは否、ですよね。

なぜならひとつでも個別記事を削除してしまうと、まとめ記事の根拠が失われてしまうからです。

 

「1軍選手まとめ」と言うのなら、ちゃんと1軍選手が網羅されているのが道理。

検索アクセスだけを見て、まとめ記事を意味的に支える個別記事を削除してしまうと、それは情報として矛盾してしまう。

結果、まとめ記事の信頼性が下落し、Googleからの評価も下がり、アクセスが想定よりも落ちてしまうと。

 

元来、ブログはこのようなサイト構造をとっていないことが多いと思います。

しかし知らないうちにこのようにある記事がある記事の根拠として機能している可能性があるので、記事を削除する前にぜひ考えるべきでしょう。

個人ブログで低品質コンテンツが足を引っ張る可能性は低い

また「低品質コンテンツ」と思われる記事でも、ブログ全体でその割合が少なければ、さして影響がないことが報告されています。

もし、サイト内の 80 % も 90 % ものページが、明らかに誰の役にも立ちそうにない低品質な記事だったり、ウェブにあるコンテンツをコピーして寄せ集めただけのオリジナリティのまったくないコンテンツだったりすれば、それは問題でしょう。
Google が低品質サイトとして認識しそうです。

しかしサイトの規模が大きくなればなるほど、中身が薄そうなページが多少なりともできあがります。
全体として品質を保っているなら、少しくらいの低品質(っぽく感じる)コンテンツがあっても問題にはならないということです。

引用元:低品質コンテンツがわずかに存在していても検索では問題にならない。検索トラフィックがないことは価値がないことを意味しない | 海外SEO情報ブログ

 

例えば100記事が格納されたブログあったとして、98%(98記事)が低品質コンテンツなら、それは残りの2記事の足を引っ張るかもしれません。

ただ一般的にはそのようなパターンの方が稀のはずです。

 

つまりぜんぶの記事を、Google(SEO)の方を向いて書く必要はない、ということ。

初心者ブロガーさんにむけて「日記を書いちゃダメ!」と伝える人がいます。

それは半分正解ですが、半分間違いです。

 

日記100%のブログなら、さっき言ったとおりSEO的に不利なブログになるかもしれません。

でも、数記事にひとつ書くぐらいなら、ほとんど問題は無いんです。

もっというと、日記記事カテゴリーと検索向け記事カテゴリーを明白に分けておけば、ユーザーフレンドリーで良いと思います。

 

余談ですが、わたしたち個人ブロガーが書けるもの、書くべきものって、より日記的なものであるはずです。

正確性が必要なお金や医療に関する情報は、社会から信託された企業(法人)が担った方が良いでしょう。

 

しかしイチ消費者として、あらゆる利権に囚われない素直な批評やレビューは個人にしか発信することができません。

そしてその情報は同じ消費者にとって、たいへんに価値があるものでしょう。

 

そのような個人ならではの発信をするために、日記を書けるセンスがかえって必要に思えます。

検索結果だけを見過ぎて、みすみす法人が発信する情報とバッティングする初心者ブロガーが多く見受けられます。

「低品質コンテンツを削除しよう」という論調も、そうした派生に思えるんですね。

 

たまには思いっきり自分が書きたい日記も書いてみてはどうでしょう?

もしかしたら、意外や意外、その記事に検索アクセスがあるかもしれません。

皮肉なもので、そんなところからアクセスアップのヒントが見えてくることもあるんですよね。

 

っというわけで、「低品質コンテンツだー!」と慌てて削除する前に、

  1. 検索アクセスが少なくても、意味的にブログ内に必要なら削除しない
  2. 割合が少なければ大きな問題はない

とふたつの視点でチェックしてみて下さい。

 

 

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