「やる気がない!」
わかります!
わたしもたいがい腰が重いほうですもん。
そんなわたしが30数年間生きてきて、やっとやる気を出して行動できるコツみたいなものを発見しました。
今まさにやる気なくダラダラとネット見ているあなたにぜひ読んでほしいですね(笑)
すぐやれる環境をつくっておく
20代の頃バンドをやっていてドラムを叩いていました。
ドラム練習のためにやっていたのが、ドラムスティックと練習パッドをいつでもテーブルに置いておくこと。
こうすることで、まず練習スタートのハードルを下げます。
エアコンは起動時にいちばん電気を使うって話、知ってますか?
稼働時はそれほど電力消費していないから、4時間以上使うならつけっぱなしにしたほうが良いそうです。
人間もそれと同じ。
「ヨイショ!」と腰を上げるのが、いちばんめんどくさいですよね。
でもやり始めたらあとは慣性の法則に従って、勢いでやれちゃうもん。
ですから、とにかくはじめやすい環境を整えて置くのが大切ですね。
わたしは今は文筆家なんですが、さいきんクロームブックを購入してこの大切さをひしひしと感じています。
クロームブックって起動がめちゃくちゃ早いんですよ!
3秒で画面が立ち上がって、10秒足らずで執筆をはじめられます。
結果的に以前よりずっと前向きに取り組めるようになりました。
関連記事:日本HP Chromebook 14a を買いましたレビュー。ブロガー、ライターに最適なおすすめノートPCかもしれません
例えばダイエットしているなら、常に運動できるスポーティな服を着ておくとか。
自炊がめんどうなら、調理器具の配置を見直してみるとか。
いちばん大変な「スタート」の阻害要因を探して、取り除いてあげると効果大です。
邪魔されない環境をつくっておく
「明日から運動しよう!」と決めて、いざその時が来て外にランニングに出ようとしたら雨…。
萎えますよね〜。
わたしも経験があるんですが、ランニングをやろうとすると天気にどうしても左右されます。
雨はもちろん、猛暑でもキツいし、寒波ならなおキツい。
これじゃ、5月しかランニングできないです(笑)
だから邪魔されない環境が大事。
具体的にはランニングなら、スポーツジムに入会するのはどうでしょうか?
スポーツジムならいつも安定した気温と湿度の中で運動できるし、水分補給もかんたんだし、終わった後にシャワーやサウナもあったりするし万全。
まぁ、お金の問題は置いておいたとしても、邪魔されないのはものすごく大事です。
バンドをやっていたときは、わざわざ楽器演奏ができる音楽室がある公共施設の近くに引っ越したりしていました。
今も執筆のためにわざわざカフェに行ったりすることがあります。
「スタート時のハードルを下げる」話といっしょですが、毎日淡々と続けられる環境づくりができていれば、続けやすい。
スマホの電源を切る
そしてなにより、この現代社会で邪魔になるのは「スマホ」ではないでしょうか
「やるべきこと」「やりたいこと」をそっちのけでYouTube見てて後悔した…なんてことありませんか?
こんな記事読んでいる人はきっとあるでしょう(笑)
スマホは時間泥棒チャンピオン。
ありとあらゆる方法でわたしたちを釘付けにしようと頑張っています。
まぁ、もちろん便利な部分もたくさんありますよね。
関連したアプリがあることで運動やダイエットを続けられたり、ランニングしながら音楽を聞けたり。
でもニュースが連絡が飛び込んでくるアイテムでもあるので、やっぱり「やる気がない」と悩んでいる人には、ちょっとスマホと距離をおいてみるのをおすすめします。
スマホで自分と関係ないSNSの投稿やネットニュースを見ると「精神エネルギー」を消耗します。
おそらくその精神エネルギーはやる気の源泉になっていると思います。
またネットニュースを見ると、そのニュースに対して何もできない自分にむなしさを感じて、無力感が生まれるそう。
無力感なんて、やる気のいちばん真逆じゃないですか!
対策としてはそれ専用のガジェット、アイテムを導入することです。
例えば読書ならKindleや紙の本。
ランニングやワークアウトにアプリや音楽が必要なら、スマートウォッチが良いでしょう。
わたしも執筆用のパソコンにはエンタメ系アプリはほぼ入っていません。
古いスマホを買って「それ専用」にするのも良いかもしれませんね。
わたしは以前はタブレットとスマホをふたつ持って、
- タブレット→ニュースチェック、SNS
- スマホ→地図アプリ、LINE
と使い分けていました。
関連記事:デジタル断捨離のためにわたしが"あえて"タブレットを買った理由。そしてその効果
今はさっき紹介したクロームブックでチェックすべきニュースを見ているので、ベットに寝転がってダラダラ…ということがなくなって良い感じです。
SNSはほぼ辞めちゃいましたね。
とにもかくにも、わたしたち現代人はデジタルと上手に折り合いをつけていかなければいけません。
きっとわたしたちの世代にとっては生涯に渡って続いていく問題なので、早めに学んでおくと良いと思います。
小さな目標を立てる
「ダイエットには20分以上のランニングが効果的」という話を聞いたことがあります。
ところが運動不足の人にとって20分のランニングってなかなか大変ですよね?
毎日20分走れる人は、毎日10分走れる人です。
毎日10分走れる人は、毎日5分走れる人です。
ですからゼロからのスタートだったら、まずは毎日5分走れる基礎力をつけないとダメ。
これはおおむね、効率を重視しすぎた結果に陥りやすい罠です。
「最適解」とか「正論」は、しばしば現実と乖離しています。
っというか「それができたら太ってねーよ」って話じゃないですか(笑)
だから自分の現実に合わせて目標を調整しましょう。
まずは5分走るところから。
ここでまた効率を考えると「それじゃ痩せないもん」となります。
いや、それでもたぶん毎日続ければ痩せ始める。
大事なのは理想と現実の差ではなく、それをしなかったであろう自分との差です。
たくさんの「理想」が世の中にはあるので、それに合わせて行動しても振り回されて大変。
だからまずは小さな努力を重ねた自分と、何もやらなかった自分の差に着目して、自分を褒めてあげましょう。
そうやって小さな目標を立てて、ひとつずつクリアしていけば、いつかきっと理想に追いつきます。
昔、イチローさんの本で読んだのですが、彼は自分の出した結果に対してしっかり満足するそうです。
これって以外じゃないですか?
イチローさんてなにかいつも渇望している修行僧のようなイメージがありますよね。
でも全くの逆で「満足するから、またやろうとやる気をもらえる」そうです。
それでいうと、やっぱり小さな目標と小さな満足を積み重ねていったほうが、それがご褒美となってすぐに行動に移せる人に変わっていけそうな気がしますよね。
やる気はやってから出てくる
「やり始めたら意外とすぐ終わった」なんて経験だれしもあると思います。
夏休みの宿題とか、その典型ではないでしょうか。
これは科学的に実証されているそうですが、実際のところやる気は始める前にはなくて、やり始めるとどんどん出てくるそう。
この記事を書いているわたしだってホラ、軽い気持ちで書き始めましたが、いつの間にか3,000文字超えてますもん(笑)
こんなに書くなんてぜんぜん想定しませんでした。
つまり行動できない理由をやる気(気持ち)に求めてもダメだと言うことです。
だってやる気なんてないんですから。
「やる気でてこーい」とベットでゴロゴロしていても、やらない限りは一生でてきません。
だから環境に対して行動できない要因を探していったほうが良い。
これまで書いてきたのは、ほとんど環境についてでした。
【結論】「やる気」に頼ってはダメ
学校や会社に毎日やる気満々で行っていますか?
いや毎日かと言われたら、そんなこと絶対にないですよね。
でもなんだかんだで通い続けられている人が多いと思います。
それは社会全体がそういう環境になっているから。
やる気がなくても、ある程度こなせる環境を学校なり会社なりが作ってくれているからです。
学校は誰でも通えるように点在していますし、遠方の人のためにわざわざスクールバスがでる地域だってあります。
これは「やりたい、やりたくない」に関わらず「できる」環境にしておくことがいかに大事かを物語っていると思います。
わたしは完全自由なフリーランスになりましたが、毎日スタバに出社する感じになってますもん(笑)
自由だと堕落するほうが多くて、自分で環境や規律を整えてあげないとダメなんですね。
その時ヒントになるのが、皮肉なもんでこれまで経験した学校や会社の経験です。
人間なんて、そんなもんですよ(笑)
っというわけで「やる気がない!」と悩んでいる人は、やる気に着目するのをやめて、ぜひ環境に着目してください。
なんだか「努力のために努力」みたいな余計にめんどうだと思ったかもしれませんが、なんでも「一日してならず」ですね。
参考になったらうれしいです。