キッチン用の布巾を探していたらこれに出会いました。
ご存知、無印良品から発売されている「セルロースシート」という商品です。
セルロースとは食物繊維の一種だそうで、わたしたちが日常的に摂取しているもの。
このシートのセルロースも、植物由来だそう。
そう聞くと「環境負荷が低いんじゃないか?」と興味がわいたので手に取ってみました。
素材はセルロースと綿なので、たぶんコンポストに捨てて土に返すことができるんじゃないかな(未確認ですが)。
で、使ってみると、すごく便利だったのでご紹介します!
吸水性がばつぐん
わたしはこれを「台拭き」として使っています。
シンクやテーブルを拭くためのふきんですね。
これまでは100円ショップのマイクロファイバーふきんを使っていたんです。
あれはあれで汚れを落とす力が強くて良いのですが、吸水性が悪く、抗菌と言いつつもイヤな匂いが出やすい。
しかし無印の「セルロースシート」なら、サッと水滴がとれます!
片道を拭いただけで、ほとんどの水分を吸収していることがお分かりいただけるでしょうか?
一往復も拭けば、ほとんどキレイに拭き取れちゃいます。
ほんとちょっとしたことなんですけど、かなりストレスが軽減しますよね。
ちなみにパリパリの状態で使うより、水に濡らして絞り、柔らかい状態で使うほうがかえって吸水性があります。
あとは接地面との摩擦がちょうどよく、なんだかやさしい拭き心地。
試してないですけど、雨に濡れた革靴を拭くのにも良いんじゃないかなぁ。
速乾性もばつぐん
使い終わったら、同じく無印良品の「ステンレスひっかけるワイヤークリップ」を使って干しています。
乾くとパリパリになるので、タオルハンガーにかけるよりこの方が良さそう。
この状態で干して、だいたい3時間もすればパリパリに乾く感じでした。
おおむね、ランチの片付けで使って、またディナーで使う時には乾いて清潔な状態で使えるのでは。
常に清潔感のある状態で使えるのは大きなメリットですね。
またマイクロファイバーふきんより、明らかに匂いが出にくいです。
試しに3日間、洗剤などで除菌せずに使ってみましたが、まだ匂いはでないですね(笑)
なお、耐熱性があるので煮沸消毒もOKとのこと。
もし嫌な匂いが出ても、煮沸すれば根こそぎとれますので安心です。
台ふきん以外にも、いろんな用途で使える
情報を調べると、他にも
- 水切りマット
- 鉢植えの下敷き
- 食器用ふきん
- 食器洗いスポンジ
- ぞうきん
など様々な使いかたが提案されています。
3枚1組なので、いろいろな使いかたを試せますね。
無印良品「セルロースシート」の残念なところ
ちょっと不満点を上げるならば、
- サイズ
- カラーバリエーション
のふたつです。
例えば「水切りマットとして使える!」と言われますが、1枚のサイズは一般的なグラスが4つ乗るていど。
これだと、あまり実用性はないと思います。
ふつう、水切りマットはランチョンマットぐらいのサイズが欲しいですよね。
じゃあ、2枚、3枚使えば?と思うのですが、そうすると干すスペースが余計に必要になります。
1枚をフックひとつで干すのと、3枚をフックみっつで干すのとでは、だいぶ手間が変わると思うんですよね。
また多用途なんですが、カラーバリエーションがひとつなので、同時に使っていると「何用」かわからなくなりそう。
できれば白とか黒があったら良いですよね。
でもたぶん、染色しちゃうとコストがかかるし、価格も上がっちゃうのでしょう。
染色剤も環境に悪いかもしれない。
まぁ、油性ペンかなにかでマークを書いておけば、とりあえず間違えず使いこなせるかなと思うので、カラバリについては呑み込みますか(笑)
サイズについて不満を持っている人は多そう。
例えば「大きな1枚」で販売して、あとはユーザーが自由にカットして使うようにしたらどうでしょう?
う〜ん、陳列の幅をとるからむずかしいのかな?
ロール状にして販売するとか?
無印の開発担当者が見ていたら、ぜひ検討してほしいです(笑)
とは言え、ふつうにキッチン用の布巾で使う分にはデメリットも関係ありません。
今使っているふきんに不満がある人は、検討してみてください。
だいたいどこの店舗にも置いてあると思います。
各通販サイトでも購入できます。
わたしが購入した、無印良品のおすすめグッズまとめ
その他にも、実際に買って、使って、良かった商品を紹介しています!
ぜひお買い物の参考にしてください。
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