無印良品の「木製角型トレー」という商品を買いました。
料理をのせて、食卓でそのまま使える「おぼん」です。
この手の商品は各メーカーからたくさん発売されています。
楽天を検索すれば数限りなく出てきますが、今回わたしはIKEA、ニトリ、KEYUCAと比較して、無印良品のこのトレーに決めました。
そんなに高価ではないキッチン雑貨ではありますが、「トレーなんて、いちど買ったら、なかなか買い替えないだろう」ということで、かなり慎重に吟味。
っというわけで、他社の類似製品と比較しながら無印良品の木製トレーを選んだ理由とその使い心地をご紹介します。
無印良品の木製角型トレー(おぼん)の特徴と選んだ理由
ひとまわりおおきい
無印の木製トレーは、3種類のサイズが販売されています。
わたしが購入したのは、いちばん大きなサイズで
幅40.5×奥行30.5
のもの。
まず、ランチョンマットのように食卓で使いたかったので、いちばん大きいサイズが必要でした。
そして他社と比べると、他社は40×30がとても多いんです。
IKEAの「オストビット」、ニトリの「木製トレー 長角盆」、KEYUCAの「ファミリートレイ ナチュラル」のいづれも40×30。
無印が縦横0.5ずつ大きい。
このほんの僅かな違いが、使い勝手に関わってくるだろうと想像できました。
それぞれお店で手にとってみたのですが、やっぱりほんの少し無印にゆとりを感じます。
せっかくトレーを買ったのに、主菜、副菜、ごはん、味噌汁がちゃんと乗らないと悲しいじゃないですか(笑)
なので、「大きいにこしたことはないだろう」ということで、無印を選びました。
スタッキングできる
そしてこの0.5の違いが生み出すものが、スタッキング(重ねられる)というディテールです。
しっかり重なって、あるていど固定されるのは無印のトレー以外になかなか見つけられませんでした。
プラスチックのトレーだとスタッキングできるのが多いんですけどね。
木製(あるいは竹製)でスタッキングできるのは、意外と少ないみたいです。
立てて収納する場合は良いですけど、たぶん重ねて収納するほうがベターではないでしょうか?(木製トレーを立てて収納すると、歪みの原因にもなるそうです)
そうなると、スタッキングできるか、できないかは、大きく使い勝手を左右しそうだと想像できました。
これも決め手のひとつになります。
価格が高い
価格は無印がずいぶんと高いんです。
類似製品と比べると、
- IKEA「オストビット」1,299円
- ニトリ「木製トレー 長角盆」1,518円
- KEYUCA「ファミリートレイ ナチュラル」1,914円
- 無印良品「木製角型トレー」2,490円
高いですね(笑)(価格は記事執筆現在)
しかし冒頭で言ったとおり、なかなか買い換えるものではありません。
それなのに、すこしの不満を抱きながら使い続けるのはイヤでした。
まいにち使うものだから、納得感をもって使いたい。
っということで、ここは無印に決定です。
そしてまた「なかなか買い替えない」といっても、破損や汚れで買い換えるかもしれませんよね。
また追加でもう1枚、欲しくなることもあるでしょう。
そんなとき、無印良品がわたしにとって身近でした。
歩いていける距離にあるので、いつでも買い替え・買い足しができる。
例えば通販でよくわからないメーカーのものを購入すると、たとえそれが良い商品でも「リピートしたいときにない!」なんて経験はありませんか?
生活はずっと続くのだから、生活用品とは長い付き合いになります。
でも、「良いもの」を「長く」売ってくれるブランドって実は少ないんですよね。
その意味で無印良品が良いかなぁと思ったのも、選んだ理由です。
使ってみた感想
え?こんなに便利なんだ
正直、「カッコつけたくて」買ったんですね(笑)
食卓を華やかに、すこしの特別感を演出したくて購入しました。
ところが使ってみると、配膳する時にキッチン↔リビングが1往復ですむのは、そこはかとなく便利。
使ってみてはじめて、食事前にけっこうドタバタとしてたんだなと気づきます。
生まれ育った家庭がトレーを使うような「ていねいな暮らし」ではなかったのですごく新鮮(笑)
この「ちょっと便利で、ちょっとうれしい」感覚は良いですね。
また思ったよりも持ちやすいし、安定します。
トレーで食事を運ぶその動作は、学校給食を思い出しませんか?
使い古されて、ちょっと歪んだプラスチックのあのトレーは、ごはんをのせて持つと「カタカタカタカタ…」と振動していた。
だから「トレーが便利」なんて印象はぜんぜんなかったです。
でも購入したばかりというのもあると思いますが、無印の木製トレーは歪みもなく、安定感が抜群でした。
大人なら、うどんとかラーメンとか重い麺類、汁物を乗せても苦労せず持ち運べるのではないでしょうか?
メンテナンスには注意
注意点は「木製」だということでしょう。
表面に厚くニスを塗っている感じもありません。
なので、水分に弱いことは想定できます。
濡れたまま放置すると、歪む可能性はけっこうありそう。
ですからふきんで拭くときも、固く絞ったふきんで拭くことを徹底したほうが良さそうです。
もしこういった気を使うのが嫌なら、竹でできているIKEAの「オストビット」が良いかもしれません。
しかしスタッキングできないので悩むところ…。
おおむね、
- ひとり暮らしで1枚だけ使うなら、リーズナブルなIKEA「オストビット」
- 家族で使うなら、スタッキングできる無印良品「木製角型トレー」
が良いのではないでしょうか。
また、KEYUCAはブラックのトレーがあったり、ニトリは滑り止め加工のトレーがあったりと、各メーカーで特徴があります。
「無垢の木製」にこだわらないのなら、選択肢はいろいろありますね。
わたしはやっぱりしっかり悩んで買ったおかげで、今のところ無印のトレーで大満足です。
以上、無印良品の木製角型トレーの紹介でした!
わたしが購入した、無印良品のおすすめグッズまとめ
その他にも、実際に買って、使って、良かった商品を紹介しています!
ぜひお買い物の参考にしてください。
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