「お金はないけど、旅したい!」
わたしも20代の頃ははホントにお金がなくて、旅行なんてめったに行けなかった。
でもこの記事で紹介する貧乏旅行の楽しさを知り、一気に熱が上がりました。
今ではサイフが寂しい時でも思い切って旅に出るようになっちゃったり。
YouTubeやテレビで見るような、絶景やアクティビティを楽しめないかもしれません。
でも、地域の特色を味わえる旅になると思います!
それぞれ、
- 交通費
- 宿泊費
- 飲食費
を節約する、楽しい貧乏旅行術を紹介します!(※紹介している料金は旅行当時の価格になります)
交通費は「青春18切符」「高速バス」で節約を考える
交通費を節約するなら、移動は電車かバスということになるでしょう。
ここで利用したいのが「青春18きっぷ」です。
なにやら若者しか使えなさそうなネーミングですが、実は年齢関係なく誰でも使えます。
春・夏・冬の一定期間の5日間、12,050円でJRが乗り放題になります。
5日間連続で全て使い切る必要はなく、5枚つづりになっているので、間を空けて利用することが可能。
また5枚を5人で分けて使うこともできますよ。
詳細↓
利用期間
春季用 2023年3月1日(水)から2023年4月10日(月)まで。
夏季用 2023年7月20日(木)から2023年9月10日(日)まで。
冬季用 2023年12月10日(日)から2024年1月10日(水)まで。発売期間
春季用 2023年2月20日(月)から2023年3月31日(金)まで。
夏季用 2023年7月1日(土)から2023年8月31日(木)まで。
冬季用 2023年12月1日(金)から2023年12月31日(日)まで。有効期間
(1) 有効期間
1券片5回(人)まで利用できます。
1回(人)分で乗車日当日に限り有効です。(2) 乗車日が翌日にまたがる場合
乗車した列車が0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効です。
ただし、東京・大阪の電車特定区間は、乗車日の終電車まで有効です。詳しくは⇒https://railway.jr-central.co.jp/tickets/youth18-ticket/
また1枚だけ欲しい場合は、金券ショップを利用するのも手。
誰かが使い切れなかった青春18きっぷが1枚とか2枚で販売されています。
ふつうに購入する場合は、JRの窓口でOK。
ただ青春18きっぷは期間限定であり、近距離だと高くつく場合もあります。
逆に長距離だと今度はスケジュールに余裕が必要です。
安いんですが、あんがい使い勝手が悪いのも事実。
東京から長野、山梨、北関東あたりに出かけるなら、高速バスを使った方がベターという場合が多いはずです。
バスについては旅行予約サイトで経路と価格が検索できますよ。
宿泊は「ゲストハウス」
旅行のメインにして、コスト的に一番ネックになるのが宿泊費。
個人的に強くおすすめしたいのが、全国各地のゲストハウスを利用することです。
ゲストハウスと聞いてどんなイメージを持ちますか?
なんとなく東南アジアっぽい、共同宿泊所みたいな。
お世辞にも「きれい」とか「おしゃれ」とは言えないイメージじゃないでしょうか?
ところが近年の日本のゲストハウスはめちゃくちゃ進化しているんです!
専門ガイドブックも発売されるほど。
今のゲストハウスはホントにおしゃれで清潔です。
そしてなによりリーズナブルな価格で宿泊できるのがとってもありがたい。
わたしはこのゲストハウスという存在を知ってからグッと旅行が好きになりました。
ドミトリー(相部屋)だと一泊3,000円〜、個室でも4,000円ほどで泊まれるところも多いです。
貧乏旅行の強い味方!
旅行が趣味なら、サブスクで宿泊費を節約できる
「旅行が趣味」という人なら、ホテルサブスクを使ったほうがお得です。
毎月のように旅行に出かけるのですから、月々定額のほうが安くなるし、選択肢も広がるんですね。
各サービスを別ブログにてまとめています。
関連サイト:意外と安い!?週末別荘サブスクまとめ。格安セカンドハウスを借りる、買う方法を紹介
グルメは地元の飲食店、または自炊!?
旅行グルメというと朝のバイキング、夜の懐石…みたいな?
貧乏旅行ではもちろん、そんなことはできませんから他の選択肢が必要です。
例えば、地元の人がよく行く小さな飲食店なんかはどうでしょう?
だいぶ前になりますが、テレビ東京で『絶メシロード』というドラマを放送していました。
地方に点在する「絶滅する絶品メシ」を巡る内容です。
そんな風に知られざる名店、絶品グルメが地方にはまだまだあるはず。
”知られざる” と言っても、今やネットでその知られざる名店も見つけられる時代です。
Googleやインスタを駆使して、美味しそうな店を探してみましょう。
または意表をついて自炊するのもおすすめです。
多くのゲストハウスにはキッチンがついているんですね。
ですから、地元の食材を買ってきて調理できる。
海沿いの街だったら、市場で魚を買ってきて捌いてみる。
めんどうだったら寄せ鍋にしたらいい。
山だったら道の駅で山菜やキノコを買ってきてやっぱり鍋?
まるでその街の住人になったように、あえて「生活」をしてみる旅行。
カッコよく言うと「暮らすように旅する」というヤツです(笑)
旅行というと普段の家事から解放されて羽を伸ばすのが一般的ですよね。
でも「その土地の暮らし体験」を目的とした旅もなかなか奥深いものです。
わたしはそんな旅をすると、まったく違う人生を疑似体験しているようで、何か特別な気持ちになります。
貧乏旅行でおすすめの行き先「長野県下諏訪町」
そんなお金をかけない旅行のモデルケースとしておすすめしたいのが長野県下諏訪町。
下諏訪には人気のゲストハウスの「マスヤゲストハウス」があります。
めちゃくちゃカッコいいでしょう?!
おしゃれでありならがら、古材をふんだんに使ったその内装はだれでも受け入れる懐の深さも感じられます。
毎回足を運ぶたびに「こんな家で暮らしてみたいなぁ」と思わせてくれる大好きな場所です。
また下諏訪は温泉のメッカで、マスヤゲストハウスから徒歩圏内に3軒ほど温泉があり、なんと230円で入れます。(価格は当時)
効能も良くて、特に菅野温泉(すげのおんせん)はアトピー系の弱肌の人におすすめです。
わたしもアトピーなんですが少し調子がよくなって嬉しかったですね(個人の感想です)
近くに洒落た飲食店もいくつかありますし、なんとなく予定を決めずにマスヤゲストハウスに一泊するだけでも十分に旅行気分を味わえます。
あと諏訪大社や「君の名は」のモデルになったと言われる諏訪湖もあるので、普通に観光も楽しめちゃいますよ。
さらに下諏訪に行ったら隣駅の上諏訪にもいってみて欲しいですね。
上諏訪にはマスヤゲストハウスをデザインしたリビルディングセンタージャパン(通称:リビセン)があります。
リビセンにはカフェがあり、これまたおしゃれ!(注:現在はリニューアルされたようで、写真とはちがう内装)
古材や古道具をその場で買うこともできます。
古材を使った家具作りのワークショップも定期的に開催されており、そのワークショップを旅行に組み込むのも最高だと思います。
下諏訪へはバスタ新宿から高速バスも出ていてアクセスも良い。
おおむね片道3,500円。
名古屋からも行きやすいですね。
では、下諏訪のマスヤゲストハウスに2泊する予定で予算を組んでみると…
- 交通費:高速バス×2=7,000円
- 宿泊費:ドミトリー×2泊=6,000円
- 飲食費:1食2,000円×4食=8,000円
で、合計21,000円になりました。
飲食費はけっこう豪華に見積もっているので、もっと安く済ませることもできるはずです。
21,000円って普通に旅行したらホテル代で飛んじゃいますよね(笑)
そう考えると、格安プランだと思います。
このように、ぜひ全国のゲストハウスを基点に旅行の計画を立ててみて下さい。
そうすると安くて楽しい貧乏旅行ができると思います!
参考までにわたしが行って良かったゲストハウスをリンクしておきます。
行き先を選べない人は、ぜひ下諏訪へ。
上諏訪からさらに松本市までハシゴするのも良いですよ~。
高速バスチケットの予約は↓