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ミニマリストの部屋

ビジネス本が読めなくなってきました

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さいきん刊行された「ライフをシフトする パート2」みたいな本を読みました。

 

5年前に発売された「パート1」はわりと楽しく読めたんですが、今回はどうもおもしろくなく、むしろ読んでいて「?」となることが多かったです。

 

ここ1、2年、わたしの読書体験すべてがそうなんですが、どうもビジネス本がおもしろくない。

よくよく考えて気づいたんですが、ビジネス本ってだいたいが「ビジネスで成功する本」ですよね。

 

「失敗した人をどうするか?」みたいなことには一切触れません。

失敗までいかなくても、今わたしは「成功」に興味がなくなりつつあるみたいです。

 

ビジネスの世界での「成功」は「勝利」だと思います。

つまりビジネスはスポーツみたいな勝負事だと。

 

勝負事とは、

必ず敗者がいる

必ず勝てるわけではない

ということを意味します。

 

日本人は1億人ちょっといますけど、わたしたちが1日に食べられるポテトチップスの量は決まっているし、見られるテレビ番組とかコンテンツの量も決まっている。

 

需要が限られるのだから、供給する側みんなが成功するはずがない。

だから供給同士の勝負になります。

 

例えばそれなりに野球の才能があって、努力してきても相手が大谷翔平だったらまず勝てませんよね(笑)

 

「最初から決まっている」と言ってしまうのは味気ないですが、誰しもが勝者になれないことは、厳然たる事実です。

 

で、ありながらビジネス本は誰しもが勝者を目指すべきであるという前提で話が進んでいきます。

 

その現実の中でむしろ大切なのは「勝利する方法」ではなく「潔く負けを認める方法」であるように思うし「負けた後どうするか」だったりします。

 

「仕事」には興味はあるんです。

ビジネス(成功)には興味がないんですけど、仕事とか働くこと、労働について知りたいことはあるような気がします。

 

例えば、日々の家事。

掃除や洗濯、料理に買い物も。

 

これってやっぱり仕事だと思うんですね。

 

しかしその仕事にビジネス的な成功は…?

無いように思います。

 

「家事をこなしていたら、ジェブベゾスになっていた」なんてことはありえません(笑)

 

成功はないのに、でも働かないといけない。

その仕事はしないといけない。

 

それは、その仕事がわたしたちの命とか人生に深く根付いているからではないでしょうか。

おそらく幸せってやつに。

 

成功しなくても、きっと働く意味はあるし、働かないといけない。

それならむしろ、そんな風にビジネスの世界でも働けないだろうか。

 

お金じゃない仕事の意味を探すと、人は「やりがい」だとか「人とのつながり」だとか言います。

それはそれでひとつの答えであるでしょう。

 

しかしその言葉に安住せずに、もう少し働くことの意味は深めて生きたいと思うのです。

 

そしてその答えはどうやら「ビジネス本」にはないようです。

 

成功、お金。

それは働くことのいちめんではあるけれど、本質ではないように思い始めています。

 

成功しなければ働く意味がないなんて、人間はそんなつまらない生き物ではないはず。

 

でも、何を読めば良いんだろう?(笑)

まずはそこから探していかないとですね。

 

 

 

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