「読書をもっと有意義にしたい!」
せっかく本を読んでも、その内容を忘れてしまったら意味がないように思いますよね。
そこでこの記事では、読んだ本の内容を記憶に留めておくアイディアをご紹介。
かんたんにできるものばかりです!
読んだ本を忘れない方法① 紙の本で読む
スマホで電子書籍を読む、紙の本を読む。
この2つなら紙の本を読んだ方が記憶の定着が良いそうです。
50人の被験者に28ページの短編小説を読んでもらい、後から重要なシーンをどれくらい思いだせるかをテストしました。このとき、被験者の半分はKindleで、残りの半分はペーパーバックで読んでもらいました。 登場人物や設定を思い出すことに関しては、どちらのグループも同程度の成績だったと、ガーディアン紙が報告しています。ところが、物語のプロットを再構築するよう頼んだところ、大きな違いが見られました。電子書籍で読んだ人は、14のストーリーイベントを正しい順番に並べるテストにおいて、著しく悪い成績を示しました。 マンゲン氏は、先月イタリアで開かれたカンファレンスにおいて、研究発表を行い、この結果についての推論を話しています。 「物語の進行に合わせて紙をめくっていくという作業が、一種の感覚的な補助となります。すなわち、触覚が、視覚をサポートするのです-https://www.lifehacker.jp/2014/09/140906paperbook.html
特に小説など物語を覚えるのは紙の本の方が良いと。
電子書籍はスピーディにどんどん読むのには向いているのですが、たしかに文学作品とじっくり向き合うのにはイマイチかもしれません。
電子書籍を読むようになって、「なんか読書体験が薄くなったような…」と違和感を感じている人は紙の本に戻してみましょう。
関連記事:今どき、紙の本を読むメリット5選
読んだ本を忘れない方法② 付箋やメモをする
紙の本のメリットと言えば、本に直接書き込めたり、付箋でメモを残せること。
本に線をひいたりメモを残せば、じっくり読み返さなくても、パラパラとページをめくるだけで、心に残った部分をすぐに見返すことができます。
また本に書き込むのではなく、別に読書ノートを書くのもよくおすすめされますよね。
手帳を新調して、読書ノートを書いていく…。
その手帳は日々を追うごとに少しづつ宝物になっていきそうです。
またふつうの手帳ではなく、ずばり読書ノートという商品もあります。
著者やタイトル、読んだ日を書き込む欄があらかじめ用意されているので、読書記録を定量的に管理。
いっけんして必要なさそうな記録でも、まじめに欄を埋めていくと、「あれ?いつのまにかこの出版社の本ばかり読んでるな?」とか、新しい発見があるかもしれません。
専用のノートを買うことで、モチベーションアップも期待できそうですね。
「何事もカタチから入る!」という人は専用の読書ノートを利用してみて下さい。
読んだ本を忘れない方法③ ブログやSNSでアウトプットする
読書メーターとかブクログといったサービスは聞いたことがあるでしょうか?
それらは読書アプリ、本棚アプリなどと呼ばれるもので、アプリ(ウェブ)の中で読書記録をつけていけるものです。
読書アプリのメリットは、書いた読書記録や書評を他人と共有できるという点。
紙の読書ノートだと完全に自分だけのためのものですよね。
読書アプリただ記録するよりも広がりがあります。
またスマホからいつでもメモできる便利さもありますね。
読書SNSについてはこちらの関連記事もどうぞ。
関連記事:読書、書評のSNSアプリ4選。読書の記録、本好きのコミュニケーションが楽しめる
同じように専用アプリ以外でもブログもおすすめです。
ブログの方がより幅広い内容のことを書きやすい。
読書だけでなく、ファッションや旅行、料理など他にも趣味がある人にはブログが良いです。
関連記事:稼がない趣味ブログをはじめたい?おすすめブログサービスを解説
逆に紙の読書ノートのメリットは色ペンを使ったり、写真を貼ってみたりと記録そのものの表現の自由度でしょうか。(まぁ、でも読書ノートを写真にとってもインスタにアップするという共有方法もありますね)
読んだ本を忘れない方法④ 人に話す
おそらくいちばんじぶんの身になるのが話すことだと。
人に本の内容を話すには、文脈を整理して、じぶんが感動した理由を説明しないといけません。
その過程ですべて半自動的に頭が整理されますね。
結果的にグッとその本を記憶に定着させることができます。
昔、芸人の島田紳助さんが「ネタはハートで覚える」と言っていました。
その話のテンションが心の中に残っていて、また別の場面で話しているときにそのテンションに近くなると自然と思い出すそうです。
プロの芸人さんの才能とはまたちょっと違いますが、やはり「話すこと」は体全体でその知識や体験を定着させる効果がありますね。
読んだ本を忘れない方法⑤ 読解力を身につける
もし本の内容を忘れてしまうなら、そもそもその本をちゃんと読めていない可能性も考えないといけません。
文章を読み解く力。
つまり読解力を身につける必要があります。
読解力をアップさせたいなら、速読解Bizというサービスをチェックしてみてください。
本格的な読解力向上プログラムが気軽に勉強できます。
1ヶ月だけ試してみるのも良いですし、4ヶ月パック(月あたり2,980円 税別)がもっともお得でおすすめですよ。
また速読解Bizのサイトには、
- 読書速度を測る ハカルくん
- 読解力を測る よみとくん
- 英語読解力を測る メジャーさん
など無料で楽しめるたのしいツールもあるので、ぜひ遊んでみてください。
読んだ本を忘れない方法⑥ 本を読む場所を変える
旅行先で読んだ本のことをいつまでも覚えていることってないでしょうか?
それはその場所と旅行という行為が本と強く結びついて、記憶に定着させているのだと思います。
逆算して、あえて場所を変えて読書することで記憶の定着を狙う。
考えて見ると、本が読める場所はたくさんあります。
喫茶店、ブックカフェ、公園でも。
気分転換も兼ねて本といっしょにおでかけしましょう。
本と一緒に思い出を作る…。
詩的ですが、そんなイメージを持つと楽しいかもしれません。
読んだ本を忘れない方法⑦ 同じジャンルの本を何冊も読む
特にビジネス本なんかだと、似た内容の本を立て続けに2、3冊読むのはおすすめです。
2冊目からは「これ、前の本も書いてあったな」という部分が見つかります。
どの本にも書いてあったその部分が、おそらくそのジャンルにとってのもっとも重要な黄金率。
絶対に外せない基本項目だからこそ、どの本でもとりあげるんですよね。
そしてなんども読めば、やっぱり記憶に定着して忘れない。
特定のジャンルに興味があるなら、やはり数冊読んでみるのはおすすめですよ。