銭湯・サウナ歴も5年以上になったので、じぶん用のメモも兼ねて、わたしが知っている銭湯のマナーをご紹介します。
マナーは明確なルールと違って、場所が違えば変わるもの。
おおむねどの銭湯でも推奨されるマナーに思えますが、参考ていどにとどめてくださいね。
- お湯に入る前に体を洗う
- タオルはお湯に入れない
- 長い髪は束ねてお湯につかないように
- 脱衣所に戻るときは体を拭く
など当たり前すぎるものは省略しました。
体を洗うときは泡が飛ばないように
まずはカランの前に座って体を洗いますよね。
このとき体についた泡をシャワーで流そうとすると、泡が飛び散る可能性があるので気をつけましょう。
シャンプーを流すときも同様です。
できるだけシャワーを使わずに桶にお湯をためて、体を流すのがベターみたいです。
泡が飛びそうなときは立ちシャワーを利用する
「いや、シャワーでズバー!っと流すのが気持ちいいんだ!」という人のためにほとんどの銭湯に設置してあるのが立ちシャワーです。
立ったままシャワーを浴びられるブースのような場所。
シャワーの水が飛ばないように、ちょっと囲われていますよね。
あれはサウナの人が汗が流す様もありますけど、特にプライベートゾーンをがっつり洗いたい人は利用してください(笑)
水風呂に入る前はかけ湯、かけ水で汗を流す
サウナブームの昨今、特にうるさく言われるマナーです。
べっとり汗が水風呂に混ざるのを防ぐだけでなく、当の本人の体を考えても「かけ水」をしたほうが良い。
ちなみ足先→手先→足→背中→胸とかけ水するのが望ましい順番らしいです。
水風呂には潜らない
ほとんど守られていないマナー(笑)
ぜったいに、誰かしら、潜る人いますよね!
なぜ潜ってはいけないのか?
まぁ、鼻水とか唾液が水風呂に流れ出すことを考えてみてください…。
「じゃあ、鼻と口を塞げばいいだろう!」と言われれば、そりゃあ理屈で言えばそのとおりなんですが、それを誰がチェックするんでしょう?
やっぱり「潜らない」としたほうが無難です。
かけ水を頭からかぶるのは自由なので、それで満足してもらうしかありません。
グレーゾーン?なマナー
マナー違反?セーフ?
むしろわたしがみなさんに聞いてみたいマナー。
浴室で水(ペットボトル)を飲む
これはわたし、わりとやるんですよね。
おおむね、
- スーパー銭湯、温泉→禁止
- 街場の銭湯→暗黙のうちにOK
という感じじゃないでしょうか。
あとは「ペットボトルの水はOKだけど、ガラス瓶とか割れるのはダメ」といったところもありました。
交互浴だとかサウナを3セットもやると、やっぱり水を飲んだほうが良いので、これは了承してほしいところ。
アクセサリー類をつけたままの入浴
わたしはいっさいつけない派なんですけど、男性だとたまに金のネックレスつけたままはいっている人がいます。
女性でもピアスをつけたままはいる人はいるでしょう。
まぁ、そんなに汚いものではないでしょうが、金属アレルギーの人とかちょっと心配ではないのでしょか。
イヤホンをつけたままの入浴
bluetoothで接続できるイヤホンが増えたので、スマホを脱衣所のロッカーに入れたまま浴室で音楽を聞いている…という人を今までひとり見たことがあります(笑)
そこまでいかなくても、脱衣所で休憩しながら聞いている人はちょくちょく見かけませんか?
あれはどうなんでしょう…?
そもそもスマホをイジるのは脱衣所でも浴室でも禁止なので、やっぱりダメでしょうか。
まとめ:マナーは相対的。だから難しい
張り紙がしてあってルールとして明文化されているものはまだ良い。
でもマナーって暗黙のうちに出来上がっていくものじゃないですか。
しかもマナーは厳しければ良いといわけでもない。
例えばわたしは「水風呂に潜る」をやめてほしいですけど、意外と常連さんほど潜るんですよね、これが(笑)
っということは、その銭湯(の常連さんのあいだ)では、潜るのが容認されているということです。
「一般的」にマナー違反だと言っても、例えばわたしが口うるさく注意したら、逆に「おまえ(わたし)さえいなければ、この場はうまく回るのに…」ということにもなりかねません。
つまりマナーは常に相対的ということです。
マナーを守ることはもちろん、マナー違反に対してあるていど寛容になることも、またマナー。(ややこしい…)
色んな人が集まる公共空間ですから、みんながみんなマナーを守れると考えるのも、また非現実的です。
あるていど「許す心」は必要です。
ご意見番みたいな常連さんが意外とぜんぜんマナーを守れていないシーンってけっこう見かけませんか?(笑)
逆にサウナブームにのってやってきた若者のほうが、しっかり下調べしてから来るからマナーを守れていたりもして。
銭湯はよく「社会勉強になるから、子どもに行かせたほうがいい」なんて言いますが、そんなマナーの複雑さを学べるからなんでしょう。
っというわけで、銭湯のマナーについてご紹介しました!
参考になったらうれしいです。