先日、長野県の松本市に行ってきました。
松本市と言えば、松本城はじめ観光名所が多く首都圏から近いこともあって小旅行には最適の場所です。
ぼくも色々見て回ったのですが、旅行って気合入れすぎると疲れますよね。
少しの休憩を入れることで、元気が回復してまた観光が楽しめます。
そんな小休止に最適なブックカフェ「栞日」さんに行ってきたのでご紹介します。
ホント素敵な空間でした~。
ブックカフェ「栞日」とは?
栞の日と書いて、sioribiと読みます。
心地よい暮らしのヒントを集めた本屋です。
栞の日。それは、流れ続ける毎日に、そっと栞を差す日のこと。
あってもなくても構わないけれど、あったら嬉しい日々の句読点。
さざ波立っていた心が凪いで、ふっと笑顔が咲くような。
今日が、あなたの栞日になりますように。
公式ホームページには「本屋」とありますが、カフェも併設していてコーヒーなどのドリンク類とドーナツなどスウィーツ類が充実していました。
いわゆるブックカフェと言って良いですね。
場所も松本駅から近く、大きな通りをまっすぐ行くだけのシンプルな道筋。
- 〒390-0815 長野県松本市深志3-7-8
- TEL | 0263-50-5967
- 営業時間 | 7:00-18:00(4-9月) / 8:00-18:00(10-3月)
- 定休日 | 水曜日+不定休
- 駐車場 | 5台
2階にはたくさんの本が並ぶ
注文は1階のカウンターでします。
席は2階に10席、1階に6席程度だったと思います。
今回は2階の席を利用させてもらいました。
階段を上がるとビックリ!
壁一面が本棚です。
売っている本はリトルプレスのものが多いようでした。
リトルプレスとはいわゆる「インディーズ出版」
大手出版社では取り扱えない、少部数しか発刊しないマニアックでレアな本が並びます。
主に建築関係や、旅に関する本が多いようでした。
何時間いても飽きなさそうなので、「旅行の休憩に」ということで紹介していますが、普通に地元にあったら最高ですよね。
Wifiもあったので、ここで仕事してみたいなぁと思いました。
さらにおもしろかったのは廃材利用のバッグで有名な「FREITAG(フライターグ)」の取り扱いがあったこと。
FREITAGはトラックの荷台のカバーで使われていた布材を再利用したバッグやサイフのブランド。
リメイク作品ですから、どれも一点ものになります。
旅の途中で一期一会の出会いがあるかも!?
デザインは”あの”東野さん
なんともカッコいい雰囲気のある「栞日」ですが、デザインしたのが”あの”東野唯史(あずの・ただふみ)さんです。
”あの”と言いますのは、ぼく東野さんのデザイン大好きなんですよ(笑)
東京は蔵前のゲストハウスNui.や、
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多くのバックパッカーの心をつかんで離さない下諏訪のマスヤゲストハウス、
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そして東野さんの拠点であるリビルディングセンタージャパンにも足を運びました。
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東野さんのデザインには不思議な癒し効果があるんですよね~。
どこの国のデザインとも違うのですが、安心感と心地よさに惚れ惚れします。
本格コーヒーを飲んでみよう
栞日にいったら是非コーヒーを頼んでみて下さい。
本格的なシングルオリジン(ブレンドでなく単一品種の豆)を飲むことができます。
(おそらく品種は時々で違うと思いますが)
焙煎が2種類あって、浅煎りと深煎りが選べます。
深煎りはかなり苦味が強いです。
チョコレートドーナツとの相性は抜群!
苦手な方は浅煎りがベター。
でも浅煎りでもコーヒーらしいコクは味わえます。
東京によくあるような雰囲気”だけ”のカフェじゃなくて中身もちゃんと充実しているトコロに感動しました!
物語の休憩 まさに「栞」のような場所
「栞」とは読みかけの本にはさむモノ。
休憩の印とも言えます。
旅とは本さながらの物語です。
物語の途中、栞をはさみたくなったら、ぜひ足を運んでみて下さい。
一度立ち止まることでそれまでの旅路を反芻し、またこれからの出会いに想いをはせることでしょう。
それはより一層、旅を楽しむ秘訣のように思います。
栞日さん、ホントおすすめのスポットでした!
栞日の公式サイトはこちら