「ミニマリスト」がテーマになっている映画や、ミニマリスト思考の人が好きそうな映画をご紹介します!
わたし自身が、すべて実際に観た映画ばかりです。
上から順に「見やすい順」に並べましたので、ふだんあまり映画を観ない人は、ぜひ1番目から見てみてください!
- 王道×ミニマリスト「100日間のシンプルライフ」
- フィンランドにて「365日のシンプルライフ」
- 日本の田舎でシンプルに「リトル・フォレスト」
- 気分爽快なロードムービー「simplife」
- ミニマリスト?の話「川っぺりムコリッタ」
- ミニマリストになる
王道×ミニマリスト「100日間のシンプルライフ」
物語の舞台はドイツ。
ITベンチャーの重役である男性ふたりが主人公です。
ふたりは他愛もない言い争いから、
- 倉庫に部屋にあるすべてのモノを入れる
- 1日1個だけ取り出せる
- 100日間続ける
という勝負をすることに!
その過程で「不要なモノ」あるいは「モノが不要」なことに気づいていくというストーリーです。
ミニマリストがテーマになっていること以外は実に王道の映画で、男の友情、家族愛、恋愛が盛り込まれたとっても見やすい内容になっています。
実際の人物がモデルになった「IT社長」も登場し、モノだけでなく現代の情報環境に対しても皮肉たっぷりに描くのは、なかなかヨーロッパっぽいですね。
今回紹介する映画の中では、もっともエンタメ性が高いと思います。
フィンランドにて「365日のシンプルライフ」
- 倉庫に部屋にあるすべてのモノを入れる
- 1日1個だけ取り出せる
- 365日間続ける
というルールで、ひとりの男性が暮らし始める。
実は上記の『100日間のシンプルライフ』はこっちのリメイク的作品だとか。
『100日−−』の方に比べると、映画としては実にシンプルでフィクションでありながら、ドキュメントっぽさも強い作品です。
その分、モノに向き合う姿勢はよく描かれていますが、ストーリーとしては退屈なので、基本的には『100日--』の方がおすすめかなと思います。
フィンランドはヘルシンキの冬から裸一貫ではじめる超シンプルライフ。
すっごく寒そうです(笑)
関連記事:映画「365日のシンプルライフ」を見ました。半強制的にミニマリストになった主人公を観察しよう
日本の田舎でシンプルに「リトル・フォレスト」
宮城県の架空の田舎「小森」が舞台。
主人公は20代の女性で、思うところあり都会から故郷の小森に戻ってきました。
橋本愛さんが演じています。
わたしはこの作品が大好きで、とにかく映像と音が美しい!
エンターテイメント作品ではないですが、ただただ美しいものを自分の中に取り入れたい時によく観ています。
春夏秋冬の四部作になっており、それぞれ40分ほど。
ボリュームもなかなかあるので、二度目からはBGM的に掃除中や食事中に流してみたりして楽しめます。
セラピー効果ばつぐんの映画。
おすすめです!
関連記事:これは目のBGM…映画「リトル・フォレスト」で田舎のシンプルライフを感じる映画
気分爽快なロードムービー「simplife」
SIMPLIFE 予告編 from simplife on Vimeo.
リーマンショック以降、大きな経済に振り回される生活を嫌った人たちがはじめた「タイニーハウスムーブメント」
大きな家、大きな成功、たくさんのお金…そんな画一的な成功に背を向けて、小さな家で自分らしい成功をつかもうと生活をはじめている人たちがいました。
この映画はそんなタイニーハウスムーブメントを追いかけたロードムービーであり、ドキュメント映画です。
とにかく映し出される映像が颯爽としていて気分爽快!
アメリカの広大な大地と緑。
セルフビルドしたタイニーハウスをけん引して、いざ自分らしい暮らしを送れる土地へ!
その風景を見るだけでワクワクします。
この映画は一般には発売されておらず、公式ウェブショップからDVDを購入するか、Viemoのオンデマンド視聴(一回限りの視聴)を購入する必要があります。
数年前にこの映画の上映と、実際にタイニーハウスを体験できる「キャラバン」が開催されました。
実はわたしは下北沢で行われたキャラバンに足を運び、この映画を観たんです。
映画でその文化を知り、実際にタイニーハウスに触ることもできる。
ともて貴重な体験だったと思います。
ぜひ多くの人に見て欲しい。
視聴については公式サイトを確認して下さい。
関連記事:ミニマリストのドキュメント映画『simp life』を見た感想
ミニマリスト?の話「川っぺりムコリッタ」
『かもめ食堂』の監督、荻上直子さんの2022年公開の作品です。
北陸のとあるアパート「ハイツムコリッタ」には、なにやら訳アリの住人ばかり。
主人公(松山ケンイチさん)もそのひとり。
となりの部屋に住む住人(ムロツヨシさん)との交流をきっかけに、少しずつ心が時ほぐれている主人公。
…と、あんまりミニマリストは関係なさそうですが、ふいにムロツヨシさんが「ぼく、ミニマリストなんだ」と言う場面があります(笑)
あとは特にミニマリストについて語られるところはナシ。
それでも映画の主題になっている「小さな幸せ」はミニマリストなら、グッとくるところがあるのではないでしょうか。
ただ癒やし系の映画に見えて、意外とハードな描写もあったりするので、カップルでみるにはちょっと不向きかな?
どちらかと言うと、30代以降の大人におすすめです!
関連記事:映画『川っぺりムコリッタ』感想。『かもめ食堂』の監督作品
ミニマリストになる
一歩踏み出したい人のために「ミニマリストになるためのガイドブック」になる記事を書きました!
ミニマリストの定義と歴史。
ミニマリストの始め方、続け方。
そして頼れる先輩ミニマリストまで、網羅的に紹介しています。
関連記事:ミニマリストになるには?メリット・デメリットを知って、断捨離をはじめよう!