「たくさん本を読まなきゃ!」
キャリアップのため、スキル向上のため、日本のビジネスパーソンはインプットに余念がありません。
その時悩ましいのが、本を読むスピード。
本を早く読めれば、その分たくさん読めるわけで、多くのアイディアをインプットできますよね?
そこでこの記事では「本を早く読む方法」をご紹介します!
※以下で紹介する方法は、本をバーッとめくって「画が浮かんでくるんです」みたいな、特殊能力的な速読とは違いますのであらかじめご了承ください。
前提:早く読む必要があるのはビジネス本
おそらく「早く読みたい!」と考えている人は、ビジネス本を早くたくさん読みたい人ですよね?
ひとつひとつの文章を味合う小説においては、その限りではないはずです。
むしろ小説を早く読もうとしている人がいたら、止めた方がイイ(笑)
細かな表現を観察しながら読んだ方が小説はおもしろいはずなので、ぜひゆっくり読んでください。
そんなわけで以下で紹介する「早く読む方法」はビジネス本を前提にしています。
本を早く読む方法①:Kindleで読む
紙からKindle(電子書籍)にするだけで読書スピードがグーーンっとアップします。
これは実体験!
わたしはKindle専用端末を買ってから明らかに読書が早くなりました。
わたしが使っているのは、ひとつ前の世代の「Kindle Voyage」という機種です。
この機種にはページめくりボタンがついているんですね。
端末のサイドについたこのボタンを軽く握りこむことで、ページがめくられていくんです。(細長い方が進む、丸い点が戻るボタン)
つまり片手で端末を持ったままページをめくっていけるというわけ。
これがとにかく早く読める!
ページをめくる動作が軽くなるだけで、読書のテンポがずいぶんと良くなるんですね。
ただ今現在、Kindle専用端末には、
- Kindle
- Kindle PaperWhite
- Kindle Oasis
と三種類ありますが、このうち「ページめくりボタン」が実装されているのは、最上位モデルの「Kindle Oasis」だけ。
20,000円以上するので、安い買い物ではありません
Oasisは防水ですし、お風呂で読むこともできます。
バックライトにより、最適な明るさを調整してくれるので、外でも寝室でもノーストレスで読書ができて最高なんですが。
とは言え、ページめくりボタンがなくても読書スピードは上がると思います。
普段使っているスマホのスワイプにストレスは感じませんよね?
同じ動作でページがめくれるわけですから「指先が乾燥してページがめくれない!」なんてストレスがないだけでもメリットです(笑)
そもそもKindle端末の中にはたくさんの本をインストールしておけるし、端末から直接Kindle本を購入することもできるんです。
もうその場で「読んだら次、読んだら次」と、どんどん新しい本を読み進めていけるので、インプットを強めたいビジネスパーソンには必須アイテムですよ。
ハイライト(メモ)機能をあるので、覚えておきたいところを保存しておけば、自動で最強メモのできあがり。
「早く読む」以外にも、インプットを効率的にするうえでのメリットがたくさんあるので、忙しいビジネスパーソンには、ぜひKindleを導入して欲しいです。
お得なKindleの買い方と選び方はこちらの関連記事をどうぞ。
関連記事:電子書籍「Kindle」のメリット・デメリット、おすすめ端末と買い方を紹介
本を早く読む方法②:必要な個所だけ読む
よく言われるのが、目次を見渡して、必要だと思われる個所だけを読む方法。
そもそも本の中で目新しい情報というのは全体の数十パーセント程度と言われています。
逆に言えばそれ以外は読まなくて良い?
必要な個所を見極めるのはコツが必要ですが「読み飛ばせる個所」というのはだいたいアタリが付きます。
ひとつは論を展開する上で必要な「エビデンス(データ)」の部分。
そのエビデンス(データ)を知っているとか、作者を全面的に信頼している場合は、読み飛ばしてよい箇所と言えるでしょう。
そもそも細かい数字をすべて暗記する必要はないわけですし。
あとは理解を深めるための「例え話」などは、内容としては繰り返しなので読み飛ばせる箇所ですよね。
逆に重要な個所は接続詞を目印に探すと良いそうです。
「つまり」の意向に続く文章は、結論に当たることが多いのでしっかり読んでおきたい部分。
また太字がある本なら、言わずもがな太字の部分は重要です。
読書経験が増えることで、読み飛ばしに技術は上がっていくと思います。
逆に言うとこれはちょっと上級者むけの方法ですね。
本を早く読む方法③:そもそも要約だけを読む
「必要な個所」を抽出するには技術が必要。 となると、「だったら必要な個所だけ抜き出してくれればよいのに…」と思うのが人情ですよね?
なんとそんな便利なサービスがあるんです。
それが本の要約サービスflierフライヤーというもの。
月額¥2,000で、約2,000冊のビジネス本の要約を読むことができます。
データベースが充実しているだけでなく、毎月新しい本が追加されるので、トレンドもバッチリ抑えられますよ。
要約は2,000字程度にまとめられ、その本の本当に大切な部分だけを抽出してくれています。
速読が「必要な個所だけ読む技術」だとすれば、フライヤーは自動速読サービスといっても差し支えないでしょう。
また要約は音声でも聞くことができます。
「通勤が車だから本が読めない」とか「移動時間にインプットしたいけど、酔いやすいんだよね」という人にもおすすめですよ。
「早く読む」とは読書そのものに価値を見出すというより、本の中の情報に価値を置いた読書のやり方です。
フライヤーはそういった立場は支援するサービスと言えるでしょう。
例えば¥1,500のビジネス本を買って読めずに挫折するくらいなら、フライヤーに¥2,000支払ってちゃんとモノにした方がよっぽど効率が良いですよね。
ですから、ちょっと読書が苦手な人もおすすめのサービスですよ。
以上、「本を早く読む方法」をご紹介しました!
お役に立てたらうれしいです。
合わせて読みたい:読書量を増やしたい!たくさん本が読めるようになる5つのアイディアまとめ