これさえ知っておけば、あなたもスタバ通!?
スタバで飲める、ちょっと高級なコーヒー豆について紹介します!
- スターバックスリザーブとは?スタバのシングルオリジンです
- スターバックスリザーブのおすすめ豆は?
- スターバックスリザーブを飲んでみた感想
- スターバックスリザーブは「REWARDS」を利用してお得に楽しめる
スターバックスリザーブとは?スタバのシングルオリジンです
スターバックスリザーブとは、定番メニューのドリップコーヒーやスターバックスラテに使われている豆よりも、グレードが高いコーヒー豆です!
取り扱いがあるのは一部店舗のみとなっており、東京だと22店舗になります。(記事執筆現在)
価格も通常のドリップコーヒーより高く、おおむね600円以上。
中にはブルーマウンテンやゲイシャなど、1,500円を超えてくるモノも!
ラインナップは時期によって変わり、すべてが期間限定です。
そして最大の特徴はシングルオリジンである点。
シングルオリジンとは?
似た言葉に「ストレートコーヒー」があります。
一般にストレートコーヒーとは、国別にコーヒー豆を分類したもの。
一方、シングルオリジンは農園、品種、精製方法、焙煎度など、さらに細かい「出生」を明らかにした豆を言います。
例えば同じ農園、同じ品種の豆でも、精製が「ナチュラル」か「ウォッシュド」によって、味わいは大きく異なる。
その違いをしっかり認識した上でコーヒーを味わえるのが、シングルオリジンの醍醐味というわけです。
これはワインのテロワールの概念に似ていますね。
今やいろんなコーヒー屋さんでシングルオリジンの豆を味わうことができますが、スターバックスリザーブの魅力は、そのラインナップの豊富さ。
スターバックスは押しも押されもせぬ世界最大のコーヒーチェーンです。
その規模を活かした「買いつけ力」で、リザーブにはしばしば貴重な豆が登場します。
日本の素晴らしいコーヒー屋さんは現地に足を運び、ひとつの農園と長期に渡って二人三脚でコーヒーを作っていく傾向があります。
それはそれでもちろん素晴らしいですが、それ故にさまざまな場所からいろんな豆を買い付けることはしません。
一方、スタバはそのスケールメリットを活かして、世界中からいろんな豆を調達しています。
消費者にとってはいろんな選択肢が広がり、良いことだと言えるでしょう。
抽出はドリップがおすすめ
スターバックスリザーブは、さまざまな抽出方法を選べます。(店舗によっては限定的な場合あり)
- サイフォン
- ブラックイーグル(エスプレッソマシン)
- クローバー(スタバオリジナルコーヒーマシン)
- プアオーバー(ハンドドリップ)
- コーヒープレス(フレンチプレス)
- モッドバー プアオーバー(機械によるハンドドリップ)
- ナイトロコールドブリューコーヒー(ビールサーバーのようなマシン)
- ケメックス(ハンドドリップの一種)
個人的にはプアオーバー(ハンドドリップ)をおすすめします。
おそらくクローバーとプアオーバーのどちらかをおすすめされると思うんですが、クローバーはすこし濃い味です。
ハンドドリップのほうが、より多様な味わいを感じやすいかなと思います。
スターバックスリザーブのおすすめ豆は?
前述の通り、リザーブはすべてが期間限定。
また味も様々です。
なので、「この豆がいちばん美味しい!」と言い切れるものは存在しない。
わたし自身は「精製方法」をひとつの目安に選ぶことが多いです。
精製はおおまかに「ナチュラル」「ウォッシュド」に分けられます。
「ナチュラル」は赤ワインのイメージ。
大人っぽく、濃い。
それでいて少しクセのある香りのコーヒーが多くなります。
対して「ウォッシュド」は白ワインのイメージ。
爽やかでスッキリ。
酸味もよく引き出される傾向にあります。
これはプロのコーヒー関係者から言うと、アバウト過ぎるアドバイスだと思いますが(笑)、ぜひ参考にしてみて下さい。
むしろ、まさにスタバにいるプロにアドバイスを求めるのがいちばん良いでしょう。
スターバックスリザーブを取り扱っている店舗には、だいたいブラックエプロンの店員さんがいます。
ブラックエプロンとはスタバ社内の資格のことで、試験に合格した優秀な店員さんの印。
なので、リザーブの豆選びや抽出で迷ったら、遠慮せずブラックエプロンの店員さんに聞いてしまうと良いです。
今日のじぶんが飲みたいコーヒーのイメージ(濃い?苦い?またはスッキリ?酸味?)
または普段飲んでいる(じぶんの好みの)コーヒーなんかを伝えられると、店員さんも案内しやすいと思います。
以下では、これまでわたしが飲んできたリザーブのコーヒーを紹介。
多様なシングルオリジンの世界を体験してみて下さい。
スターバックスリザーブを飲んでみた感想
ブルーマウンテン
2022年7月14日
なんと1杯1,720円(!)という規格外のお値段!
しかし、これは美味しい。
ブランドと価格によるプラセボじゃないですよ(笑)
味の方向性としては「ビターでスモーキー」。
近年のサードウェーブコーヒーの流れから想像されるような酸味と香りとは、ある意味で真逆の味です。
しかし元来、日本人はビターでスモーキーなコーヒーを好みます。
一説によると、その味の志向性は緑茶の「渋み」を尊ぶ文化からきているそう。
このブルーマウンテンは、その我々日本人が大好きな「ビターでスモーキー」の最高峰の味わいといった感じです。
むせ返るような苦味がなく、クリアな味わいがあったので、アイスにしても美味しそう。
おそらくふだんスペシャルティコーヒーを飲まないような愛煙家中年男性に飲ませても、これは美味しいと言うのではないでしょうか。(ちょっと偏見ありますけどw)
ブルーマウンテンは、その8割を日本で輸入していると言います。
このビターな味わいが、昔から日本人の趣味に合うのでしょうね。
コーヒー豆もいろんな選択肢が増えていますけど、苦味のしっかりきいたブルーマウンテンも、これはこれで残っていってほしい豆ですよね。
エクアドル ロハ
2022年11月7日
スーッと爽やかな味わい。
苦味は少なくて、芯のある酸味がありました。
とっても明るく華やかな香りなので、夏でもホットで飲んでみたくなりますね。
ブルーマウンテンとは打って変わって、モダンな味。
幅のある選択肢がリザーブの魅力でもあります。
ザンビア イザンヤ エステート
2022年11月14日
ちょっと珍しいアフリカはザンビアの豆。
2年ぶりの登場だったらしいです。
テイスティングカードに「ピンクグレープフルーツ」とか「ビターチョコレート」などとあるように、キリッとした苦味が特徴的でした。
ドライフルーツのはいったチョコレートと一緒に食べたら最高に合いそう!
コスタリカ ハシエンダ アルサシア ゲイシャ バライエタル エル セロ マイクロロット
2022年12月1日
名前が長い(笑)
コスタリカにハシエンダ アルサシアはなんとスタバの自社農園だそうです。
そして品種はおしもおされぬ人気品種のゲイシャ。
これはリザーブはもとより、わたしの今までのコーヒー経験のなかでもトップクラスに美味しかったです!
完熟フルーツのような芳醇な香りがするのは、説明にあるように「限界までコーヒーチェリーを熟し」たからでしょうか。
そしてこのリザーブカードにはハシエンダ アルサシア農園のヴァーチャルツアーのQRコードも付いており、それもなかなか楽しいコンテンツでした。
価格は1杯1,350円だったかな…(うろおぼえ)
都内でもさらに限られた店舗でしか飲めないようなので、見つけたらぜひチャレンジしてみて下さい。
ガラパゴス ラトルトゥーガ
2023年2月27日
エクアドルのガラパゴス諸島の豆!
ガラパゴスはそこにしか存在しない珍しい植物や動物がいる島として有名ですよね。(ちなみにガラケーの”ガラ”はガラパゴスの”ガラ”)
その味わいは、このカラフルなカードのデザインよろしく、いろんな香りが弾ける楽しいコーヒーでした。
スモーキーな香りがあったと思うと、フルーティな香りも飛び出してくる。
なんだかいっぺんにいろんなコーヒーを飲んだようなお得感(笑)
ガラパゴスは多様性の象徴としてよく持ちだれますが、まさかコーヒーもこんなに多様な味わいとは。
デザイン、ネーミング、味、由来と完璧なブランディングのコーヒーでした。
なんだかとても元気がでるコーヒーだったので、また飲みたいと思います。
スターバックスリザーブは「REWARDS」を利用してお得に楽しめる
リザーブを飲むときはスタバのポイントプログラムである「REWARDS(リワーズ)」をよく利用します。
REWARDSはスタバで15,000円ぐらい使うと、770円分の値引きチケット(リワードeチケット)が貰えるシステム。(以降は約8,000円につき1枚)
REWARDSのチケットで割引するとけっこうお得感があるので、わたしはよくリザーブに使ってます。
LINE公式アカウントやアプリからスターバックスカードをはじめると、すぐにREWARDSでポイント(STAR)を貯め始めることができますよ!
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