8月の下旬に食洗機を買って、1ヶ月ほど使ってみました!
購入したのは2〜3人用の食洗機で、楽天限定販売のBEAMS DESIGNのモノ。
サイズ、価格、カラーがちょうど良かったので、これを購入しました。
基本的な性能は、同じサイズのものなら他社メーカーと変わらないと思います。
で、まいにち使ってるんですけど「めちゃくちゃQOL上がったか?」と言われると、そうでもないのかな?と。
これは固有の機体の問題じゃなく、2〜3人用(ミドルクラス)の食洗機をひとり暮らしで使った際の感想です!
調理器具が入らない
買うまで気づかなかった(笑)
鍋、お玉、菜箸など大きな調理器具は庫内に入りにくい!
例えば食器(皿、お椀)といっしょにじゃなく、それぞれ別にやればまぁ、やれないことはないんです。
でもいちどの食事で2回も食洗機をまわすのって、なんか余計にめんどうに感じる…。
1回の洗浄は最短でも30分ですし。
1時間ウンウン機械が唸っていられるのもなんか嫌だ(笑)
ただティファールの片手鍋は、取っ手を外すとギリギリ食器といっしょに入れて洗えるので便利でした(笑)
洗えないモノがある
包丁、まな板はNG。
そして耐熱でないガラスもNGです。
所持している食器のラインナップを改めて調べ直して、そのつど確認しながら使わないといけない。
その頭の使い方は、慣れないとけっこうめんどうに感じるかも。
環境に良い?
「手洗いより節水!」というのが、食洗機のウリ文句のひとつです。
でも、1人分の食器、茶わん、お椀、皿を洗うのに、そもそもそんなに水は使うんだろうか…。
購入した食洗機は、どのモードで洗っても一律5リットルの水が必要なんですね。
投入した食器を自動でAIが判断して節水してくれる…!とかではぜんぜんないんです。
皿1枚だろうが、5枚だろうが5リットルは5リットル。
また85℃の温水、乾燥時の温風をつくるエネルギー。
そして手洗い用より強力な食洗機用洗剤。
それらを総合して、果たして手洗いより環境に良いか?と言われたら、けっこう微妙なところかもしれません。
これが調理器具も含めて「ひとり暮らしの自炊時に発生する洗い物全てが一度に洗える」だったら効率がよく、エネルギーの節約になるんでしょう。
でも、調理器具が入らないしなぁ…。
真価を発揮するのは冬からか!?
ただ、わたしが購入したいちばんの理由が「手荒れを軽減したい」でした。
その意味では、すでにかなりの貢献をしてくれている感じです。
そしてこれから乾燥する冬になってくると、ますますそのメリットを実感することになるかもしれませんね。
とは言え、ひとり暮らしのわたしにとって、2〜3人用の食洗機は「帯に短し襷に長し」だった感じがします。
どのみち調理器具が入らないんだったら、かんぜんに1人分用の「THANKO ラクアmini」のほうが省スペースで良かったかも。(でもコレ、黒がないんですよね!)
逆にひとり暮らしでも自炊が大好きな人は、もっと大きい4〜5人用を買っていちどの洗浄で限りなくすべての洗い物ができる状態にしたほうが良いかな。
2〜3人用はその額面通り、2人暮らしの人にむいてそう。
食洗機に2人分の食器を洗ってもらえるとかなり負担軽減になって「買ってよかった感」がありそうです。
おもしろいもので、「食洗機を買ったら洗い物が全自動になって、開放感を味わえる!」と思ったら、それはそれなりに「使いこなす術」が必要っていう(笑)
効率的に洗浄できる収納のしかたを発見するとか、なるべく食洗機に対応した食器で揃えるとか。
開放感どころか、逆に食洗機ありきで縛られる感じもします(笑)
道具はしょせん、道具なんですねぇ。
食洗機の購入を検討している人は、こういった「見えないコスト」をシミュレーションしてから購入するのをおすすめします!