2022年8月にこちらの食洗機を購入して、1年間使ってみました!
買ったのは2人〜3人用の楽天限定「BEAMS Design 食洗機」です。
この記事では
- 1年間使ってみての感想
- ミニマリスト的考察
をご紹介します!
BEAMS DESIGN 食洗機 BD-BM6L
買って良かったこと【メリット】
手荒れが改善された
もともとアトピー体質で、食器洗いするととても手荒れがしやすかった。
洗剤やハンドソープを変えたり、手袋をしたりといろいろと対策はあれど、水に触れないのがやっぱりいちばん。
手荒れで悩んでいる人は食洗機を検討する価値は大きいです。
水切りかごを断捨離できた
食洗機がほとんど水切りかごの役割を果たします。
水切りかごって汚れやすいですよね。
気づいたら赤カビ、黒カビが繁殖している。
しかし食洗機は、
- 高温のお湯で洗う
- 強力な洗剤で洗う
- 乾燥機能がある
ので、水切りかごに比べると圧倒的にカビが発生しにくいです。
インテリア的にも食洗機のほうが優れているので、これはメリットとして数えられると思います。
関連記事:水切りかごを捨ててみた。使わない場合の洗い物の手順
食後の片付けが早くなった
ご飯を食べ終わるとフーッとリラックスしてしまい、片付けがおっくうになるタイプです。
ヘタすると翌日に洗い物を残してしまったり…。
食洗機を導入したことでそれがなくなり、けっこう早いペースで片付けられるようになりました。
やっぱり手で洗うより、精神的なハードルは低いですね。
毎日の片付けがうまくいくと、自己肯定感も上がるので良いです。
買って悪かったこと【デメリット、注意点】
大きい調理器具が入らない
買うまで気づかなかった(笑)
鍋、お玉、菜箸など大きな調理器具は庫内に入りにくい!
例えば食器(皿、お椀)といっしょにじゃなく、それぞれ別にやればまぁ、やれないことはないんです。
でもいちどの食事で2回も食洗機をまわすのって、なんか余計にめんどうに感じる…。
ただティファールの片手鍋は、取っ手を外すとギリギリ食器といっしょに入れて洗えるので便利でした(笑)
洗えないモノがある
包丁、まな板はNG。
そして耐熱でないガラスもNGです。
所持している食器のラインナップを改めて調べ直して、そのつど確認しながら使わないといけない。
その頭の使い方は、慣れないとけっこうめんどうに感じるかもしれません。
害虫を呼んでしまった(たぶん)
今年の夏、去年より”あの害虫”が増えたような…。
真夏はしょうがない部分もありますが、なんか食洗機のまわりに出る…。
実は食洗機の中に、汚れたままの皿を放置していしまうことがしばしばありました。
一人暮らしだと2食分入ってしまい、1食分だと水がもったいなく感じたので。
ところがそれが良くなかったみたい!
害虫が好む環境を通称「KASS」と言うそうです(笑)
- 暗い(Kurai)
- 温かい(Atatakai)
- 狭い(Semai)
- 湿気がある(Shikke)
食洗機はKASSをつくやすいと言って良いでしょう。
温水を使うから熱と湿気を出す。
物理的にも暗くて狭い、スキマができます。
さらにわたしは皿を放置してしまっていたので、そりゃあ出ますよね(笑)
その後、割り切って1食ごと1食分の皿を洗うようにしたら出なくなりました。
そもそも木造アパートなど、害虫が出やすい環境にお住まいの場合は特に注意したほうが良さそうです。
環境に良いかは微妙
「手洗いより節水!」というのが、食洗機のウリ文句のひとつです。
でも、1人分の食器、茶わん、お椀、皿を洗うのに、そもそもそんなに水は使うんだろうか…。
購入した食洗機は、どのモードで洗っても一律5リットルの水が必要なんですね。
投入した食器を自動でAIが判断して節水してくれる…!とかではぜんぜんないんです。
皿1枚だろうが、5枚だろうが5リットルは5リットル。
また85℃の温水、乾燥時の温風をつくるエネルギー。
そして手洗い用より強力な食洗機用洗剤。
それらを総合して、果たして手洗いより環境に良いか?と言われたら、けっこう微妙なところかもしれません。
食洗機を使いこなすコツ【改善案】
汚れた食器を入れっぱなしにしない
これは重要な害虫対策。
1回でたくさんの食器を洗いたくなりますが、放置は厳禁でした。
贅沢に、1食ごと使ったほうがいいかもしれません。
自然乾燥で節電する
たいてい
- 50分 洗浄
- 10分 温風乾燥
というモードで使用しています。
50分の洗浄が終わったらスイッチを切って、扉を空けてカゴを手前に引いておく。
そうして自然乾燥させることが多いです。
なにせ85℃の温水洗浄なので、自然乾燥でわりとすぐ乾いちゃうんですね。
温風の電気代がもったいないなと思って、在宅している場合は自然乾燥させます。
水の充填はホースでする
賃貸用の食洗機は、だいたいが桶のようなモノが付属しており、それで水を汲んで充填するものが多いです。(BEAMS Designはタンクを外すことも可能ですが)
3回、4回と水を汲むのは意外とめんどう。
そこでホースを使ってドバ〜ッと入れてしまうのが便利です。
ホースの置き場所に悩むんですが、わたしは蛇口の近くに置いてます(笑)
うまく収納できそうな人は、このやり方をぜひ検討してみてください。
ホースはホームセンターで好きな長さを購入できます。
一人暮らしなら「一人暮らし用」を買った方がいい
「もっと小さいので良かったな」
というのが今の感想です。
どのみち、
- 調理器具は入らない
- 1食ごと使う(害虫対策)
ので、2〜3人用の容量は必要ない。
そして一人暮らし用だと必要な水も少なくなるし、節水の意味でも無駄がありません。
もちろん省スペースにもなりますね。
なんで「BEAMS Design」を買ったかというと、実は「色」なんです(笑)
家電を黒系で統一してしまったがために、白い食洗機を買う気がしなかった…。
2022年当時、黒で有力な商品がありませんでした。
しかし2023年、おもしろ便利家電で人気のTHANKOから「ラクアmini Plus」のマッドブラックが発売!
おそらく一人暮らし用だと、これがベストじゃないかな〜と睨んでいます。
【まとめ】ミニマリストに食洗機はいらない?
食洗機はめちゃくちゃ悩ましいアイテムですね(笑)
ひとり暮らしのミニマリストにとって、必需品とは言えません。
しかしミニマリストと言えど、自炊はするので活用ポイントは多い。
わたしの場合、「手荒れ改善」のメリットがすごく大きいので、購入は後悔していません。
しかしいくつかの注意点やデメリットを天秤にかけると、ない方がかえってストレスなく暮らせる人も多いと想像します。
一方、洗い物が必然的に多いご家族なら、とっても便利。
つまるところ、食洗機がライフスタイルにピタッとハマるかどうかはサイズ選びが重要です。
オーバースペックの食洗機を購入すると、かえってデメリットが大きくなったり、使いこなすのが難しくなる。
食洗機に限っては「大は小を兼ねる」ではなく、ぴったりマイサイズを狙って購入するのがおすすめでした!
BEAMS DESIGN 食洗機 BD-BM6L
家の中でいらないモノまとめ
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断捨離の参考になったらうれしいです。
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