これまでの人生で5回、引っ越しをしてきました!
部屋の遍歴は、
- 4LDK(同居人あり)
- 2LDK(同居人あり)
- 1K
- 1K
- 1K←now
と、ひとりになってからはずっと1Kアパートばかり選んでいます。
平米数はだいたい18〜25㎡。
やっぱり狭い部屋ってメリット大きいです!
狭い部屋に住むメリット
家賃が安い
東京だと、だいたい+5㎡ごとに家賃が+10,000円といった感じ。
つまりすこし狭い部屋を選ぶだけで、年間12万円の節約になります。
わたし、フリーター時代の年収が200万円程度だったんです。
手取りだと150万円ぐらい。
ってことは、12万円ってじぶんの収入の約8%にあたる!
そう考えると、ちいさな部屋を選ぶことはまさに値千金。
生活に大きな影響を及ぼします。
その12万円を自己投資にまわせるか否かで、10年後、20年後のじぶんが変わってくるのを強く実感しています。
光熱費が安い
電気とガス代と合わせて2,000円前後で収まる月もしばしばありました。
ただし最近はエネルギー費の高騰で、さすがにそこまではできないですね。
あと今住んでいる部屋(25㎡)にロフトがあって、天井がけっこう高く冷暖房効率が悪い(笑)
18㎡に住んでいるときはエアコンひとつですぐに暖かくなるし(涼しくなるし)、すごく楽でしたね。
ちなみに狭くて家賃が安い古物件だと、スキマ風があるとか断熱が弱いとか、いろいろ懸念事項があると思います。
でも100円ショップの隙間テープやカーテンを二重にする裏地ライナーなど、けっこうじぶんで対策できますよ。
トータルで見て、「断熱レベルが高い広い部屋」より「狭い部屋」の方が、光熱費が安く済むんじゃないかなぁ(エコハウスとかならまだしも)
掃除が楽
15㎡前後だと、掃除機を使わずメインはフロアワイパーという人もしばしばいます。
最近はロボット掃除機(ルンバ)があるし、床掃除の負担は減ってきているように思います。
でもルンバを買ったら買ったで、それなりにルンバのお世話をしないといけない(笑)
例えば5年に1回、6万円のルンバを買い換えるとすれば、それは月々1,000円のサブスクのようなもの。
家電ひとつあると、やれフィルター掃除だとか、やれ壊れただとか、収納場所はどうしようだとか、考えることがすごく増えますよね。
ニューモデルが出ると絶対欲しくなるし(笑)
狭い部屋でできるだけアナログ掃除が可能なら、それはそれでけっこうメリットがある選択です。
関連記事:ネットのレビューが低評価の無印良品のフロアモップをあえて買って使ってみました!
狭い部屋に住むデメリット
収納が少ない
1Kだと、だいたい1畳ぐらいクローゼットが押し入れがひとつあるだけじゃないでしょうか?
でもひとり暮らしなら、実際はそれでほとんど荷物が収まるはず。
あんがい不便なのが、メインの収納じゃなくて靴箱ですね。
ただでさえ狭い玄関で靴の収納場所がないと、かなり玄関がごちゃごちゃした雰囲気になってしまいます。
小さな土間スペースに靴が2足、3足とあるとけっこう煩わしい…。
特にスニーカーなどコレクションがあるので、気になる人は多いかもしれません。
あとはトイレに収納がなかったり、キッチンの収納がすくなかったりと、暮らしてみないと気づきにくい部分もありますね。
匂いが残りがち
1Kの場合、その「1」は眠りにつく寝室であり、食事をするダイニングでもあります。
特に収納が少ないアパートの場合、ベッドを買うことが多いです。
なので、食べ物の匂いがベッドなど布製品に残りがち。
気にしない人はしないですが、清潔感を保ってくらすにはちょっと工夫が必要ですね。
インテリアに制限がある
特に大きのはテレビです!
テレビはテレビ線につなぐために、必然的に配置が固定されます。
すると、ソファやローテーブルも自然と固定。
さらにベッドなんか買った日には、もう完全にインテリアが固定化されます。
いろんなレイアウトでインテリアを楽しむには、ちょっと難易度が高くなりますね。
狭い部屋で快適に暮らすコツ
モノを減らす
っというわけで、テレビを捨てちゃうのをおすすめします!
テレビそのものを捨てても、
- スマホやパソコンでテレビが見れる「nasne」
- スマホアプリ「TVer」「Paravi」「TELASA」他
などで、テレビ番組自体は見ることができます。
わたしも最近ようやくテレビを処分して、その爽快感を実感中。
関連記事:【ミニマリスト】テレビを捨てて、NHKを解約しました!注意点など体験談
他のモノを減らしてクローゼット(押入れ)に余裕ができると、布団を収納できるようになります。
すると匂いの強い食べ物も部屋で食べやすくなりますね。
1Kひとり暮らしに必要なモノって思ったよりもすごく少ないです。
減らせば減らすほど快適になるので、ぜひ断舎離してみて下さい。
割り切って外へ行く
デメリットを総合すると、なんだかんだで人を招きにくいと思います。
そこで考えたいのが、街全体をじぶんの家のように捉える発想。
- キッチン・ダイニング→ファミレス、ファストフード、街の飲食店
- リビング→カフェ
- お風呂→銭湯、サウナ、スポーツジム
- 寝室→ホステル、ゲストハウス
など、家の外で客人をおもてなしできる周辺施設をリストアップしておきましょう。
あとはじぶんのためでも同じです。
例えばコワーキングスペースを借りたらオフィス家具を買わなくて良くなったり、光回線など入れる必要もなくなったり。
なまじ家賃が安い狭い部屋ですから、浮いたお金をシェアリングサービスに投資することで、総合的に生活の満足度が上がることも多いです。
例えば、
1LDK 家賃70,000円+光回線 5,000円=月々 75,000円
というパターンよりも、
1K 家賃50,000円+コワーキングスペース 15,000円+スポーツジム 6,000円=月々 71,000円
の方が、QOLが上がりそうな気がしませんか?
家にいる時間が減り、ジムのお風呂に入ることで光熱費も下がるし。
またシェアリングサービスは不必要になったらすぐに解約できるので、いざってときに節約できるのもメリットです。
もちろん、そう都合のよい立地に希望の部屋があるわけじゃないでしょう。
ただそれを見越して部屋選びすることもひとつのアイディアだと思います。
日当たりや風通しを重視する
物件の設備がしょぼくても、
- 日当たりがいい
- 風通しがいい
このふたつさえ満たせば快適に暮らせます。
日当たりが良ければ浴室乾燥機がなくてもすぐ洗濯物が乾くし、風通しが良ければサーキュレーターを買わなくても大丈夫そう。
逆にうと日当たりが悪く、湿気の溜まりやすい部屋に住むと、その問題を解決するために家電とエネルギーが必要になってしまいます。
そのコストは長い時間を経るとボディーブローのように効いてくる。
周辺施設の話といっしょですが、部屋選びの段階でできるだけ日当たり&風通しも考慮するのが吉ですね。
ミニマリストのための部屋が見つかる
狭い部屋のメリット・デメリットを前提に、生活を組み立てるアイディアをご紹介してきました!
狭いけど家賃が安く、周辺施設が充実して、かつ日当たりも風通しもいい…。
なかなかそこまで理想の物件はないでしょうが、参考になったらうれしいです。
理想を探すミニマリストにおすすめの賃貸物件サイトをまとめました!
合わせて参考にしてみて下さい。
関連記事:ミニマリストにおすすめの賃貸物件情報サイト5選!あえて狭い、おしゃれで家賃が安い部屋を探せる