もはやYouTubeの方が視聴者も多いし、影響力を高い気がしますが、ぼくはまだまだテレビって好きなんですね。
SNSだとボーっとリラックスして見れないフシがありまして…(過去記事に書きました⇒YouTubeとSNSが嫌いで、テレビとブログが好きな理由)
そんなわけで、テレビ好きのわたしが見ているおすすめ番組をご紹介します。
ってもほとんど有名番組ばかりですが。
まだまだおもしろい「アメトーーク!」
足かけ10年以上見ている気がする…。
人気芸人の登竜門的な番組になっています。
最近だとお笑い第七世代はじめ、アインシュタインとかもグイグイアメトーーク!で推されていますね。
実は現場ではある程度の期間を決めて、推していく芸人を決めているそうですよ。
よくよく観察していると、集中的にブッキングしている芸人がわかりますもんね。
アメトーークの魅力と言えば、「○○芸人」という"くくり"ですが、基本的にMCとの対立構造になっているので、盛り上がりやすくなっているんだと思います。
趣味クラスターの常識、いわば"あるある"がMCを介すことで、自動的にボケになるというシステム。
これに飽きない限り、すばらくずっと楽しめるだろうなぁ。
斬新な企画がおもしろい「タモリ俱楽部」
老舗番組なんですけど、恥ずかしながら最近見始めました。
最近おもしろかったのは、Googleマップ(ビュー)に偶然移った電車を探す「グー鉄」という企画。
なんなんでしょうね。
わたしは全然鉄道に詳しくないんですけど、電車が移っている画像が見つかると「おーっ!」っと盛り上がってしまう(笑)
あいみょんが春画を語る企画とか、なかなか他では見れない…。
マニアックなんですけど、テーマ自体はけっこう庶民的なんですね。
スキューバーダイビングとかサーフィンとかヨガ、みたいなキラキラ感がない(笑)
だから、なぜか共感できてしまう。
一昔前のインターネットみたいなマニアックな偏愛が楽しく見れる番組だなぁと思います。
憧れの塊「世界はほしいモノにあふれてる」
逆にめっちゃキラキラ気分を味わえる番組です。
世界の素敵なものを買い付けるバイヤーさんに密着。
そのアイテムのストーリーを知ることで、もっとモノを大事にしたくなる、もっと欲しくなる物欲刺激系番組ですね。
特にヨーロッパのグルメ系の企画だと見ちゃうんですよね~。
スペインのバスク地方には小さな飲食店が立ち並んでおり、住民たちはお気に入りの店をハシゴしてお酒や一皿料理を楽しむそう。
なにそれ、天国かよ…。
商品だけでなく、現地の人たちの暮らしが垣間見えるのが、この番組のおもしろいところだなと思います。
タカさんが大人のトークをする「石橋、薪をくべる」
昔、SMAP×SMAP(スマスマ)のビストロのコーナーが好きだったんですね。
なぜかと言うと、ゲストの幅が広かったからです。
タレントだけでなく、オリンピックで活躍したスポーツ選手や政治家、海外のミュージシャンまで。
特に印象に残っているのが「アランドロン」と「ジェーンバーキン」。
アランドロンはフランス出身の映画俳優で、めっちゃくっちゃイケメン(笑)
出演当時はもう高齢でしたが、まぁダンディなおじいちゃんと言った感じで、今にも女性を口説きそうでしたね(笑)
ジェーンバーキンはエルメスの「バーキンバッグ」のその人です。
バーキンバックを勝利チームにプレゼントしたのですが、「オリジナリティが大切!」とか言って、バッグをばしばし踏みつけていました。
破天荒(笑)
そのヒトコマからヨーロッパの人と日本人のブランド品に対する扱いって違うんだなぁと思いましたね。
ヨーロッパの人にとっては時間を共に重ねて、痛みもいっしょに愛でるアンティークになっていくもの。
日本人にとってはトレンド品に見えます。
…っとそんな風に普通に男性が生きていたら「ジェーンバーキン」なんて知る由もないじゃないですか。
SMAPという当時の超ポップアイコンだからなせる業だと思うのですが、ゲストが一般に知名度ない人や流行の人じゃなくても番組が成立できる。
だからこそ、幅広い事柄を視聴者は知ることができました。
ですが、今のテレビってそんな風に「知らないことを知れるメディア」ではなくなってきたように思います。
「ネットで話題」のことをまとめて放送する。
そんな番組が増えましたよね。(おもしろ動画100連発!みたいな)
それはそれで良いのですが、やっぱりもうちょっと教養があって欲しい。
そんな中でも、少し前にはじめったとんねるずタカさんの「石橋、薪をくべる」は教養のある番組だなぁと思います。
タカさんの交友関係に限定されるのでしょうが、ゲストの幅はすごく広い。
総裁選にも出馬した政治家の石破茂さん。
東京ラブストーリーやカルテットの脚本で知られる坂元裕二さん。
とらや会長の黒川光博さん。
なかなかこういった人たちのトークをまとまった時間聴ける番組はないと思います。
人気の芸人さんも多数出演しているんですが、そこでもトーク内容がシブくていい。
ネットを検索すれば、業界有名人のトークだって出てくると思うんですが、ジェーンバーキンのそれのように「知る由もない」わけです。
つまり検索しようにも検索できない。
レコメンドは過去の視聴履歴から決まりますから、やはり「興味の外側」へは向きにくい。
実はかつてのテレビのように幅広い知識は得にくくなっているのかもしれません。
タカさんはYouTubeも大好評ですが、引き続きテレビも頑張って欲しい所存です。
もっとも教養のあるツーショットトーク「かりそめ天国」
教養という点で言うと、今のテレビの世界ではマツコ・デラックスさん、有吉弘行さんがイチバンではないでしょうか。
その二人のトークバラエティ「かりそめ天国」はやっぱりおもしろいですね。
元々「松紳」のようなトークの達人によるツーショットトークが大好きでした。
「気分は上々」のウッチャンナンチャン二人のトークの部分とか、さまぁ~ず×さまぁ~ずのそれだったり、もちろんガキ使も。
今だとやっぱりかりそめ天国になりますよね。
基本的に視聴者からのお便りに2人が返答してく感じになるのですが、わたしは2人がどうこたえるか予測するんですよ。
ところが、ずっと見続けているのに、その予測が未だにけっこうな割合で外れるんです。
それだけ2人の目線が深いと言うか、視野が広いと言うか…。
「ものの見方」がなんとも勉強になります。
あとはお2人の「敬語」も大事なポイントだと思います。
もうずっと続いている番組なのに、お互いを「マツコさん」「有吉さん」と敬称で呼ぶし、芸能界の先輩に対しては必ず「○○してらっしゃる」といった丁寧な敬語を使われます。
これがやっぱり「見るに堪える」番組になっているのだろうなぁと思うんですね。
テレビタレントだと芸として失礼な物言いをする人は多いですが、良くないのは普通に礼儀がなっていない人(笑)
言葉の端々に礼節に欠ける感じがにじみ出ちゃっている人っていますよね…。
そうゆう人はやっぱり徐々に見なくなるような気がします。
マツコさんと有吉さんは教養と常識があるから、安心してみていられます。
だからこそ毒舌も言えるんですよね。
SNSも大好評な「家事ヤロウ!!!」
家事ヤロウはなぜか第1回から見続けている番組です。
当初は深夜の深い時間帯で、人気タレント三人で家事という何ともチグハグな設定に驚きました。
この3人ならゴールデンやれそうだし、逆に深夜なら家事じゃないだろう…みたいな。
ところが、見始めたらおもしろい。
ありふれた家事という事柄をおもしろおかしく魅せる。
やっぱり芸人さんとかタレントさんはスゴイな~と思う番組です。
ただ最近はコロナも影響もあるでしょうが、企画がマンネリ気味。
バズったレシピを紹介するだけになっています。
昔は女子寮に潜入したりしてたんですけどね(笑)
インスタグラムが大好評のようで、やっぱりそっちに合わせるとグルメ偏重といったことになるんでしょう。
またロケにいって柔道着のたたみ方とか、そんなコーナーもたまに挟んで欲しいですね(笑)
男性も見やすい料理番組「男子ごはん」
男性が見ても恥ずかしくない料理番組。
それが男子ごはんです。
いや別にレシピさえしれれば良いのかもしれませんが、既存の料理番組って全てが女性向けに作られているから、音が見ているとなんだか気恥ずかしい気分になってきませんか。
デパート行って、間違って化粧品売り場に出ちゃった、みたいな(笑)
男子ごはんはその名の通り、男子のための料理番組です。
TOKIOの国分太一さんと料理研究家の栗原心平さんが出演。
レシピは男性が食べて満足できるボリューミーなものが多いし、普段料理をつくらない人も挑戦しやすいように簡単レシピに調整してくれています。
スタジオの雰囲気や企画もバラエティ寄りでとても見やすいです。
たまにくるゲストも豪華で、広末涼子さん、蒼井優さん、木村多江さんは何度か出演しているはず。
そして岡村隆史さんは準レギュラーだそう(笑)
正月スペシャルに毎年出演されますね。
料理が苦手人もモチベーションが貰える番組なので独り暮らしの人とかにもかなりおすすめです。
マイペースでテレビを見るのが、ホッとしませんか?
テレビはYouTubeと違って「有限」なのが良いなぁと思います。
ダラダラみちゃうことはあるんですけど、番組はどれも週に1回なわけで、見るにしても限度がありますよね。
YouTubeは毎日毎日、一生かかっても見切れない量の動画アップロードされているわけで、本当に無限です。
大画面だし、スマホみたいに手で支えなくても良いし。
最近のレコーダーなら気になる番組をダーッと録画して、かいつまんでみることもできますし、そこまで利便性も悪くないんじゃないかなぁ。
そんなわけで改めましてテレビを見てみてはどうでしょう?
参考になったらうれしいです。