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アンデシュ・ハンセン『運動脳』書評。運動なくして、健康なし

 

 

アンデシュ・ハンセン 運動脳の表紙

「とにかく運動したらオールオッケー!」

 

この本を一言で要約したらこうなるでしょう。

 

っというか、それだけを繰り返し述べている本です(笑)

 

「ストレス」「不安」の軽減

 

「集中力」「記憶力」「想像力」のアップ

 

運動するだけで、それらのポジティブな効果が得られると。

 

ん…?それって、ある意味で一般常識では?

 

でも例えば「記憶力」に対しては、脳トレよりも運動のほうが効果的だとはご存知でしょうか?

 

また「不安」や「ストレス」に対しても、薬かそれ以上の効果が見込めるとも。

 

運動が健康的なのは誰しもが知っている。

 

しかし本書が訴えかけているのは、さらに強い「運動なくして、健康なし!」というメッセージです。

脳はサバンナにいる

運動しなければ、脳の健康はありえない。

 

その主張の根拠になっているのは、膨大な「神経科学の実験」と「種としての人間」までさかのぼり、生き物にとって脳とはなんなのか?を考える考察です。

 

著者いわく、「わたしたちの脳は未だにサバンナにいる」と。

 

脳は、運動を前提とした世界をイメージしているわけですね。

 

だから運動しないことは、脳にとって役目を終えたことを意味するのかもしれません。

 

外敵から逃げるため、安全な場所へと移動。

 

栄養を摂取するため、食べ物を見つけて食べておく。

 

種を残すため、異性を見つける。

 

脳が行っている仕事はもっぱらそのようなことです。

 

他の動物で考えてみても、たしかにそのような行為の連続ですよね。

 

外敵から逃げることも、食物へ異性へと向かうことも、それは運動を伴う行為。

 

逆にいえば、それらの行動が必要なくなったとき、脳は「お役御免」となり、機能が低下すると考えるのは、ごく自然なことに思えました。

 

脳はなにも、ドラマや映画を観るためでも、音楽や芸術に感動するためにあるわけでもないんですね。

 

だから運動することによって「(脳→)まだまだじぶん、必要なんですね!」とわかってもらう(笑)

 

おおざっぱですが、本書を読んだわたしの理解はそんなところです。

運動しよう、そうしよう

「脳の健康には運動が前提になっている」

 

その考えは、人生を健康的に送るために極めて重要ではないでしょうか?

 

運動しないでなにか他の健康法をやっても、なかなか効果はでない。

 

それってある意味、とても厳しい現実ですけど「そうと決まればやるしかない!」と開き直れるような気もします(笑)

 

具体的にどんな運動をすればよいかと言うと、30分程度の有酸素運動だそうです。

 

ちょっと息が切れるくらい心拍数を上げるのがポイント。

 

それを週5日ぐらい、習慣的に行うと。

 

「30分の有酸素運動」「心拍数を上げる」「習慣」の3つをクリアすれば、運動の内容はあまり関係ないらしいです。

 

ランニングでもサイクリングでも、他のスポーツでも良いみたいですよ。

 

わたしは運良く今年の4月からスポーツジムに通い始めたので、さっそく本書の理論で運動内容を変えてみました(笑)

 

短期的な効果も、本書では語られていますが、まぁやっぱり習慣的にやって気づいたら良くなっているのが現実でしょうか。

 

でも息が切れるぐらいの30分の有酸素運動をすると、その日はよく眠れるようになったり、「直近のごほうび」もあります。

 

運動習慣がない人は、まずそっちにフォーカスして、とにかくはじめてみるのも手かと思います。

『スマホ脳』『ストレス脳』もおすすめ

アンデシュ・ハンセンさんは他にも、脳に関する著者を発表しています。

 

この3つの内容はどれも似通っているので、気になるキーワードの本から読むと良さそうです。

 

わたしはけっきょく、3冊読みました(笑)

 

いろんな論文が根拠になっているんですけど、むずかしい部分はカットして、結論だけサクサク教えてくれます。

 

勢いをもって読める本なので、ふだんあまり本を読み慣れていない人も、ぜひ挑戦してみて欲しいと思います!

 

今日のあとがき

10月4日

川っぺりムコリッタ、なんとなく調布の映画館で観てきました。調布には『NANA』に登場する「ジャクソンホール」のモデルになったお店があるらしい。NANAは連載当時の主人公の年齢がちょうどじぶんと重なっていたので思い出深い作品です。ナナたちが上京するときに、ちょうどじぶんも上京していたという。こんど行ってみよう!

  

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