「働きたくないから、生活費の安い地方に引っ越そう」
確かに地方なら家賃も安いし、労働時間を減らしたり、それこそ山奥で仙人暮らしとかできそうです。
でも個人的には、
「無職こそ東京」
だと思ってるんですね。
実際にわたしは東京で(ほぼ)無職生活を続けてもう8年になります。
無職目的(?)で地方に移住するなら、逆に東京も選択肢に入れてみてはどうでしょうか?
無職の移住に東京がおすすめの理由①:ほうっておいてくれる
まず何よりも大事なのが、東京ではほうっておいてもらえること。
孤独でいられることです。
わたしは山形県の片田舎出身なんですが、とてもじゃないですけど故郷で無職を続けられる気はしません。
よく天気の良い日は昼間っから公園にレジャーシートやエアーソファーを持っていて、ひとりピクニックをしたり、本を読んだり、昼寝してるんですけど、じゃあ、地元で昼間っから寝そべってごらんなさい。
十中八九、親の友達とかにみつかって
「あんたのとこの○○、昼間っからブラブラして働いてんの?」
と井戸端会議の議題にあがること間違いナシ!
あ~、だるいっすよね(笑)
東京は人が多いので、それぞれがバラバラに生きています。
「冷たい」と感じる人もいると思うけど、無職みたいなマイノリティにはむしろその方がありがたい。
あと地方だと伝統行事があったりするじゃないですか。
そうでなくとも、地域の住民同士のつながりって強い。
無職になった(なりたい)理由のひとつに「人付き合いが苦手」っていう人は多いと思うんです。
だから地方の濃い人間関係を前提とした社会って、どうしてもツラいんですよね。
無職の移住に東京がおすすめの理由②:多様な人間性が受け入れられる
東京はひとりでもいられるんですけど、逆に寄り添うこともできるんですね。
素直に考えて、地方に住んで無職が無職の友達って作れます?作れないですよね?(いらない?)
東京は、ほーんっとに色んな人がいます。
マイノリティがマイノリティ同士集まる場所や機会もけっこうあるんですよね。
象徴的なところだと、LGBTとかまだまだ偏見の目で見られがちな人たちも、同じ悩みを抱えている人たちと出会うことができます。
無職は間違いなくマイノリティです。
精神的な部分でマイノリティが自由に生きていくには、やはり東京しかないと思います。
無職の移住に東京がおすすめの理由③:いざとなったら働ける
別に無職がゴールではなく、働きたくなったら働けばよいと思っています。(わたしもちょっと働いてます)
そんな時、やっぱり地方だと仕事が少ないです。
東京なら探せばいろんな仕事にありつくことができますよ。
派遣社員を「始めては辞め、始めては辞め」とやっている無職友達とかいます。
あと仕事の数が多いので、人間関係がリセットされる機会も多いです。
つまり働ける場所もあるし、嫌になったらすぐ辞めて次にいける環境なんですね。
無職をゆるーく続けていきやすいはずです。
無職の移住に東京がおすすめの理由④:車がいらない
車なんて無職には持てない!
そんなお金ないですもんね。
でも地方に住んだら、車がないとどうしても世界が狭くなってしまう。
東京なら近所に話題の店があったり、商店街には美味しい定食屋があったり、歩いて1分でコンビニがあったりと徒歩 or 自転車でまったくヒマしません。
無職ですから遊ぶお金は少ないです。
でもちょっと小奇麗なカフェでコーヒー一杯飲むことぐらいはできるじゃないですか。
徒歩圏内にそういった場所があれば、ガソリン代も必要なく¥500でちょっと気分転換できるわけです。
東京で無職生活するなら都下エリアがおすすめ
そんなわけで「無職の移住は逆に東京がおすすめ」という話題でした。
やっぱり精神的な部分が大きいのではないでしょうか。
人間関係が希薄だからこそ、自由でいられる。
仕事がたくさんあるので、逆に働かないでいられる時間もつくれる。
結局、都会には人もお金もたくさん流れているので、その中にまぎれちゃえば何とか生きられてしまうんですね。
でもひとくちに「東京」といってもその土地柄は本当にさまざまです。
無職は東京がおすすめ!と言いましたが、さすがに銀座とか六本木では無理だと思います(笑)。
個人的におすすめなのが中央線エリア。
中央線(の西側)って一種独特の文化があるというか、なぜかマイノリティにやさしいんですよね。
特に高円寺駅~西国分寺駅のあたりでしょうか。
とりわけ個人的におすすめなのが、武蔵境駅から西国分寺駅までの区間。
ここは家賃が安い1人暮らしの用のアパートも多いですし、公園とか図書館とか無料で好きなだけ使える場所が充実しています。
少し駅から離れると緑が多くて落ち着いているので、わたしは好きな場所ですね。
このエリアは武蔵野市、小金井市、国分寺市といわゆる「都下」と呼ばれれるエリアです。
それ以外の都下エリアも良いですよ。
調布市、狛江市、町田市なんかは都心からもそう遠くありません。
ちなみにわたしが無職生活をスタートさせたのは狛江市でした。
狛江は何もない場所なんですが、隣が世田谷区であんがい便利な場所です。
当たり前ですが都下でも東京都の最低時給は適応されます。
でも都下は家賃が安いので、バイト時間を減らしやすいんですよ。
わたしは市内で早朝のアルバイト(~11時)をやって、午後は速攻で家に帰って好きなことをやる、という生活をしばらくやっていました。
めちゃめちゃ効率的で楽しかった日々ですね(笑)
「それで暮らしていけるの?」と疑問に思うでしょうが暮らせちゃうんです。
っというのも、その時住んでいたアパートの家賃が36,000円だったので(笑)
家賃がそのくらい安いと、毎月の生活費は10万円いかないぐらい。
だからバイトはそのくらい稼げればで十分なんですね。
あとは午後からブログやらライター仕事やらをマイペースでやっていました。(今はそれがメインになりましたが)
そんな風に東京都下、
- 時給の高いバイト
- 安い賃貸アパート
がそろっているので、徐々に「理想の無職生活」に近づいていけると思います。
そんなわけで、無職で移住を考えている人はぜひ東京都下も検討しみて下さい。
わたしが今まで暮らしてきた街の「住みやすさ」をサブブログにてまとめました。
とりわけ無職むけの内容ではありませんが、暮らしぶりが想像できると思うので、ぜひ合わせて読んでみて下さい。
中央線「武蔵境駅」周辺の暮らし↓
関連サイト:武蔵境の住みやすさは?メリット、デメリットを住民が口コミ
狛江市の暮らし↓
関連記事:狛江市の住みやすさを住民歴10年の私が口コミします
狛江市でも喜多見駅周辺に絞ったレビュー↓
関連記事:【小田急線】喜多見駅周辺の住みやすさ。4年間、実際に住んでいた感想
【初期費用が激安】実際に移住するなら、まずはシェアハウスがおすすめ
上京で大きな壁になるのがお金です。
引越し費用やアパート入居の初期費用、家具、家電の購入など、ふつうに暮らそうとするとゆうに50万円以上は必要になります。
また、賃貸アパートは入居時に審査があり、保証人や仕事の有無も確認され、無職にはいささかツラいところ。
そこで有力なのがシェアハウス。
シェアハウスなら、初期費用が安く、保証人も必要としません。
- まずはシェアハウスに住む
- 東京の派遣やバイトでお金を貯める
- ひとり暮らしのアパートに引っ越す
- 少しずつ仕事を調整していく
とステップを踏むと、理想の暮らしに近づいていきます。
今の生活が嫌だとか、家庭に難があったりだとか、とにかく今すぐに上京したい人はまずはシェアハウスを宿り木にしてください。
シャアハウスはシェアドアパートメントで探すのが便利。
シェアドアパートメントなら都心に家賃38,000円〜住むことができます。
特に上京後、いったん派遣の仕事を考えている人にはおすすめです。
一般に派遣の求人は都心に多く、また交通費がでないことがふつう。
シェアドアパートメントなら物件間の移動が可能なので、仕事に合わせて近いエリアに即引っ越すことが可能です。
少しずつ理想の暮らしに近づくための、力強い一歩になってくれますよ。
物件の検索は公式サイトから↓
無職なりに生活する方法
「働かずに生きていく方法」をわたしの体験談から書きました!
貧しい生活ではありますが、それはそれなりに生きていけます。
関連記事:無職になりたい?無職になる方法、無職を続けていく方法を解説