ヴィーガン(完全菜食主義)のパンやドリンクを販売しているお店です!
わたし自身はぜんぜんヴィーガンではないのですが、いやぁ、とっても美味しかったですね。
朝からこういった手の混んだ料理をいただくと、ほんとうにテンションが上って気分が良い!
野菜を使ったカラフルなパンたち
この画像だけでもお腹いっぱいになりますね(笑)
しかし野菜が具材になっているパンはともかく「ほんとにヴィーガン?」と言いたくなるようなラインナップ。
ヴィーガンは肉はおろか、バターや卵も不可。(程度はあるそう)
クロワッサンとか、ほんらいバターを食べるモノじゃないですか(笑)
でもユニバーサルべイクス&カフェでは、大豆油などをうまく使いながらバターに負けないコクをつくっているそうです。
この日は平日の朝ということもあり、他にお客さんが少なかったので店員さんにいろいろと話を聞くことができました。
ヴィーガン料理という性質上、お客さんも確認したいことが多いでしょう。
店員さんの手が空いてそうだったら、いろいろと聞いてみるのも良いと思います。
フルーツカンパーニュタルトと野菜クリームサンドを食べました
手前が「野菜クリームサンド ビーツクリーム」
奥が「季節フルーツのカンパーニュタルト」
です!
まず野菜クリームサンドですが、これが素晴らしかった…。
ビーツクリームにレンコンと大葉のとりあわせは天才的!
やわらかいパンにただクリームを挟んだだけでは、できそこないのマリトッツォみたいで決して美味しくないでしょう(笑)
しかしレンコンのパリン!とした強めの食感が、いっきに「おかずパン」の雰囲気を醸し出し、さらに鼻に抜ける大葉の香りが夏を感じさせる。
ふつう、パンに合わせないであろう食材をこれほど絶妙のバランスで組み合わせるとは、作り手の才能とアイディア、技術と苦労を想像させます。
カンパーニュタルトも、実に贅沢。
ナッツ系のクリームとフルーツ系のクリームに、フレッシュないちじく。
性質の違う香りと甘みが重なり合い、後味までずっと美味しい(笑)
余韻のながーい味です。
だから満足感がすごくある。
ヴィーガンというのはある意味「縛りゲー」なのがおもしろいですよね。
限定的な食材を使うルールだからこそ、その食材のクオリティにこだわり、ポテンシャルを引き出す調理法にこだわる。
そしてそれらを適切な組み合わせで提供する。
これってまさに「料理」じゃないでしょうか!
人間の味覚なんて「糖質に塩と油いれて、火を通せばOK!」みたいなとこありますが、そればっかりじゃつまんない。
人間だからこそ、お皿の上に技術と想像力をのせてほしい。
それが文化であり、人生のたのしみだと思います。
まぁ、わたしはカップラーメンも食べますけどね(笑)
でもそんな人こそ、たまにはユニバーサルべイクス&カフェみたいなところにいって、人間らしいご飯を食べたほうが良い気もします。
特別な1日をはじめるモーニング
ユニバーサルべイクス&カフェの最寄り駅は、正確に言うと世田谷代田です。
しかし下北沢駅から世田谷代田駅にかけての旧線路上に「BONUS TRACK」という商業施設ができたおかげで、そのへん一体は「下北沢エリア」とくくれるようなイメージになりました。
下北沢駅を降りて、BONUS TRACKを抜けて歩いて行ってもそんなに遠くないですよ。
また下北沢駅を挟んで逆側の東北沢方面には「Reload」という施設があります。
Reloadには2号店の「Universal Bakes Nicome」があるそうです。
そっちも機会があったら行ってみたいですね。
現在、ユニバーサルべイクス&カフェは朝の8:30から営業しています。
価格はけっこうお高めで、パンをふたつ、ドリンクをひとつ注文して1,500円ぐらい。
でも下北沢という都会で、これだけの食材と技術のつまった料理を安く提供するなんて…まぁ、無理でしょうね(笑)
まいにちは行けないにしても、新しくなった下北沢をめいっぱい楽しむ1日のスタートには、ほんとうに最適だと思います。
また野菜とフルーツはとうぜん季節性があるので、入れ替わるメニューも楽しい。
今回はいただかなかったのですが、スープとフレンチトーストもあるそう。
むしろスープが名物みたいなところがあるみたいです(笑)
わたしも近所に住んでいるわけではないですが、季節ごとに足を運んでみたいと思います。
最新情報はInstagramをチェックすると便利です!
Universal Bakes and Cafe (@universalbakes_tokyo)