この2年間でいろんな洗濯洗剤を試しました!
- 液体洗濯せっけん「SOMALI」
- 粉末洗剤「とみおかクリーニング」
- 液体洗剤「THE洗濯洗剤」
- 無印良品の「洗剤&柔軟剤」
- etc...
などなど、高級なモノからリーズナブルなモノまでいろいろ試した結果、いまのところ「ミヨシ お肌のためのせっけん」と「重曹」が定番化してきました!
これを選んだ理由をご紹介します!
「ミヨシ お肌のためのせっけん」のメリット
肌にやさしい
科学に基づいたさまざまな理由から、合成洗剤よりせっけんの方が肌にやさしいと言われています。
わたしは専門家じゃないので言及は避けますが、せっけんはなんと紀元前から使われているとか。
対して合成洗剤は1950年頃から普及したそうです。
せっけんが体に負荷が大きかったら、人類は絶滅しているでしょう(笑)
なので、個人的にはやっぱりせっけんの方が安心感があるかなと考えています。
柔軟剤とおしゃれ着洗剤がいらない
ミニマリスト的にだいじな部分!
とにかくモノを減らしたいので、多用途なモノを選びたい。
せっけんは合成洗剤と違って生地を固くすることがないので、柔軟剤がいりません。
デリケートな素材でも、濃度を調整すれば使えます。
使い方がかんたん
せっけんにも、
- 固形
- 粉
- 液体
とパターンがあります。
固形はそのつど削ったりする必要があり、そもそも手洗いで使うものだったりします。
粉も洗濯機に入れる前にしっかり泡立てる必要があり、それがけっこう手間になりそう。
っというわけで、ふつうの合成洗剤と同じ感覚で使いやすい液体を選びました。
安い
液体せっけんを使うと決めたら、続いてメーカー選び。
SOMALIの液体せっけんを長らく使っていたのですが、いかんせん高いです(笑)
- SOMALI 600ml:1,320円(100mlあたり220円)
- ミヨシ 1.1L:770円(100mlあたり70円)
ポイントとかまとめ買いとか、さまざまな割引を駆使しても、なかなかミヨシのコストパフォーマンスには勝てない。
まいにちのように使うものですから、やっぱりリーズナブルに越したことはありませんよね。
他にも使える
ミヨシのせっけんは「純せっけん」なので、その気になれば掃除にも使えます。
中には水で薄めてハンドソープやボディソープとして使っている人もいるのだとか。
まぁ、わたしは今ところ掃除にも体洗うのにもほとんど使ってませんけど(笑)
でも詰め替え袋に残ったせっけんをシンク磨きに使うとスッキリしますよ。
「ミヨシ お肌のためのせっけん」のデメリット
溶け残り
液体せっけんは固形、粉よりも溶け残りが少ないと言われますが、それでもたまにありますね。
分量が少なすぎても、多すぎても溶け残りは発生しやすいので、慣れが必要かもしれません。
洗濯槽が汚れやすい
洗濯槽に溶け残りのせっけんが残りやすく、それが黒カビの原因になりやすいのだとか。
合成洗剤派より、マメに洗濯槽の掃除をする必要がありそうです。
黄ばむ
白Tシャツなんかは、せっけんを使っていると徐々に黄ばんでくるリスクがあります。
しかし黄ばみは「クエン酸」で対策することもできるので、手も足もでないわけではないですね。
おそらく黄ばんできたあたりでその他のダメージ(ヨレとか)も出てきて、服自体の寿命も近い。
そう考えると、意外と黄ばみ対策の負担は少ないのかもしれません。(捨てちゃうので)
ちなみにこれらのデメリットは「ミヨシだから」というわけでなく、洗濯せっけん全般に言えることです。
「重曹」のメリット
消臭効果
わざわざ重曹を使うようになったのは、これがいちばん大きな理由です!
液体せっけんはちょっと消臭効果が弱いんですね。
しっかり日光に当てないと、しばしば嫌な匂いが発生することがありました。
でも重曹を使うようになってからは、ほとんど感じない!
柔軟剤効果
重曹を使うとさらに+αで生地が柔らかくなります。
柔らかいというよりなんかモチモチするような気がします。
特にオーガニックコットンだと感じやすいので、天然素材が好きな人は試す価値アリです。
洗濯槽の汚れをとる
本格的な洗濯槽掃除はオキシクリーンとか専用洗剤を使いますが、重曹でも”できなくはない”と。
日常の洗濯に使うことで、洗濯せっけんの「溶け残り」を軽減させるのを期待しています。
安い
ダイソー で売っている500g100円のモノを使っています。(容器は無印良品のものを使ってます)
安い(笑)
重曹にもいろいろあるようで、ほんとはすこしお高めを使ったほうが良いのでしょうね。
今後、いろいろ試してみようと思います。
他にも使える
重曹はどちらかというと、掃除用の洗剤として有名ですよね。
重曹ひとつ持っておけば、いろいろな洗剤を買わなくても対応できます。
ミニマリスト歓喜!
「重曹」のデメリット
つまる?
わたしは詰まったことないですが(笑)
重曹洗濯の注意としてよく言われますよね。
入れ過ぎなきゃ問題ないと思います。
実際の洗濯のやり方
50℃のお湯に溶いて使う
液体せっけんは所定の量。
重曹は(洗濯時の)水10リットルに対して大さじ1の量を適当な容器に入れます。
そして50℃のお湯で溶かして使う。
こうすることでせっけんの「溶け残り」とか重曹の「詰まる」といったデメリットを軽減すること狙います。
しかし「わざわざ溶かすんだったら、粉せっけんでも良いのでは?」という気もしないではありません(笑)
粉せっけんはさらにリーズナブルなので、今あるのを使い切ったら試してみようかなと思います。
洗濯機の設定は通常モードで洗ってます。
おそらく「すすぎ1回」でも良いんでしょうが、服へのダメージとやはり溶け残りを懸念して、今は通常モードにしてますね。
ポイント洗いも
襟、袖などポイント洗いもこのふたつでできます。
液体せっけんを現役の汚れに垂らしてしばし放置。
あとは重曹にすこし水を混ぜ、ペースト状にして汚れた部分につけて放置というのもあります。(あるいは両方でも)
つけ置き洗いもやはり50℃のお湯に所定の量を溶かして、そこに衣服を漬け込むだけ。
もっとも、わたしは仕事柄ワイシャツなどはもっていないので、ほとんどポイントを洗いしません(笑)
カシミヤやシルク、ウールなども少ないので、つけ置き洗いもほぼしない。
っとなると、出番のすくない「おしゃれ着洗剤」などを保管しておくよりも、やはりせっけんが便利かなと思います。
洗濯の最適解はライフスタイルによって異なる
以上、わたしが使っている洗濯洗剤とその使い方をご紹介しました!
洗濯ってむずかしいですよね。
洗剤だけにフォーカスしても、なかなか最適解はみつけられません。
例えばわたしは、
- ひとり暮らし
- 在宅フリーランス
- 肌弱め(アトピー肌)
だから、このような洗濯が最適。
これが同じひとり暮らしでも、外で働く人だったら合成洗剤を使ったほうが合理的かもしれません。
また10代の子どもがいる家庭だったら、やっぱり合成洗剤じゃないとたいへんかも。
逆に子どもいても赤ちゃんなら、肌への刺激を配慮してせっけんを使う考えもありますよね。
- 生地の種類
- 汚れの種類
- 汚れの頻度
- 肌質
などによって、答えは違ってきます。
ただ先ほども言いましたが、合成洗剤が普及したのは1950年頃だそう。
昭和の時代。
大家族も多く、ファストファッションも普及していなかったその頃。
そりゃあ、手軽で強力な合成洗剤は喜ばれたと思うんです。
「おさがり」も当たり前で、家庭では裁縫できる人がいて、同じ服を大事に着ていた。
洗濯の難易度とか頻度は、今よりずっと高かったはずです。
今は安価な服をすぐに買い替えられるし、オフィスワーカーも増えて、そこら中が抗菌加工になり、人によってはそんなに衣服が汚れることもない。
昭和の大家族と、令和のひとり暮らしの最適解は、そりゃあ違いますよね。
でも一般に普及する合成洗剤は、未だに昭和の大家族に最適化した答えだと思います。
今は今で、また新しい答えを模索しても良いのではなでしょうか。
っというわけで、この記事が洗濯再考の一助になったらうれしいです!