ぼくより2つ下のハトコ(28)が、将来について悩んでおり相談を受けました。
弁護士を目指して司法試験に挑戦していたのですが、直近の試験に落ちたことで方向転換。
心機一転、東京都庁と地元の山形県庁の試験を受けたそうです。
そしたらなんと2つとも受かっちゃった!
都庁か県庁か…。
東京か地方か…。
どちらを選ぶにしても完全に人生のターニングポイントになりそうな選択です。
いったい彼はどちらを選んだのでしょうか?!
地方(山形県庁)を選ぶメリット
年功序列が残っている
まず県庁にはこんなメリットがあったそうです。
それはまだ年功序列で給料が上がっていく傾向があるということ。
ただし!中途採用のハトコの待遇は新卒の人たちと同じということになります。
つまり、28歳の彼も22歳の新卒と同じ給料、階級でスタートです。
年齢的に同期のメンバーとは差があるのですね。
このまま順をおって出世していくと、一生同期には追いつけません。
そして追い抜く可能性は限りなく低いそうです。
とは言え、追い抜けなくとも少なくとも年を追うごとに給料は上がっていく可能性は高い。
子育てが安心だ
ハトコも将来的には結婚して子育てをしたいという願望があるそうです。
そう考えると、生活コスト、子育て環境は山形に軍配があがります。
子ども減っているので待機児童に悩むことも少なそう。
彼は子どもには「田舎」が欲しいと思っていたそうです。
虫も触れない人になってほしくないとか、また地元愛というもも育まれてほしいと。
さらに言えば、山形在住の両親、祖母とも物理的に近くなります。
なにかと安心材料が多いのが、県庁への就職に見えますね。
東京(都庁)を選ぶメリット
自由競争だ
都庁では定期的に昇進試験のようなものがあって、それに突破さえすればどんどん出世していけるそうです。
また東京オリンピックもあります。
オリンピックに携わる仕事ができるなんて、一生に一回あるかないかですよね。
仕事のやりがいという意味では都庁は魅力的でした。
また仮に都庁内での出世競争に敗れたとしても、東京都の中では比較的安定した就職先であることは間違いないでしょう。
基本的にはホワイト企業(企業じゃないけど)で、土日や祝日もしっかり休めるわけですし。
社宅も用意されるそうで、住環境には困らないようです。
悩むハトコに「週末移住」をすすめてみた
こうやってみるとどちらにも良いところありますよね。
もちろんデメリットもあります。
とりわけ東京の子育て環境は厳しいものと言わざるを得ません。(翻ってそれを解決するのが都庁の仕事だが…)
都庁の職員は東京都の中で、大げさに言えば「勝ち組」の部類に入るでしょう。
それでも都会での子育ての難しさに直面することは想像に難しくありません。
悩むハトコにぼくは一冊の本を例に、こんなライフスタイルを提案してみました。
週末は田舎暮らし
東京で働きながら、週末は南房総で過ごすライフスタイルを実践されている馬場未織さんの本です。
平日は東京でバリバリ働いて都会的な生活を満喫しながらも、週末は自然と触れ合います。
このライフスタイルには色々とメリットがあって
- リスクヘッジ、災害対策:東京で災害があれば千葉に、千葉で災害があれば東京に避難できる。
- 食糧自給:千葉で菜園をすることで食料を自給できる。
などなど「帰れば食うに困らない、なんとか生きていける場所」を自ら作ることは精神的な安定にもつながります。
もちろんこんな生き方ができれば、例えば将来の息子、娘も「虫も触れない子ども」にはならなさそうですよね。
ボール遊びができない都会の公園とは違い、子どもの想像力をフルに発揮した遊びが自由にできます。
今後は移動のコストというのも今後どんどん下がっていくとが予想されます。
自動運転が普及すれば「金曜日の夜マイカーに飛び乗り、一眠りしたら南房総!」なんてことが可能になるかもしれません。
近未来的にはUberが一般化すれば、移動そのものをスモールビジネスにすることもできます。(都庁は副業ダメか)
田舎では空き家が問題になり、3万円ほどの格安で一軒家が借りられることも珍しくありません。
週末移住は一部の特権階級がたしなむ、ラグジュアリーライフ的な娯楽ではなく、広く一般に普及していく可能性は十分にあります。
とりわけ都庁職員は土日が休みで周期的に休めますから『週末は田舎暮らし』は再現しやすいのではないかな~?と思います。
実はハトコの両親は山形にいるのですが、兄弟は東京にいるのです。(3兄弟で相談主は長男)
そう考えると兄弟3人で房総半島や三浦半島に別荘を共同購入するなんて夢も広がります。
やっぱり弟たちも田舎が恋しい時があるんですって。
将来的には自分たちの子どもを従兄弟づきあいさせるコミュニティスペースにもなるし、家族の絆を育む新しい家族のカタチになるかもしれません。
このように週末移住のメリットついて話すと、ハトコも「いいね!」と言っていましたね。
どこにいても人生は自分でデザインする
たくさん悩みましたが、結果的にハトコは都庁への就職を決めました。
もちろん週末移住を前提として、就職を決めたわけではないです。
しかし時代の流れと共に、選択肢は広がり、自分らしいライフスタイルを作り上げられる可能性は上がっているのだと伝えられたのではないかと思います。
それはもちろん、県庁に就職し、山形に暮らしていく場合でもそうです。
教育や情報の質は東京が優れているかもしれませんが、それもやはりテクノロジーによって是正されるでしょうね。
つまるところ、どんな人生を選んでも、その時々で微調整、チューンアップできるんです。
主体性をもって人生を選択し、納得感をもって日々を過ごしていくことが人生の幸せにつながると思います。
どの道を選ぶか?ではなく、選んだ道でどう生きるか?なんです。
ぼくはハトコのこの決断、良かったと思います。
彼は元々都会的な人間で、ヤクルトファンですから(笑)
しっかり悩んで1人の大人として決断した彼の人生を、これからも応援したいと思います。
ハトコのように近くに相談できる相手がたくさんいる方は良いですが、そんな人はきっとネット検索してこの記事読んでないですよね(苦笑)
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