京王線「柴崎駅」にある神代湯。
昔ながらの銭湯ですが、最近の銭湯&サウナブームも相まってとても人気だそうです。
柴崎駅周辺は狭い範囲で飲食店やカフェが立ち並んでおり、散歩・散策にも最適な街。
でもただグルメ目当てでわざわざ足を運ぶのも、ちょっと時間を持て余しますよね?
そこで、神代湯です!
銭湯でカッ!とあったまればその後の食事(お酒)が何倍も美味しくなるというもの。
そこで今日は、神代湯になんども通っているわたしが神代湯の楽しみ方をご紹介します!
「こんな順番で、こんな入り方をすると気持ちイイよ。」という私的な神代湯解説をお楽しみください。

- まずは体を洗う。リンスインシャンプーとボディーソープが備え付けです
- 次は露天風呂で自然の光を感じよう
- 続いて薬湯。バリエーションが豊富!
- 温まったら天然地下水の水風呂で交互浴を
- 休憩。あたたかな暖色の光の中ボーっとしよう
- 最後にマッサージ系風呂を楽しもう
- 風呂上りは名物の生ビールを!
- 神代湯へのアクセス。柴崎駅から徒歩1分です。
- 神代湯の周辺おすすめスポット
まずは体を洗う。リンスインシャンプーとボディーソープが備え付けです
まずはお湯に浸かる前に体を洗うわけですが、神代湯はリンスインシャンプーとボディソープが備え付けです。
こだわりがある人は持ち込んでいますが、シャンプーって持ち歩くにはかさばるものですよね。
特に神代湯以外にいろいろと行きたいところがある人にとってはけっこうジャマな荷物になると思います。
タオルと着替えだけリュックに入れておけばOK!という身軽さは地味にありがたいですよ。
そして体を洗う際に腰を下ろすイスも3種類用意されています。
腰が悪い人は背の高いイスを使うと良さそうです。(お子さんには低いイスを) シャワーも水圧良し。
そしてしっかり熱くて良いですね。
最初に体に触れるシャワーがぬるいと気持ち悪い!
幸先不安になります(笑)
神代湯はそんなところも手を抜かず、イス、シャンプー(ボディソープ)、シャワーとホスピタリティばっちりです。
次は露天風呂で自然の光を感じよう
体を洗ったら、まずはいきなり露天風呂に行ってみて下さい。
残念ながら青空がのぞける作りにはなっていませんが(町中ですしね)、自然光が感じられ思わず深呼吸したくなります。
東京の銭湯で露天風呂がないところも多いです。(あったとしても極端に狭かったり)
神代湯はゆったり大きめの浴槽の露天風呂で開放感があって気持ち良いですよ。
続いて薬湯。バリエーションが豊富!
なんどか通っていて気づいたのですが、神代湯の薬湯は他とはちょっと違った個性的なラインナップが並びます。
ある時期の薬湯↓
月曜日 シナモンジンジャーティーのあったか風呂
火曜日 春霞の湯
木曜日 生姜エキス
金曜日 京都宇治抹茶の湯
土曜日 チョコレートに込めた想いの湯
日曜日 新芽の湯 (※急な変更アリ)
チョ、チョコレート!?(笑)
わたしも銭湯はずいぶんと色んなところに行っています。
薬湯は銭湯の大定番で、たいがいどこの銭湯でもあるものですが、ここまでバリエーション豊富なのはちょっと他にみたことがありません。
SNSを覗いてみると、他にもボジョレーヌーボーの時期はワイン風呂、子どもの日はしょうぶ湯、さらにゆず湯やぼんたん湯など季節に応じてさまざまな趣向を凝らしたお湯を企画してくれているようです。
個人的には夏にある氷感クールが好き。
メントールが効いていて、直後に水風呂はいると最高。
これだけ力を入れているのですから、ぜひ神代湯に行った際は薬湯を楽しんで欲しいと思います。
温まったら天然地下水の水風呂で交互浴を
神代湯の名物になっているのが地下水を使った水風呂です。
天然水の水風呂がある銭湯は、そう多くはないと思います。
入ってみるとなるほど、たしかに湯あたり(水あたり?)が良くて、肌にやさしく、心地よい。
そして浴槽が深めなのがとっても良いんです。
とっぷりと水風呂の中に浸かると全身が包まれて気持ち良い…。
水量が多いので2、3人で入っても冷たさを維持されます。(すし詰め状態の水風呂はぬるくなって気持ち悪い)
常に水をドバドバと流しているのも個人的は清潔感があってグッドです。
水の温度は20℃ほど。
一流のサウナ-の方には少し物足りないかもしれません(笑)
サウナ-は16℃台が好きですよね。
どちらかというと、交互浴(お湯と水を交互に入る入浴法)に最適な温度かなと思います。
水風呂は1分ほど入ればOK。(逆に長く入りすぎない方が無難です)
休憩。あたたかな暖色の光の中ボーっとしよう
水風呂から上がったら、タオルで体の水滴をあらかたふき取りましょう。
そうすると体温を無下に奪われずに体の芯に残った熱が心地よく感じられます。
ここで休憩するわけですが、休憩場所は露天風呂に設置してあるベンチイスも良いですが、おすすめは露天風呂につづく階段横の小さな腰掛け(ベンチ)です。
階段の横にあるので、少し目線が高くなり、浴室全体が俯瞰で見渡せます。
そこに座り、ふと気づくと、照明が温かい暖色であるとことがわかります。
また銭湯らしく浴室のデザインは青がアクセントカラーになっていますが、それも濃い青。
全体的に落ち着く色合いであることがわかります。
そうやってあたたかな光の中で、温まった体の芯、水風呂で引き締まった皮膚を感じます。 そ
こにあるのは、ただ何もしない時間。
何もしない時間、最近もててますか?
ついついスマホで暇つぶししていませんか?
気づいたら暇つぶしのせいで余計に疲労していたりして…。
浴室内はもちろんスマホは持ち込めませんから、もうボーっとするしかありません。
「ヒマだなぁ」と思うかもしれませんが、それこそ疲労回復している瞬間。
ぜひ暇を楽しんでみて下さい。
わたし的にはこの休憩時間こそ銭湯のメインディッシュです。
あふれる情報から離れ、水の音と暖かい光に包まれる。
それこそが¥480で買える至極の贅沢!
最後にマッサージ系風呂を楽しもう
なんどか風呂→水風呂→休憩、の交互浴を楽しんだら、最後はマッサージ系の風呂を楽しみましょう。
この時点でだいぶ体もほぐれているでしょうから、きっとマッサージの効果も倍増するはず。
ジェットマッサージ、寝転び湯、電気風呂、などひととおりのマッサージ風呂があるのですが、ユニークなのが足つぼの床があることです。
アメトーーク!とかで芸人さんが体をはっている、突起がいくつもついたあのツボ押し床ですね!
水面から見ずらいのですが、よく見ると発見できます。
ぜひ乗ってみて下さい。
芸人さんのあのリアクションはガチだとわかりますよ(笑)
風呂上りは名物の生ビールを!
お風呂から上がったら、待ってました!
神代湯名物の生ビールです!
※追記 ビールの提供は緊急事態宣言の有無などによって変わります。この1年は提供を停止していることが多いです
いや~、まさか銭湯で生ビールが飲めるとは…。
ロビーは15席ほどありますので、わりとゆっくり飲めます。
キリンのドラフトマスターを取得しているということで、丁寧にいれられた雑味のないビールはそこら辺の安居酒屋より美味しいです!
なにせ銭湯で汗を流した後ですから、これが”キク”んですよねぇ。
ちょっと前に「人をダメにするソファ」が流行りましたが、神代湯はさしずめ「人をだめにする銭湯」でしょうか(笑)(←ほめてる)
あ~、なんて罪深い…。
神代湯へのアクセス。柴崎駅から徒歩1分です。
神代湯は柴崎駅からすぐ近く。
南口を出て1分です!
住所 | 〒182-0007 東京都調布市菊野台1丁目13−1(Googleマップ) |
電話番号 | 042-489-2641 |
料金 | 通常 480円/サウナ 710円 |
休日 | 水曜 |
営業時間 | 14:00~23:00 |
設備 | 露天風呂、サウナ、水風呂、電気風呂、ジェットマッサージ、 コインランドリー併設、駐輪場、提携駐車場、シャンプー、ボディソープ |
販売 | レンタルフェイスタオル、レンタルバスタオル、入浴セット、カミソリ、アルコール、アイスクリーム |
浴室内の様子 | Googleインドアビュー |
SNS | Twitter、Facebook |
公式サイト | http://www.jindaiyu.jp/index.html |
料金を支払う際は券売機を利用します。(券売機は2つあります)
並ばなずにスムーズに支払いできて、ここも地味に便利なポイントですね。
神代湯の周辺おすすめスポット
- 手紙舎
柴崎には人気のカフェ「手紙舎」が手掛ける店舗が2つあります。
さらにお隣のつつじヶ丘駅にももう一店舗あるんです。
3店舗をカフェ巡りするためのガイドもつくったので、ぜひこちらの記事もどうぞ。
関連記事:調布市にある手紙舎3店舗を紹介!違いは?カフェ巡りする順番は?
以上、神代湯についてご紹介しました!
神代湯は掃除もいきとどいてとても綺麗です。
ご紹介したとおり、こまかいところまで配慮が行き届いたホスピタリティがある銭湯ですので、銭湯が初めての方もぜひお気軽に行ってみて下さいね!