simplelog.me

シンプルログ ドット ミー

無職におすすめの本11選。人生の可能性は無限大!

f:id:sohhoshikawa:20201214092815j:plain

わたしは定職につかず、マイペースにできるフリーランスの仕事をこなしながら生活しています。

働くのは午前中だけで稼ぐのは最小限。

つまりほぼほぼ無職のような暮らしです。

 

この記事では、そんなわたしが無職になるにあたって参考にした本や、ためになる本を紹介します。

どんな事情があったのかわかりませんが、ただ今絶賛無職中の人に読んで欲しいですね。

 

  • 無職を続けたい人のための本。(①~⑦)
  • 逆に無職からの復帰を予定している人のための本(⑧~⑪)

も紹介します。

 

いづれにしても無職のうちに読んでおけば 、今後の生活が楽になるであろう本ばかりですよ。

ぜひ、読んでみて欲しいです。

①半分、無職として生きる方法『20代で隠居』

f:id:sohhoshikawa:20201208095640j:plain

その名の通り、20代で隠居になってしまった大原扁理さんの生活を綴った本。

無職になると感じるのが、「そこはかとない寂しさ」ではないでしょうか。

ワケもなくなんとなく寂しい感覚。

けれどそれは同時に煩わしさから逃げられた喜びでもあるはずです。

 

SNSを交えた複雑な人間関係。

YouTubeから浴びせられる無限の情報。

不安定な時代をダシに意識を高めようと訴えてくるビジネス本。

 

意図したにせよ、意図しないにせよ、それらから距離を置いてしまうのが無職です。

大原さんは距離を置いてしまったことを寂しさとせず、喜びとして捉える考え方を『20代で隠居』で綴られています。

 

この社会には誰がルールを決めたわけでもないのに「働かないと生きていけない」という常識が定着していますよね。

しかし大原さんは、柔軟に、合法的に、そして前向きに働かない方法を確立されています。

 

わたし自身、この本にはとても影響を受けました。

ほとんどトレースして生活を作りなおしたほどです。

迷った時に、この本を読むと「あぁ、これで十分だよな」「むしろ楽しい」と「足るを知る精神」を取り戻すことができます。

 

ぜひ多くの人に読んでみて欲しい名著です!

関連記事:『20代で隠居(思い立ったら隠居)』書評。この本はわたしの人生の土台

 

※文庫化につきタイトルが改変されました↓

②無職のためのネット指南『ニートの歩き方』

『ニートの歩き方』の表紙

元・日本一有名なニートのphaさんの処女作です。(34歳を過ぎたので、ニートの定義から外れたそう)

とにかく働かなくて、お金のないニートがどうやって生活防衛していくかを詳しく綴った内容です。

ニートというと、一般的には親に寄生しているイメージがありますが、この本の中でphaさんは親からは独立して暮らしています。

 

その暮らしのキーになっているのが「インターネット」。

インターネットを使ってニートに必要な小遣い稼ぎや人間関係を調達する術を解説してくれています。

 

ただこの本の刊行は2012年であり、当時のインターネットの正の部分を素朴に語っています。

今となっては現状にそぐわない部分もあります。

今やインターネットは炎上、誹謗中傷の大嵐。

と、思えば逆に意識高い系のライフハックがはびこる。

 

『ニートの歩き方』で語られているような、ネットを舞台に牧歌的な人間関係を緩くつくることは、2012年当時に比べれば間違いなく難しくなっているでしょう。

 

ただそれでもネットの根源的な使い方に触れている面も多々あるので、現在でも参考になることは多いはずです。

ネットに頼らない『20代で隠居』と対比で読むものおもしろいですよ。

 

phaさんはその他にも、無職の人に読んで欲しい本を何冊も刊行しています。

どれも無職ならば興味をそそられると思います。

pha|Amazon著者ページ

 

わたしもほとんど読んでいますが、まずその生活が具体的に綴られた『ニートの歩き方』から読んでみるのをおすすめします。

③モノとエネルギーを減らせばOK?『寂しい生活』

『寂しい生活』の表紙

男性ひとり暮らしなら、隠居やらニートにはなれそう。

…では女性なら?

女性で同じテイストの暮らしをしている人と言えば、稲垣えみ子さんではないでしょうか。

 

稲垣えみ子さんは「アフロ記者」として人気の編集者でした。

東日本大震災以降、エネルギーの在り方に疑問を持ち、ひとつひとつの家電と付き合い方を見直し、いらなくなった家電を手放していきます。

その顛末を書いたのが『寂しい生活』です。

 

ひとつの便利を手放す代わりに、ひとつの不便がやってくる…かと思いきや、手に入れたのは強い自分だった。

普通、人は物を捨てる前にそれが必要か不必要か判断します。

しかし稲垣さんの『寂しい生活』は捨ててみてから判断、というか実感するんですね。

 

結果、捨ててみればどれもこれも大切でも必要でもない物ばかりで、捨てれば捨てるほど身軽に、自由になっていったそうです。

不必要なものを過度に求めず、モノに対して一線をひいて付き合うことは無職にとってとても大切です。

むしろ命綱となり得る感覚だと思います。

 

人ひとりに必要なモノやエネルギーをつぶさにみつめ「なんだこんなものか」とわかれば、それを調達する労力も最小限で済みます。

だからこそ、稲垣さんは会社すら捨てることができたのでしょう。

 

女性と男性では必要なモノやかかるお金も違います。

お化粧とか、住む家や場所も防犯に気を付ける必要がありますよね。

大原片理さんやphaさんの生活と似ているようで、また違った視点で語る「足るを知る暮らし」

特に女性の方におすすめです!

④月々3万円で暮らしてます『年収100万円の豊かな節約生活術』

『年収100万円の豊かな節約節約術』の表紙

著者の山崎寿人さんはこの本の刊行時点で51歳。

支払い済みの持ち家と、親から譲り受けたマンションをもっており、そのマンションの家賃収入が年間でおおよそ100万円だそうです。

貯金に回す分も考えて、月々3万円で暮らしているそうです。

 

まぁ、資産がなければできない暮らしではありますが、それも3万円の暮らしぶりは気になります。

山崎さんの場合、趣味の料理が大きなファクターになっていて、料理のためにポイ活!をして調味料やら、調理器具を買います。

そして料理のおかげでホームパーティーを開催することができ、そこに豊かな人間関係が生まれるのでした。

 

もちろん山崎さんも「足るを知る」感覚をもっているからこそ、年収100万円で暮らしていけるのだと思いますが、大原片理さんや稲垣えみ子さんと比べると良い意味で俗っぽさがあります。

だからこそ、きっと多くの人にとってとっつきやすい内容になっているのではないでしょうか?

山崎さんが吟味して吟味して選んだおすすめ家電は逆に物欲を掻き立てられました(笑)

 

ちなみに『年収100万円の豊かな節約生活術』のメソッドを一般的な夫婦が試したコミックエッセイ『やってみました!年収100万円の豊かな節約生活術』という本もあります。

さらにとっつきやすいので、こちらも合わせておすすめですよ。

 

⑤人生をDIY『Bライフの愉しみ 自作の小屋で暮らそう』

f:id:sohhoshikawa:20201208092552j:plain

その名の通り、小屋暮らしの本。

月々20,000円ちょっとの生活費でまわしていける、お気楽生活への道を綴った内容です。

 

まずは土地を買い、ホームセンターで材料を調達。

初心者レベルの工具を使って、5畳一間+ロフトの小屋を建てて住んじゃいます。

その初期費用はなんと100万円!

 

100万円あれば、ほとんど働かず、誰にも咎められず眠り続ける生活が手に入るというわけです。

一見して、なんともハードで再現性がないように思われますが、読み進めていくと実は多くの人取って実現可能だと思えてきます。

実際にこの本は「小屋暮らしブーム」の火付け役となり、一時期は小屋暮らしする人が地上波のテレビでニュースになったりもしました。

今もYouTubeを検索すれば、多くの人の小屋暮らしレポートを見ることができますね。

 

「ソロキャンプ」だとか、ひとりでアウトドアを楽しむことがブームの昨今。

小屋を建てたりDIYする楽しさを知っている人は多いでしょう。

生活のひとつひとつを手作りしていくその様は、むしろワクワクさせられます。

関連記事:どうしてもワクワクしてしまう『自作の小屋で暮らそう』 土地を買って小屋暮らしする本です

 

ちなみにBライフとはベーシック・ライフのこと。

間違いなくこの小屋暮らしはベーシック=必要最低限だと思うんですね。

必要最低限を知っておけば、あとはそこから自由に積み重ねれば良い。

しかし必要最低限を知らぬまま、何かを積み重ねようとしても生きていく上での不安感はいつまでたってもぬぐい切れません。

わたしたち現代人が感じる不安感は、この必要最低限を知らぬことに由来しているようにも思います。

その意味では、この本は実際に小屋暮らしをしなくても参考になると思います。

⑥オシャレさも捨てがたい人へ『アイム・ミニマリスト』

『アイム・ミニマリスト』の表紙

隠居にニート、 年収100万円、そして小屋暮らしと少し極端に感じたかも知れません。

もう少し社会にソフトランディングして、それでいて自分らしく暮らしていきたいという人におすすめなのが『アイム・ミニマリスト』です。

 

千葉や長野でトレーラーハウスを改装して住む人や、熊本で自分で家を建てて暮らしている人。

都会で自宅を持たず、ホステルやゲストハウスを転々としながらくれしている人が紹介されています。

 

わたしが特に感動したのは、やはり家をセルフビルドした本山早穂さん。

なんだかメルヘンチックな可愛い家を自分の手で建ててしまいました。

アイム・ミニマリストに登場する家

本山さんが作った家

強くてたくましい。

でも可愛くてオシャレ。

 

ここまで紹介したちょっとストイックな無職の在り方に気が引けていた人も、これならやってみたいと思うのではないでしょうか。

装丁もカッコいいので、雑貨として一つ持っていても良いレベル。

これはKindleじゃなく紙の本で購入するのをおすすめします。

⑦その名もズバリ『無職本』

『無職本』の表紙

無職をテーマに8人が文章(一部マンガ)を寄せています。

ミュージシャン、声優、小説家、映画監督、会社員などそれぞれの立場で無職を語っています。

 

ほとんどの人が無職ないし無職に近い状態を経験しており、無職に対して否定的な文章はありません。

かといって過度に肯定するわけでもなく、無職をありなままにそれぞれが受けとめている感じ。

 

無職でいてなんとなく寂しさを感じたら、この「無職本」の中にいる無職仲間と出会ってみると少しだけホッとするかもしれません。

ここまで、働かないことを目指す場合に特に役立つ本を紹介してきました。

以下では逆に、無職は人生の夏休みで、今後はちゃんと働きたいという人のための本を紹介します。

⑧職人として生きる道「捨てないパン屋 手を抜くと、いい仕事ができる→お客さんが喜ぶ→自由も増える」

『捨てないパン屋』の表紙

広島のパン屋「ブーランジェリー・ドリアン」さんの本です。

パンの種類をしぼり、必要十分な量を作ることで「捨てないパン屋」を実現しました。

 

この本の根底にあるのは、著者の田村さんの現代の消費文化への抵抗心だと思います。

環境問題に強い関心を持ち、20代の頃は世界を旅していたそう。

そんな人が現代社会でお金を稼ごうとするとき、なかなか社会と自分の折り合いがつかないものですよね。

 

でも田村さんは自分の気持ちを大事にしながらも、ちゃんと生活していけるお店を作りました。

田村さんなりの折り合いのつけ方が、「ブーランジェリー・ドリアン」だったのだと思います。

この本を読むと「素直な気持ちをもったままでも、ちゃんと商売していけるんだ」という希望が貰えます。

 

社会との距離感がつかめない、折り合いがつかないという理由で無職になった人は少なくないのではないでしょうか。

いわゆる会社員とかサラリーマンとはまた違った働き方をしるきっかけになると思います。

⑨自分らしく働く人たちのカタログ『「小商い」で自由に暮らす』

『「小商い」で自由に暮らす』の表紙

千葉県いすみ市を舞台に小さな商売=小商いに挑戦する人々をまとめた本。

自己実現、趣味の延長がやがて商売になっていく生態系がいすみ市のマーケットを中心に生まれていると紹介しています。

 

この1冊で色んな人が登場するので、気になった人を追いかけることで、さらに興味が深められそうです。

DIY、パーマカルチャー、スモールビジネスなどに興味がある人へ最初の一冊として有用なガイドです。

⑩マイペースで働くことを勧める『やりたいことを仕事にするなら、派遣社員をやりなさい!』

『やりたいことをしたいなら、派遣社員をやりなさい』の表紙

田舎で職人や小商いをやるだけが自分らしく働く方法ではありません。

 

派遣社員という制度を上手に利用することで、

  • ライスワーク=食べるための仕事
  • ライフワーク=自己実現の仕事

を同時並行で実現させてしまおうと提案しているのが『やりたいことを仕事にするなら、派遣社員をやりなさい』です。

 

ライスワークに時間を奪われるのではなく、かといってライフワークに全力投球してリスクをとるわけでもない。

そんな生活が派遣社員なら可能というのです。

 

派遣社員はその不安定さから、基本的には喜ばれる働き方ではありません。

しかしそれは正社員の立場から見た話で、フリーターや夢追い人、ましてや無職の立場からすれば、極めて現実的な飯のタネになります。

 

一般に派遣社員は、アルバイトより時給が高いです。

ですからバイトより労働時間を絞ることが可能。

不安定さを身軽さと捉えて、次の人生のステップにすることをおすすめする内容です。

 

社会復帰の第一歩として派遣を考えている人。

また自由な働き方をしたいけど、田舎はむいていないかもと考えている人におすすめです。

⑪社会復帰するなら、読んでおきたいベストセラー『ファクトフルネス』

『ファクトフルネス』の表紙

2019年から2020年にかけてベストセラーになった本で、多くのビジネス本ランキングで1位になっています。

「ビジネスマンとしてバリバリやっていきたいなら、これくらいは読んでおきたいよね」という定番かつ、名著に数えられる本だと思います。

 

内容も刺激的で、多くの人が思いこんでいる「悲観的な妄想」をしっかりデータで読み解くことで、それが間違いだと証明していきます。

そしてなぜ、そんな「悲観的な妄想」に陥ってしまうかを論理的かつ説得力のある内容で解説してくれています。

 

余談ですが、この本は終始「感情より理性や知性を働かせて事実を捉えよう」と訴えているのですが、最後のあとがきがめちゃくちゃエモーショナル(感情的)なんですね(笑)

ちょっと泣きそうになりました。

その気持ちのままこの本を批評すると、感情論になってしまい、逆にファクトフルネスではなくなってしまうような気がします(笑)

世界は広い。人生の可能性は無限大

この社会には本当に色んな生き方をしている人がいます。

  • 隠居やニート、小屋暮らしなど、極力働かない人
  • パン屋や小商いで自分らしい働き方を作る人
  • 派遣をやりながら、やりたいことをやる人

幸、不幸の基準は人それぞれですが、わたしは決して社会の王道とされる生き方だけが幸せではないと思います。

 

もしその王道があなたに苦しくツラい道で、無職へとドロップアウトしてしまったのなら、ぜひこれらの本を読んで、広い世界と多様な生き方を知って欲しいと思います。

 

以上「無職におすすめの本」をご紹介しました!

参考になったらうれしいです。

ブログトップページへ