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ミニマリストの暮らしログ「シンプルログ ドット ミー」

小屋作りのおすすめ本5選!作り方から暮らし方まで

※このサイトはPRを含みます

 

 

この記事では、

  • 小屋を作ってみたい!
  • 小屋暮らしに興味がある!
  • 小さな家が好き!

そんな人におすすめの本を5冊紹介しています。

 

どれも実際に読んで、心からおすすめできる本です!

 

 

身近な小屋を特集した『ニッポンの新しい小屋暮らし』

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YADOKARIというスモールハウスやタイニーハウスを紹介するウェブメディアをご存知ですか?

 

YADOKARIはこれ以前に2冊の本を発刊しています。

 

後述する、スモールハウスを軸に新しい生き方に挑戦する「人」をおった「アイム・ミニマリスト」

 

YADOKARIという「企業(チーム)」の活動を体系的にまとめて紹介してある『未来住まい方会議』

 

他にも、主に会員向けの「月極本」も部数限定で発刊してます。

 

そして今回、「ニッポンの新しい小屋暮らし」というはズバリ「小屋」にフォーカスした一冊!

 

人の想いやそれを支える理論など、「新しい生き方」のソフト面を中心に届けてきた感のあるYADOKARIが送る「小屋」というハード面をあつかった本。

 

本書では11の小屋の事例、実際に小屋暮らしをする人々の座談会的インタビュー、そして小屋の紹介まで。

 

小屋に対する憧れを一歩具体的にするガイドブックになっています!

 

フルカラー写真多数でワクワクが止まらない!

今回のYADOKARI本の特徴はなんと言っても、フルカラーで写真がいっぱい載っているトコロ!

 

YADOKARIの高いデザイン性(編集力)と、小屋の魅力がビシバシ伝わってきます。

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「小屋」と言うと、人が住めないようなプレハブのようなものを想像する人が多いと思います。

 

が、紹介されている事例はどれもその偏見を覆すオシャレなものばかり!

 

これを読めば小屋ならではのデザイン性にグッとくると思います。

 

77万円で小屋は作れる

特にわたしがおもしろかったのは「ケース03ホムセン資材の"セルフビルド"小屋」です。

 

なんと小屋を建てるのにかかった費用は建物54万円にデッキが23万円!

 

それでこのオシャレさって…。

 

すご!

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小屋の圧倒的な魅力はやっぱりそのコストの安さなんですよね。

 

例えば極論ですが、3000万円で一戸建てを買うはずだったものが、「100万円の小屋でいいじゃん」となったら、余った2900万円は何に使いますか?

 

夢のために使うもよし、その分休暇を取るもよし。

 

今まで押さえつけてきた好奇心がもう一度蘇ってくる。

 

そんなワクワクがあるのではないでしょうか?

 

何はともあれ、"右肩下がり"のこの時代です。

 

35年ローンを組んで一戸建てを買うという選択を取れない人だって、今後どんどん増えていくでしょう。

 

安心してください。

 

オシャレな小屋があなたを待ってますよ(笑)

 

小屋を知り、人生の選択肢を増やそう!

実は『ニッポンの新しい小屋暮らし』には小屋の定義に収まらないような住宅(いわゆる狭小住宅)も紹介されています。

 

なので小屋に興味がない人でも、「近々、マイホームが欲しい!」という方だったら、理想の住まいのヒントが貰えるかもしれませんよ。

 

写真が楽しめるし、リビングにちょっと飾っておいても良いサイズ感とデザイン性もグッドです。

ニッポンの新しい小屋暮らし

小屋での生活も覗き見れる『アイム・ミニマリスト』

『アイム・ミニマリスト』の表紙

そしてYADOKARIのもう一冊の本のこちらも最高です!

 

YADOKARIが運営している「未来住まい方会議」は文字通り、新しい住まい方を提案するメディア。

 

わたしは「住み方」は「生き方」だと思います。

 

つまり「未来住まい方会議」は新しい「生き方」を提案しているんだと思ってます。

 

「アイム・ミニマリスト」はそのまとめとも言える書籍ですね。

 

 では、その新しい生き方とはなんでしょう?

 

その一端がこの本で垣間見れます。

 

もはや小屋の域を超えてますが(笑)

 

一人で家を立てた本山早穂さん

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第4章で紹介されているのが、本山早穂さんです。

 

なんとご本人(女性)一人でご覧の家を建ててしまったそうな!

 

すげぇ…。

 

屋根がお花畑で絵本みたいですね(笑)

 

ほぼオフグリッド、つまりライフラインを自給する設備を作ったそうです。

 

電気代のみ、月に2000円程度だとか。

 

「人生はやったもん勝ち」のテーマを元に生活を謳歌する本山さん。

 

そのインタビューを読むと、なんとも楽しそうでこっちまでウキウキしてきます。

 

他にもトラーラーハウスに住む鈴木菜央さんや、長野で家賃一万円(!)の物件に住みながら東京と同じ仕事をこなす増村恵理子さん、東京で家をもたず生活する一部上場企業のマネージャー西畑俊樹さんなどが紹介されています。

 

YADOKARIが手がけたタイニーハウス「INSPIRATION」も楽しい。

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これで250万?

 

思わず欲しくなっちゃいましたよ(笑)

 

小屋だけでなく、多様な「小さな暮らし」を学べるので、小屋暮らしに興味がない人も生活に生かせる知識や知恵を得ることができます! 

実際に小屋を作りたいなら欠かせない『小屋入門』

「小屋入門」は定期的にリニューアルされて発売され、現在は「小屋を建てる」が最新です。

 

実際に小屋を作りたいならこの本を買ってみて下さい。

 

小屋入門には実際に小屋を建てるために必要な法規・工法・土地についての解説があります。

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特に法律についてはネットで調べても情報がバラバラでわかりにくい。

 

その点、体系的にまとめられている本は便利です。

 

本のなかで紹介されている小屋ができあがるまでを詳細に追った「小屋の建て方」もあり、「自分にもできるかも…」と妄想を掻き立てられます。

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あなたもこんなカッコいい小屋が作れるかも!?

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小屋の事例が8つ

具体的な手法だけでなく、色んな小屋を取り上げた夢のあるコーナーもあります。

 

先ほど紹介したカッコいい小屋は「山村テラス」という名前で宿泊施設としても活用されているそうです。

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関連サイト:宿泊できる小さな空間 | 山村テラス

 

他にも憧れが止まらない素敵な小屋が8つも紹介されています。

 

小屋はシンプルな建物に思えますが実に個性豊か。

 

「自分だったらこうしたい」という想像が溢れてきます。

 

YADOKARIさんのインタビューあり!

そしてYADOKARIのインタビューも小屋入門に載っていますよ!(※「小屋入門」に掲載されています。「小屋を建てる」には掲載されていません)

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小屋に可能性を感じ、小さな住み方を実践することでより人生が身軽になるのではないか!?

 

そんなYADOKARIの理念が語られています。

小屋は趣味や仕事を加速させる

本の中にもありましたが、小屋は趣味を楽しむのにも、仕事に没頭するのにもピッタリです。

 

古くは詩人や歌人などが自分の小屋をつくり創作に打ち込んだとか。

 

例えば、ミュージシャンも自分専用の音楽室・スタジオを持つのが夢ですよね?

 

小屋ではありませんが、コンテナスタジオみたいな商品もありますし、小屋とかタイニーハウスの類のものは間違いなく自分の夢を後押ししてくれるモノだと思います。

 

『小屋入門』は小屋に興味がある人は読んでおいて損はないと思います。

 

他にも「都会の忙しさに疲れた…」とか「人生に迷ってる」みたいな人にも読んでほしいですね!

 

理由は読めばわかると思いますが、小屋は新しい生活の選択肢にも成り得るからです。

日々の不安を吹き飛ばす小屋論『モバイルハウス 三万円で家を作る』

「不幸ではないけど、ずっとこの日常は続くのかな?

 

そんな漠然とした不安を抱えてはいませんか?

 

右肩上がりの成長が終わったこの日本社会において、そんな気持ちになる人は少なくないと思います。

 

終身雇用でもなければ、年功序列でもない。

 

今いる会社が10年後、20年後生き残っていると保証できない時代です。

 

将来が不安だと「今」が楽しめなくなります。

 

それって何より人生の損失ですよね。

 

毎日、頑張って働いているのに。

 

自分なりに一生懸命日々を過ごしているのに。

 

どうして不安になるのでしょうか?

 

不安なのは「働かないと死ぬ」と思っているから

 今の自分の生活を維持するモノ。

 

食べ物、洋服、住む家などなどが全てお金で買えます。

 

それって逆に言うとお金がないと手に入れられないということです。

 

お金は働かないと手に入りません。

 

つまり「働かないと死ぬ」ということになる。

 

働かないと死ぬわけだから、仕事を自分で調整する自由はそこには無いように感じられます。

 

この強迫観念を推し進めると、「休めない」ということになりますよね。

 

そうなると最悪、うつ病になって倒れます。

 

まるで「行くも地獄、戻るも地獄」

 

これでもし、将来年金がもらえないとかなったら笑えないですよね。

 

罰ゲームのようなそんなルーティーンから抜け出す方法はあるんでしょうか?

 

例えば、家賃の3分の1以上が消えていく「家賃」

 

それが0円、ないし劇的に軽減されたらどうでしょうか?

 

強引に時給で計算するならば、家賃が-30000円になれば時給900円の労働者は4日間は働かなくても良くなります。

 

もし月に4日間休みが増えたらどうですか?

 

「働かなきゃ、働かなきゃ…」とせわしない心が少しは落ち着くのではないでしょうか?

 

実際に、そんな風に家賃負担を劇的に軽減させる方法は存在しているんです。

 

この本にはなんと、3万円で人が住める家を作った過程が記されています。

 

具体的には、2万6千円で材料を調達・作成し、2万3,000円で維持できる小さな家です。

モバイルハウス

その後、著者の坂口さんは地方に移住することになり、維持費は実質的に0円になります。

モバイルハウスは、二万六千円で材料を購入し、二十四時間でつくることができ、車両なので動くし、地震が起きても壊れることはないし、たとえ壊れても屋根材は軽いのでタンコブができるだけ。

制作時、坂口さんは大工の素人。

 

つまりこのモバイルハウスは「誰でも・安く・すぐに」つくれる家なんです。

 

本の中ではモバイルハウスでの生活もレポートされています。

今、モバイルハウスの中は、三畳間の空間にベッドと机があるのみだ。

これ以外何が必要なのかを考えてみると、実は何もないことに気づく。

考えてみれば、生活に必要なインフラは特に都会だと簡単にシェアさせてもらえます。

 

水、トイレは公園やコンビニ、お風呂は銭湯など。

 

使える場所やスペースで世の中は溢れています。

 

別に世迷言でもなんでもなく、モバイルハウスは可能で、家賃を下げれるんです。

 

著者、坂口恭平さんは本の中で

不安を取り除く唯一の方法は、ただ「知る」ことだ。

と言います。

 

「35年ローンで郊外に一軒家を買う」

 

それ以外の「住まい」の選択肢を「知る」ことができたなら少しだけ、不安は解消されます。

 

「な~に、いざとなったら自分で家を作って住めば良いんだ!!」

 

そんな開き直りにも似た自信を、モバイルハウスを「知る」ことで得られます。

 

とは言え、モバイルハウスは極端な例に思えますよね?

 

では少しマイルドなアイディアとして、空き家の活用は考えられないでしょうか?

 

今、空き家の増加が社会問題になっています。

 

元々、使っていない家です。

 

格安の家賃で借りられることは珍しくないそうですよ。

 

さらに言えば、単純に生活コストの安い地方に移住することも同じベクトルで考えられます。

 

仕事がない?

 

たしかに東京よりは仕事の量は減りますが、今の世の中ではどんどん「テレワーク」など場所にとらわれない働かい方が推進されています。

 

また自動運転などのテクノロジーや、Uber、Airbnbなどのシェアリングエコノミーが今後どんどん地方と都市の距離を縮めていくでしょう。

 

このようにモバイルハウスということを一つ「知る」ことで、数珠つなぎに色んなことを「知る」きっかけになります。

 

そして知れば知るほど、自分には選択肢があると分かるし、自由なんだと思えるでしょう。

 

それは不安とは対極の感情です。

 

将来の不安に打ち勝つ方法は「知る」こと意外にありません。

 

まずはこの本を手に取るところから不安と戦ってみてはどうでしょうか?

モバイルハウス 三万円で家をつくる

影響力大!数々のBライファーを生み出した『自作の小屋で暮らそう』

『自作の小屋で暮らそう Bライフの愉しみ』の表紙

コレは最高に楽しい本です!

 

「Bライフ」とは「ベーシックライフ」のことだそうです。

 

ベーシック=基礎。

 

これだけあれば生きられるという生活の基礎を見つけていく実験と実践。

 

その過程がこの本には綴られています。

 

結果的にBライフは小屋暮らしになりました。

 

数十万円で土地を買い、ホームセンターで木材や資材を買い集め、大工でもなんでもないDIY素人が小屋を作る。

 

モロモロかかった料金はなんと100万円以下!

 

それで固定費がほとんどかからない超低コストにてベーシックな生活を手に入れてしまったというのだから驚きです。

 

土地選びから小屋づくり、はたまたお金の問題まで筆者が手作りで作っていく過程は読んでいて本当にワクワクします。

 

この本は小屋暮らしを人生の一つの選択肢にまで押し上げ、たくさんの人に影響を与えたと思います。

 

実際に小屋暮らしを始めた人の中には、この本(または著者の高村さん)に影響を受けたという人は少なくありません。

 

趣味として小屋を作りたい人むけの指南本と読むこともできるし、社会になじめない人がなんとか暮らしくためのサバイバル本と読むこともできます。

 

「実際に小屋で暮らして、生活してみたい!」という人にはまず手に取って欲しいという一冊です。

関連記事:どうしてもワクワクしてしまう『自作の小屋で暮らそう』 土地を買って小屋暮らしする本です

 

 

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