わたしの服を減らした経験や、ブログやYouTubeで発信している多くのミニマリストの情報から、
「男性ミニマリストにおすすめのトップスランキング」
を作ってみました!
ミニマリストの価値観は、クローゼットをすっきりさせるのに必ず役立ちます。
「トップスをできるだけ少なくしたい」
「ミニマリストが好きなトップスを知りたい」
という方はぜひチェックしてみて下さい。
第1位 長袖シャツ(ブロード or オックスフォード)
メリット① TPOの対応力が高い
エッセイスト松浦弥太郎さんの文章にこんな一節があります。
僕は、何か旅のアドバイスをひとつしてくれませんか、とお願いをした。するとその人はこう答えた。
「きれいなシャツを2枚、僕は今でも、旅をするときに必ず持っていきますね」
その理由を聞いてみた。
旅先で知り合った人から、家に招かれたり、食事を誘われたりした時に、きれいなシャツを着ていくのがマナーだ。着の身着のままでは、ちょっと失礼だ。もしかしたらデートに誘われることもあるかもしれない。そのために、できれば、ぴしっとアイロンのかかった、きれいなシャツを備えておくといい。
もう1枚のシャツは、旅を終えて日本に帰るときに着るシャツだ。汚れた服を着て帰るのではなく、これもまた、ぴしっとアイロンのかかったきれいなシャツを着て、家に帰るというのが、旅の流儀として大切なことではないか、時にはそのために新品のシャツを準備することもあると、その人は言った。引用:Uniqlo Lifewear Story 関連記事:松浦弥太郎さん『着るもののきほん100』書評。服と愛の物語
世界中、TPOをわきまえるべき時はやっぱりシャツ。
ともすれば独りよがりになりがちなミニマリストのファッションですが、いっしょにいる人を喜ばせるファッションも忘れずにいたいですね。
メリット② 着こなしバリエーションが多く飽きない
点数を絞るミニマリストのクローゼット。
最大の敵は「飽き」です。
でもシャツは着こなしが多く、アレンジして楽しめます。
例えばボタンを全部しめて、裾はタックアウト。
第2ボタンまであけて、裾はタックイン。
シャツジャケットやカーディガンのように羽織る。
ボタン、裾、袖のアレンジが無数にあるので、シャツの着こなしは無限大。
1枚でこれだけ遊べるアイテムはないので、アレンジ力の高さは大きなメリットになります。
メリット③ 体温調整に便利
秋口、カットソー1枚で肌寒いと感じたらサラリとシャツを羽織る。
逆に思ったより暑くなった初夏の日も、袖まくりやボタンの開閉で体温調整ができます。
真冬はシャツの上にニットやスウェットを重ね着するだってできる。
年中着ることができる相棒的なアイテムになります。
おすすめ長袖シャツ
ブロードシャツだとユニクロの、
「エクストラファインコットンブロードシャツ」
がおすすめです。
カジュアルシャツカテゴリーの大定番で、超長綿を用いた美しい生地が特徴。
わたしの実感ですが、ちょっとやそっと価格を上げたぐらいでは、ユニクロのブロードシャツ以上に美しい生地は見つかりません。
カラーバリエーションも豊富で、好きな柄や色を選べます。
シャツのデメリットは、やっぱり洗濯ジワですよね。
ミニマリストは家事の手間も最小限にしたい人も少なくありません。
タンブル乾燥OKのシャツってあまりないと思います。
それでも自己責任で乾燥機にかけたい場合、ユニクロのコスパがうれしい。
シワの対策として、
- 洗濯はちょうどの大きさの洗濯ネットに1枚だけ畳んで入れる
- 干す前に伸ばす
- 湿気のある浴室に干しておく
なども試してみてください。
乾燥機は使えませんが、防シワのシャツでおすすめはグリーンレーベルリラクシングの「TW(ウォッシャブル)」シリーズです。
ウールとポリエステルのの混紡で、美しい見た目とイージーケアを両立させたシャツになっています。(乾燥機は不可)
またそもそもシワを許容しやすく地厚なオックスフォードシャツを選ぶ手段も。
オックスフォードシャツはユニクロはじめ、無印良品やGUなどのファストファッションどれも捨てがたい。
またブルックスブラザーズやラルフローレンなどオックスフォードシャツと言えばというブランドもあります。
予算や好みに応じて選んでみてください。
第2位 コットンニット
メリット① 着用期間が長い
ニットと言えばウールやアクリルを使った冬用ニットです。
ですかコットンでできたニットは冬から春先まで着用でき、翌シーズンも秋口から着用できます。
真冬も寒いかと言うとそうではなく、昨今はインナーが高機能なのでコットンニットでも十分に感じる人も多いハズ。
11月から3月ぐらいまで、延べ5ヶ月ほど使えるできる便利なアイテムです。
メリット② 小綺麗に見える
ニットはシャツと同じくキレイめアイテムです。
スウェットやパーカーより大人っぽく、どんな場面でどんな人に会うにしても、まず無難に好感をもってもらいやすいアイテムです。
ただニットの中でもローゲージ(網目が粗い)セーターはカジュアルな印象。
1枚選ぶなら、よりキレイめなミドルゲージからハイゲージのニットを選ぶのがおすすめです。
メリット③ 着心地がいい
ウールのニットでチクチクする人も、コットンなら着用できる人が多いです。
また伸縮性もあるので、スウェットに負けず劣らず着心地がいい。
シャツでストレッチ性があるものもは少ないので、より着心地を重視するならニットが良いかもしれません。
おすすめコットンニット
ファストファッションでニットだと、ユニクロが頭ひとつ抜けています。
わたしはずっと「ウォッシャブルコットンセーター」を使っていたのですが、2024年は発売されず…。
現在、コットンベースのニットは「ウォッシャブルミラノリブクルーネックセーター」と「3Dクルーネックセーター」があります。
どちらもおすすめですが、個人的には3Dクルーネックセーターをワンサイズアップして着るのが気に入っています。
価格を上げると、ジョン・スメドレーが伝統と格式あるニット専門ブランドとして知られています。
第3位 半袖Tシャツ
メリット① 涼しい
誰でも1枚は持っている半袖Tシャツ。
夏の大定番ですよね。
夏服も色々あれど、半袖Tシャツはやっぱり欠かせない。
メリット② 重ね着のベースになる
半袖Tシャツの上にシャツを羽織ったり、ニットやスウェット、パーカーを着て首元から白をのぞかせる。
オシャレはもとより、体温調節する際に便利な重ね着のベースになります。
長袖シャツを重ね着すると袖がごわつくし、また腕まくりもできない。
どちからと言えば、半袖Tシャツのほうが重ね着に向いていると思います。
おすすめ半袖Tシャツ
各メーカーから優秀な商品がたくさん販売されています。
わたしが一番好きなのは、Uniqlo U クルーネックTシャツ(半袖)です。
地厚なコットン100%のTシャツは着ていて安心感があります。
他にも、
- Uniqlo U エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(五分袖)
- 無印良品 洗いざらし太番手クルーネック半袖Tシャツ
- 無印良品 涼感UVカットワイド半袖Tシャツ
- GU スウェT
などが夏の定番として人気です。
第4位 スウェット
メリット① 着心地がいい
とにかく圧倒的な着心地の良さ。
軽く、ストレッチ性があり、裏地を裏起毛ではなく裏毛を選べば着用期間も長いです。
メリット② イージーケア
乾燥機をガンガン使いたい場合、スウェットがいちばん相性が良いでしょう。
少しぐらい縮んでも元からダボダボしているものも多いし、着ているうちにまた伸びてきたり。
スウェットだと「ダメージもまた味」だと思える価値観もあるし、ガシガシ着ていきたい人にはおすすめです。
おすすめスウェット
わたし自身、あまりスウェットが着ませんが、大人向けだとグローバルワークかユニクロから探すのがおすすめです。
グローバルワークの「ライトクッション」のシリーズは表面に艶があり、子どもっぽさを軽減したアイテムになっています。
第5位 フリース
メリット① 軽くて暖かい
防寒対策ってむずかしいですよね。
着込めば重くなるし、着心地が悪くなる。
かといって薄い素材を選ぶと寒い。
でもポリエステルの100%のフリースなら、軽くて伸びて暖かい。
メリット② イージーケア
ポリエステル100%なら家庭洗濯できて、速乾性も高いです。
冬着としてはもっとも気兼ねなく、もっとも機能性があるアイテムだと思います。
おすすめフリース
もっぱらユニクロのファーリーフリースフルジップジャケットがおすすめです。
定価2,990円ですがセールにもなりやすく1,990円で購入するチャンスも多い。
価格と機能性のバランスは最高で、1枚は持っておいて損はない名品です。
関連記事:【評判口コミ】ユニクロのファーリーフリースフルジップジャケットがおすすめ。もうコレ以上ない…【メンズ】
選外にしたアイテムと理由
- ロンT(長袖Tシャツ)
- 半袖シャツ
- ポロシャツ
- パーカー
- ウールニット
- ネルシャツ
は今回は選外となりました。
ロンTはあると便利ですが、着用期間が短いことと1枚で着た場合にニットの方がサマになりやすいため、選外としました。
半袖シャツはファッション的に着こなすのが難しく、夏はリネンやポリエステルの長袖シャツを腕まくりしたほうが無難。
それでも暑い時は、いっそ半袖Tシャツを着てしまったほうが合理的かと思います。
ポロシャツは若々しく着こなすのが難しく、まずいちばんにおすすめするアイテムではないかなと思います。
パーカーもファンが多いアイテムですが、洗濯した際に乾きにくく、フードがあることでアウター選びが制限されるデメリットがあります。
古着やストリートの系統が特に好きでなければ、キレイめスウェットかコットンニットがおすすめです。
ウールニットは冬限定になることと、高機能インナー+コットンニットで十分に寒さを場合が多いと思うので選外としました。
ネルシャツもやはり冬限定になることと、他の冬トップスに比べて防寒性に劣ること。
また真冬はアウターを羽織るので、ネルシャツって意外と人に見せる機会がないんですよね(笑)
真冬の防寒着は、やはりフリースが強いです。
冬用のネルシャツやウールニットを節約した分、アウターに投資するのもありかと思います。