ミニマルなワードロープを目指すうえで欠かせないのが服の処分です。
しかし要・不要の判断はあんがいむずかしく、悩むことも多い。
そこで基準を設け、ある程度を機械的に判断することでストレスを軽減します。
この記事ではミニマルワードロープのための
服を捨てる基準
をご紹介します。
服を捨てる基準① 3年前の服
3年ぐらい経つと、
- 劣化している
- トレンドアウトしている
- 自分の体型や髪、肌質が変わっている
ことが考えられます。
よく着ている服でも(だからこそ)、3年着倒したら買い替えを検討したいところ。
例外なのは、デニムなどヴィンテージ感を楽しむ服です。
服を捨てる基準② 1年間、着ていない服
「去年買った服、でも一度も袖を通していない。」
これも手放し候補。
おそらく傷んでもなければ、まだトレンドの範疇でしょう。
それでも着なかったということは、実はあまり気に入っていないとか、そもそもワードローブの数が多すぎて手が回らなかったことが考えられます。
服を捨てる基準③ 体が疲れる服
気に入って着ているんだけど、着心地が悪い服。
あるいは気候にあっておらず、寒い(暑い)服。
これらは手放して、もう少しバランスの取れた服の買い替えを検討します。
「おしゃれは我慢」と言います。
服は本格仕様になったり、装飾をほどこすほど着心地や利便性が悪くなるもの。
そのバランスの許容範囲は人それぞれで違います。
もし今の服を着ていて疲れる感覚があるなら、少し着心地を重視した服を選んでも良いかもしれません。
服を捨てる基準④ なぜか気分の上がらない服
3年前の服でもないし、少し前に着たし、着心地も悪くない。
でもなぜか、気分が上がらない…。
おそらくそれは、
- 人からもらった
- セールで衝動買いした
- 店員さんのすすめを断れなかった
- インフルエンサーを見て思わず
など、じぶんの中で納得感がない服ではないでしょうか。
新しいファッションにチャレンジするのは良いことですが、試してみて合わなかったら潔く手放すのがおすすめ。
チャレンジに失敗した服を手放すことで、また新しいチャレンジをする余裕が物理的にも精神的にも出てきます。
ワンシーズン33着にしてみよう
ミニマリストのワードロープを見ると「年間10着」とか「ボトムスは3本まで」などがよく提案されています。
しかしいきなりそこまで数を絞るのは不安ですよね。
アメリカのミニマリスト、コートニー・カーヴァーが提案する #project333 は、ワンシーズン33着で過ごすファッションスタイルです。
33着は意外と多く、多くの人が抵抗感なくはじめられると思います。
また33を基準にして、じぶんのライフスタイルに合った数を決めるのにも役立ちます。
ひとつの目安として、ぜひ #project333 はチェックしてみてください。
関連記事:『もう、服は買わない』書評。ワンシーズン33アイテムで着回す #project333 の実践本