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質の良い服を見分ける方法。完璧な服が見つからない理由

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質が良い服 君に良い服

この1年、たくさん洋服を買ったのでそこから得た経験をシェアします。

 

良いもの買いたい

 

という人のために、

 

質の良い服を見分ける方法

 

をご紹介します。

 

質の良い服とは?

質の良い服を選ぼうとして迷う女性

なにをもって「品質が良い」とするのか。

 

これは何を求めているかによって違うでしょう。

  1. おしゃれな服
  2. 着心地が良い服
  3. 本格仕様の服
  4. 素材高級の服
  5. 丈夫な服
  6. イージーケアの服

などなど色んな品質の基準があります。

 

そしてすべての要件を満たした完璧な服って、なかなか見つからないですよね。

 

それはこれらがトレードオフの関係にあるからです。

 

質の良い服を見分ける方法

高級素材を使えば、丈夫(イージーケア)ではなくなる

服は高級素材を使うと丈夫ではなくなる

高級素材とは一般に繊維が細く、脆いものを言います。

 

繊維が細いと見た目は美しい光沢が生まれます。

 

しかし細いわけですから、痛みやすく洗濯にも弱くなる。

 

多くのウールやカシミヤ製品が家庭洗濯できないのも、繊維が繊細だからです。

本格仕様になれば、着心地が悪くなる

服は本格仕様になれば着心地が悪くなる

特にミリタリーやワークをルーツにした服はより本格仕様が好まれます。

 

ジーパンやチノパンは発祥当時のディテールや生地感を再現したものがカッコいいとされる。

 

ヴィンテージが高値で取引されるのも、そういった価値観があるからです。

 

一方で本格的なディテールが施され、生地が厚くなると

  1. 重い
  2. 伸縮性がない
  3. イージー仕様(腰ゴムやドローコード等)がない

など、着心地は減退

 

着心地が悪いと日々の中で手に取る機会が自然と減り、結局着なくなることもあるでしょう。

 

全てを兼ね備えると、価格が高くなる

質の良い服は高価

  • 高級素材かつ、丈夫でイージーケア
  • 本格仕様かつ、着心地がいい
  • 化学繊維100%かつ、おしゃれ

そんな服もたしかに存在していますが、得てして高価です。

 

わたしが所有しているものだと、グリーンレーベルリラクシングウォッシャブルトロの素材を使ったシャツがあります。

 

これはポリエステル50%ウール50%という素材。

グリーンレーベルリラクシング

 

 

ポリエステルのイージーケアと、ウールの高級感の良いとこ取り。

 

価格はだいたい10,000円前後です。

 

決して高いわけではありませんが、しかしもっと安いのシャツはごまんとある。

 

また2023年秋冬のMUJI LABOなんかは、多くが化学繊維100%でしたがオシャレで高級感がありました。(※MUJI LABOは無印良品の特別コレクション)

 

価格はセーターで7,000円ほど。

 

なかなか微妙な価格ですよね(笑)

質の良い服を買うには、価値感を定めるのが大事

服を選ぶ基準を整理する人

このようにさまざまな要素がトレード・オフの関係にある以上、消費者側が考えて買わないと、じぶんにとって質の良い服はゲットできません。

 

「ユニクロなら間違いない」「ハイブランドを着ておけばOK」などといった画一的な答えはないと言えます。

 

じぶんが何を求めているか?何に妥協できるのか?

 

それはじぶんにしかわからない。

 

一方でその服の価値観を定めるのは、手間のかかるむずかしい作業です。

 

個人的には、実際に購入して着てみてその服と一緒に暮らすのが、価値観を育てるのにいちばん役立つと思います。

 

実際にじぶんのワードローブの中に入って手持ちの服と戦わせてみて、はじめてわかることがたくさんある。

 

あまり着なかった理由も、よく着た理由も、手間時間と現実的な体験からしか導き出せません。

 

もちろん、そうすると買い物に失敗することもある。

 

しかしなにも失敗せず身銭も切らず、物事を上手になろうというのも虫が良い話。

 

「これを買っておけば失敗しない!」という謳い文句は、数多く見かけますよね。

 

パーソナルカラー診断や骨格診断、インフルエンサーの発信など、失敗しないことを価値として提案される情報も多いです。

 

しかし、個人的にはあるていど失敗の前提に、じぶんの「これ着てみたい!」という気持ちを大切に服を買っていくことが、いちばんタメになるのではないかと思います。

 

でもくれぐれも財布と相談してくださいね(笑)

 

質の良い服を買うため知っておくと役立つこと2選

縫製の良し悪しとは?

縫製(縫い合わせ)は

  1. 縫い目が細かい
  2. 縫い目が等間隔できれい
  3. 最後の糸処理がきれい

といったものが高品質とされます。

 

もっとも、ユニクロやGU、無印良品ぐらいの価格帯だと過度に縫製が汚いものはほとんど見かけません

 

なので血眼になってチェックする必要はないかと思います。

 

GUからさらに安いものを求めると、ちょっと怪しくなってくる印象です。

高級感のある生地感とは?

高級感のある生地とは、一般に「光沢のある生地」とされます。

 

一方で安いっぽい生地を「テカリのある生地」と言ったりもする。

 

どちらも光の反射なんですが、イメージで言うと、

  • 高級感→子どもの細い髪の毛のキューティクル
  • 安っぽい→ラメを振ったようなムラのある反射、ブルーシートの反射

のようにわたしは捉えています。

 

ユニクロとGUはだいたい近いところにあるので、ぜひ商品を見比べてみてください。

 

特にユニクロのエクストラファインメリノウールと、GUのセーターがわかりやすいと思います。

 

きっとユニクロのエクストラファインの方に高級感を感じるはず。

 

もっとも、高級感は人それぞれ許容範囲があります。

 

GUにセーターが過度に安いっぽい(ダサい)とも言えません。

 

むしろカジュアルに着る場合、むやみやたらに高級感がある方が窮屈な気持ちになることもありますよね。

 

このへんはやっぱり「価値感を定める」ことが重要になってきます。

 

丁寧に買い、着て、手放す

よく検討して悩んで買う。

 

コーディネートやスタイルを考えながら着る。

 

よく着たものは潔く、着なかったものは反省を交えながら手放す。

 

そういった作業を繰り返すことで、じぶんが服に求めているものがだんだんと見えてくはずです。

 

「質の良い服」をわたしの独断から定義して紹介することもできましたが、やっぱりファッションのおもしろさ人それぞれで答えが違うところ。

 

たくさんある選択肢からじぶんにぴったりの服が見つかった時は、とても嬉しい気持ちなります。

 

ぜひじぶんにとって質の良い服を見つけてみてください。

 

 

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