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ミニマリストの暮らしログ「シンプルログ ドット ミー」

なぜ?ミニマリストが社会的に流行した理由と、わたしがミニマリストなったきっかけ

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わたしが「ミニマリスト」という言葉を知ったのは、おおよそ9年前。

 

今では友人を家に招くと

 

ミニマリストじゃん!

 

と言われるまでになりました(笑)

 

そこでこの記事では、

 

「ミニマリストが社会的に流行した理由

 

「わたしがミニマリストになったきっかけ

 

をご紹介します。

 

 

ミニマリストはなぜ流行った?いつから?

きっかけはリーマン・ショック

近年のミニマリストブームはアメリカに端を発しています。

 

2010年頃からミニマリストについて発信するブログが増え始めました。

 

代表的なブログだと

などがあります。

 

特にZen Habitsはタイム誌で世界ナンバーワンブログに評価されました。

 

なぜ2010年に増え始めたのかと言うと、2008年〜2009年リーマン・ショックがあったからだと言われます。

 

多額の住宅ローン大きな家を買うことに疑問を持つ人が増え始めた。

 

ローン負担のすくない小さな家に引っ越そうとすると、必然的にモノを減らす必要があります。

 

つまりミニマリストですね。

 

そうしてアメリカで広まった言葉が、輸入される形で徐々に日本でも広まっていきます。

 

佐々木典士さんの『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』が2015年6月に刊行され、累計40万部のベストセラーに。

 

そして「ミニマリスト」は、2015年の流行語大賞にノミネートされるまでのブームになりました。

 

日本においては2015年がブームのピークと言ってよいと思います。

 

2023年現在でも、「ミニマリスト」のキーワードがまったく聞かれなくなったことはなく、ブログ、SNS、YouTubeなどで盛んに発信されています。

 

関連記事:ミニマリストはオワコン?時代遅れ?否定する理由3選

 

インターネットメディアの発達が背景

欠かせない視点が、ミニマリストがボトムアップのブームだと言うこと。

 

最初はマスメディアが発信した言葉ではなく、インターネットを通じて一般市民が発信した言葉でした。

 

当時だと、ブログをメインとした草の根運動です。

マスメディア主導ではなく

市民の運動だった

実はミニマリストに似た清貧思想は昔からありました。

 

アメリカだとヘンリー・デイヴィッド・ソロー、日本だと鴨長明など、最小限のモノで暮らすことを試みた人たちがいます。

 

ずっと水面下でくすぶっていたその思想が、リーマン・ショックとインターネットメディアをきっかけに表面化してきたのがミニマリストブームだと言えるでしょう。

 

よく考えれば、マスメディアが「モノを買うのを減らそう」といの一番に言えるわけないですよね(笑)

 

つまり個人が発信できるインターネットメディアがなければ、ミニマリストという言葉は世に広まることはなかったと言えます。

その他の理由

その他にもミニマリストブームについては、

  • 情報・モノが増えすぎたから
  • サブスクなどレンタルサービスの充実したから

などさまざまな理由が挙げられます。

 

とは言え、もっとモノが少なかった時代からその根本思想は存在しており、またサブスクがないとミニマリストになれないわけでもありません

 

これらは「リーマン・ショック」「インターネットメディア」に比べると、軽微な理由だと思います。

 

この背景をもとに、さらに個々人の理由をもってミニマリストが増えていました。

 

そこでここからは「わたしがミニマリストなったきっかけ」をご紹介します。

 

わたしがミニマリストなったきっかけ

お金がなかったから

わたしがミニマリストに目覚め始めたのは、30歳になるすこし前ぐらい。

 

まずはとにかく、「お金」がなかった!

 

実は20代はバンドマンとして、音楽活動に身を捧げたわたし。

 

「バンドマン」と言うと多少聞こえは良いかもしれないですけど(良くないか 笑)、実際はフルタイムのフリーターです。

 

1日8時間、週5。

 

当時の時給は1,000円を下回っていましたね。

 

で、当然バンド活動もじぶんたちの持ち出しですから、ものすごーくお金がない。

 

否応なく、節約をはじめなければいけなかったんです。

 

そしてその頃、世間で盛り上がりを見せていたのが「ミニマリスト」です。(ちょうど2015年ごろでした)

 

今以上にミニマリスト情報をキャッチしやすかったあの頃、わたしがミニマリストにふれるのは自然な流れでした。

 

大きく影響を受けたのは、佐々木典士さんの書籍『ぼくたちにもう、モノは必要ない』とウェブサイト『YADOKARI』だったと思います。

 

ミニマリストは、不要な消耗品を買わないことで節約になる。

 

そしてモノが減っていった結果、広い家が必要なくなる。

 

つまり家賃が抑えられて、大幅な節約に繋がります。

 

特にYADOKARIさんでは、ミニマリストから発展して当時アメリカでブームになっていたタイニーハウスを大きくとりあげており、憧れをもって見ていましたね。

 

そこから実際にわたしもミニマリスト思考を徐々に強めていき、家賃34,000円の1Kアパートに引っ越しました。

 

今考えても、その行動はまさに値千金だったと思います。

 

おおよそ月10万円ていどの生活費で暮らせるようになったので、アルバイトを半分に減らし、その頃からハマりだしていたブログで徐々に生計を立てられるようになっていきました。

 

そして現在に至るわけですが、あの時ミニマリストになって固定費の削減を試みなければ、今の幸せはなかったなと痛感する毎日です。

 

自由が欲しかったから

ほんとはアルバイトを減らすことで、バンド活動によりいっそう注力したかったんです。

 

しかしそんな目論見は悲しいかな、雲散霧消と消え去ります(笑)

 

バンドっていうのはメンバーみんなでやることなので、個々人の努力に関わらず、解散するときは解散するんですね。

 

そうしてわたしのミニマリストになる努力とは関係なく、あえなくバンドは終了。

 

ここで言いたいのは、ミニマリストになったのは最終的には「節約」が目的ではなく、その先に得られる「自由」が目的だったこと。

 

ほんとは「自由」をバンドに使いたかったわけですが、派生的にはじめたブログの方へとシフトチェンジ。

 

「自由」は応用が効く概念です。

 

自由を夢のために使うか、お金のために使うか、家族のために使うか。

 

それこそ個人の自由だし、その時々で違うでしょう。

 

でも「自由」なんて、確保できるなら確保しておいて損はないですよね。

 

今、とても幸福感をもって暮らせているのは「ミニマリスト」がじぶんの生活基盤になったからかなと思います。

 

思うに、ミニマリストは人種、性別、年齢、ライフステージなど、個々人の事情に関わらず多くの人の役に立つ。

 

かつてのじぶんのようになにかがあって努力をしたい人も、ミニマリストになることによって、その夢に全力投球できます。

 

夢なんか無くても、毎日をご機嫌に暮らすためには、これまたミニマリストが役に立つ。

 

尽きることのない家事や雑事の軽減、お金の節約は誰にとってもうれしいですよね。

 

先々を考えても「老後2000万円問題」に代表されるように、将来の不安は尽きることがありません。

 

それでも少ないモノ、エネルギー、人間関係で幸せに生きるためのメソッドをじぶんがもっていれば、過度に不安がる必要はないのかなと思います。

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