スペシャルティコーヒーとコモディティコーヒーのグレードに分けて、Amazonで買えるコーヒー豆をご紹介します!
スペシャルティコーヒーとは、一般にコーヒー豆のなかで上位5%に入る美味しいコーヒーのことを言います。
実はお店によって定義が違ったりもして、必ずしも美味しいコーヒーを選ぶ基準にはなりません。
ですが今回は便宜的に、お店側がスペシャルティと謳っている豆をスペシャルティコーヒーとして紹介します。
対してコモディティとは一般流通のことで、今回はスペシャルティ以外をコモディティコーヒーとして紹介します。(コモディティにグレードを設けるお店も多いのですが)
価格帯もスペシャルティコーヒーは200g1,500円〜、コモディティコーヒーは200g500円〜1,400円ぐらいと、だいぶ差があります。
ちょっと贅沢に豆の個性を楽しみたい人は「スペシャルティコーヒー」を。
まいにち大量に消費するのでリーズナブルなコーヒーが良い人は「コモディティコーヒー」を。
それぞれ選んでみてください。
なお、スペシャルティコーヒーはほとんどがホールビーン(豆のまま)の状態で販売されています。
ご自宅にコーヒーミルを用意してくださいね。
ではまず、スペシャルティコーヒーから紹介します!
Amazonで買える、個性を楽しむスペシャルティコーヒー4選
ブルーボトルコーヒー
東京、清澄白河に日本一号店に出店して以来、話題に事欠かない人気ショップの豆がAmazonでも買えます。
Amazonでは、
- 浅煎りのブライト
- 中深煎のボールド
の2種類のブレンドを取り扱っています。
サードウェーブムーブメントの雄として知られるブルーボトルですから、ここはやはりブライトを試してみたいところ。
袋を開けるとすぐに爽やかな香りが鼻腔を刺激。
味わいはわずかな苦味と、やはり爽やかな柑橘を思わせる香りが素敵です。
今回紹介する豆の中では、わたしはなんだかんだでいちばん好きですね(笑)
ただ、この商品はすぐに在庫切れを起こしやすいので注意してください。
出荷はAmazonの倉庫からなので、おそらく鮮度を担保するために少量ずつ(倉庫に)納品しているのだと思います。
在庫切れの時は下手すると数日待つ必要がありますが、逆に言えばそれだけ鮮度に気を使っているということ。
個人的にはかえって信頼が置けますね。
購入を考えている方は「欲しいものリスト」なんかを利用して、入荷時にすぐ購入できるようにすると良いですよ。
サザコーヒー
茨城で創業したサザコーヒーはたびたびテレビでも取り上げられ、ご存じの方も多いかも知れません。
なんと創業70年の老舗だそうです。
いくつかあるブレンドの中で、この「贅沢ブレンド」はスペシャルティコーヒーを使っています。
シティローストと深めの焙煎ながら、一本の心の通った酸味がある。
コクがありながらも、華かな香りも感じられます。
まさにいいとこ取りの贅沢なブレンド、といった感じです。
銀ブラ世代も、サードウェーブ世代も美味しく楽しめるのではないでしょうか。
またスペシャルティコーヒーについて調べると一度は目にするゲイシャを使ったブレンドも販売しています。
あくまでブレンドなのでゲイシャの特徴120%ではないですが、その名を聞くだけでなんとなく贅沢な気分になるのはわたしだけでしょうか(笑)
実際、ゲイシャブレンドはサザコーヒーのブレンドの中ではすこしお高めですね。
PHILOCOFFEA
船橋のスペシャルティコーヒー専門店。
Amazonでは、
- 中煎りの012番
- 中深煎りの013番
- 深煎りの014番
の取り扱いがあります。
さらにそれぞれ、
- ホールビーン(豆のまま) or 中挽き or 粗引き
- 200g or 400g
とパターンを選べます。
今回は浅煎りの012番を飲んでみましたが、実にスペシャルティコーヒーらしい香りと酸味があって美味しかった。
また焙煎日がわかりやすく明記してあり、好感が持てました。
3種類×100gの飲み比べパックもあるので、はじめはこちらを買うのも良さそう。
天馬珈琲
どん!と売り文句のはいったパッケージが印象的。
バリスタチャンピオンシップで日本一になったバリスタさんの大会の際の焙煎を担当した松本竜一さんが手掛けたコーヒー豆だそうです。
こちらの豆の焙煎度はフルシティ。
すこし深めの焙煎です。
袋を開けると豆の状態でもふわっとチョコレートのような甘い香りがします。
飲んでみて印象的なのは、コクと甘み。
ツンとくる酸味はありません。
実にまろやか味で、今回ご紹介したスペシャルティコーヒーの中では、いちばんやさしい味わいでした。
香りの傾向としては、ロースト香、チョコの方面。
スペシャルティでよく言われるフローラルとかフルーツ系とは、逆の方向性かなと思います。
比較的に万人に好まれる味だと思います。
Amazonで買える、リーズナブルなコモディティコーヒー3選
東京コーヒー
Amazonの売れ筋ランキング コーヒー豆カテゴリーでも常に上位にいるブランドです。
中煎り、深煎りのブレンドが2種類に、いくつか国を冠したストレートを取り扱っています。
また極めて特徴的なのが「工場直送便」があること。
つまり焙煎所から焙煎したてを送ってくれるのです。
おそらくAmazonでもっとも鮮度の良い豆を手に入れられるのが、東京コーヒーだと思います。
届いたその日に淹れてみましたが、いい感じで膨らみます。
スペシャルティコーヒーを謳っているわけではありませんが、価格帯はそれに近い。
ただオーガニックにはこだわりを持っているようで、もともと創始者の方がコーヒーを飲むと具合が悪くなることから、オーガニックにたどり着いたのだとか。
ちなみにAmazonには「【Amazon限定ブランド】 Ode by TOKYO COFFEE」という類似商品もあります。
おそらくAmazonと東京コーヒーのコラボアイテムだと思います。
本家東京コーヒーよりわずかに安い価格で販売されていますね。(ただし、工場直送便の豆は限られるようです)
またOdeはブレンドの取り扱いも無いようで、選択肢が狭まります。
特に理由がなければ東京コーヒーの工場直送便を試したほうが良さそう。
すべてのラインナップは特設ページで確認できます。
東京コーヒーは「スペシャルティ未満、コモディティ以上」のコストパフォーマンスなので、スーパーで買えるコーヒー豆に飽きてきて「これから本格的にコーヒーを知りたいな」という人にはうってつけのブランドに思えます。
初めての人におすすめの試しセットもありました!
スターバックス
おなじみスターバックスもAmazonで取り扱いがあります。
スタバは季節限定ブレンドも発売されますし、ホールビーン or 粉を選べますし、選択肢も多いです。
また250gで約900円と、とってもリーズナブル。
スーパーでもスタバ店舗でもふつうに売っている豆ですが、あえてAmazonで買うなら以下のようなセットはいかがでしょうか?
これは街なかでは意外と手に入れにくいセットだと思います。
ちょっと贅沢な珈琲店
スーパーでもよく見かけるこちらはAmazonだと1kg1,200円弱という圧倒的なコスパ。
また7月のプライムデーや11月のブラックフライデーなどのビッグセールでもよくセールになります。
そのコスパの高さが評価されてか、記事執筆現在でAmazon売れ筋ランキング コーヒー豆カテゴリーで第1位になっています。
プライベートではもちろん、職場で飲む用にもどうぞ。
Amazonでコーヒー豆を買うメリットは?
以上、Amazonで買えるおすすめのコーヒー豆をご紹介しました!
ところで、あえてコーヒー豆をAmazonで買うメリットはなんでしょうか?
スペシャルティコーヒーの多くはブランド直販サイトがありますし、コモディティはスーパーでも買えます。
あとは楽天やLOHACOなど、他のオンラインストアにも、もちろんコーヒー豆がありますよね。
そんな中、Amazonは使うメリットは送料が安いということでしょう。
例えばブルーボトルコーヒー「ブライトブレンド」は、
- 公式ストア、楽天 1,458円
- Amazon 1,628円
で販売されており、一見してAmazonで買うのは損に見えます。
ところが送料は
- 公式ストア→5,000円以上で無料
- 楽天→3,980円以上で無料
- Amazon→Amazonプライムで無料
なんです。
「200gだけちょっと試したい」といった場合に、公式や楽天だと使い勝手が悪いんですね。
Amazonプライムは年額4,900円(または月額500円)が必要ですが、プライム・ビデオやPrime Musicなど、他のサービスとの総合的なサブスクですから一方的に損ということはありません。
ですから「今月はブルーボトルコーヒー、来月はサザコーヒー、再来月は東京コーヒー」なんて風にいろんな豆を少しずつ楽しみたいのなら、Amazonのほうがお得で便利なんですね。
プライムデーやブラックフライデーでセール価格になることもありますし、毎月のタイムセール祭りで行われる「ポイントアップキャンペーン」でまとめ買いすると、ガツンとAmazonポイントが貯められます。
ぜひ、お得に利用して下さい!