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ミニマリストの暮らしログ「シンプルログ ドット ミー」

仕事をがんばらないと決めた。東京都 30代 男性

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30代後半になって、

 

ガムシャラに仕事を頑張る時期は終わったのかも…」

 

と思います。

 

同世代の人なら、同じような気分になりませんか?

 

仕事をがんばらないと決めた理由

がんばれないから

疲れ目が酷い…(笑)

 

わたしは在宅でPCワークなのですが、疲れ目、腰痛、肩こりが酷くなってきた。

 

20代の頃と同じ働き方をすると、体にくるようになりました。

 

「これじゃイカン!」

 

と思って、1年半前からスポーツジムに週3で通っています。

 

腰痛はだいぶ良くなった気がしますが、あとはなかなか一進一退

 

そろそろ40歳。

 

イチローさんだってベンチを温めだす年齢です(笑)

 

体の衰えはどうしてもあり

 

がんばりたくてもがんばれない

 

のが本音ではないでしょうか。

 

勝つのは1人だから

ビジネスの世界はスポーツと似ていて、勝者がいれば必ず敗者がいる

 

ユーザー(お客様)の財布に限界がある限り、全員が勝者という状態はあり得ません

 

そして競争相手をコントロールできない以上、勝つか負けるかの半分はだと言えます。

努力すれば報われる

という言葉は人生のどこかで必ず聞くでしょう。

 

「報われる」には色んな意味がありますが、こと勝負事に関しては努力しても報われないのがむしろ普通

 

だとすれば、ことさらにがんばるのを諦めるのも、それは間違っていない気がします。

 

気力、体力が衰えていく中で、むしろわたしは「勝ち方」より「負け方」に興味を持っています。

 

人はみな、衰える。

 

その意味では、誰しもいつかは敗者です。

世界は残酷なんだから

というのは、漫画『進撃の巨人』の言葉。

なら残酷な世の中でどう明るく振る舞うか、楽しく過ごしていくかが重要だと思うのです。

 

わたしの中で「がんばらない」とは、決してヒネくれたネガティブな態度ではありません。

 

限られた日常の中、与えられたじぶんをどう満喫するか?

 

それを考える態度だと思うのです。

 

仕事をがんばらない方法

完璧主義ではなく、完了主義になる

数ヶ月前、親友倒れました

 

話を聞くと、彼の月の休みはなんと3日だったとか!

 

勤めているのは上場企業で、別にブラック企業ではないんです。

 

彼が頑張りすぎているのが主な原因。

 

親友だからわかりますが、彼は執念とか執着がすごいんですね。

 

とにかく完璧にものごとをやろうとする。

 

昔、一緒に働いていたこともあるので、ほんとうに手に取るようにわかります。

 

そんな彼、ある日の仕事中に過呼吸で倒れて救急車で緊急搬送

 

過労が主な原因ですが、病院で検査をしたらなんと流行りのウィルスにも感染しており、そこから1週間入院したとか(ゆっくり休めて逆に良かったか)

 

幸い大事には至らず、今は回復しています。

 

とにもかくにも、そこまでがんばるのはやっぱり間違っている。

 

完璧とは、得てしてじぶんの中での完璧です。

 

仕事を評価するのはいつだって他人(上司、クライアント、お客様)。

 

評価者にとってそれが完璧かどうかは、評価者が決めること。

 

むしろ評価者にとっていちばん大事なのは、納期を守ることですよね。

 

完璧を目指すのは悪いことではないし、生来の性格にもよります。

 

でもいつだって完璧より完了のほうが少しだけ重要。

 

少なくとも、完了をないがしろにして完璧を目指すべきではないでしょう。

節約をする

もうひとつ「がんらないと決めた」ことで不安になるのが収入ではないでしょうか。

 

がんばらない=これ以上収入が増えない

 

だとすれば、なんだか絶望感を感じる。

 

しかしこの方程式はある面では間違っています。

 

さっきから言っているように、仕事を評価する(勝負する)のは他人なので、その他人がユルければ、勝ててしまうことがあるからです。

 

つまり、

 

がんばらなくても、相手がもっとがんばっていなければ、勝つことができる

=収入が上がる

 

というわけです。

 

だからことさらに絶望する必要はないと思います。

 

とは言え、これはあまりに相手任せの態度(笑)

 

現実的で前向きな対策としては、やっぱり節約でしょう。

 

まずは家計を見直して、じぶんができる節約術を使って支出を減らす。

 

それだけでもかなり不安が軽減されると思います。

 

関連記事:ミニマリストの節約術14選。効果的な順に紹介!

 

仕事をがんばらず、怒られない方法

遅刻しない、あいさつをする、身なりを整える

経験上、これさえ抑えておけば、同僚に不快感を持たれないと思います。

 

むしろ好感を持たれるような気さえする。

 

つまり「人としての基本」ですよね(笑)

 

がんばらないことは、マナー礼儀を守らないこととは違うはず。

 

これらはいちど習慣になってしまえば、無理なく続けられる事柄だと思います。

1人の仕事を増やす

サラリーマンだと難しいかもしれませんが、解決方法であることは間違いありません。

 

そもそも怒ってくる対象を減らすという抜本的な解決。

 

シフトを工夫したり、異動を願いでたり、いろんな方法があると思います。

 

どうしても苦しいなら、やっぱり転職を考えるのが現実的。

 

わたしもひとつの安心材料として、転職サイトだけは登録しています。

 

ミイダス というサイトにずっと登録していて、

  1. 転職時の推定年収がわかる「市場価値診断」
  2. 企業との相性がわかる「コンピテンシー診断」
  3. スカウト求人

などを定期的にチェックしています。

 

今と違う環境の存在を頭の片隅に置いておくだけでも気が楽になるので、知らなかった人は登録してみてください。(完全無料です)

 

 

人生でいちばん大切な仕事

さっき紹介した『進撃の巨人』では、自由に取り憑かれたサイコパスとか、愛に飢えたメンヘラとか、いろんな人物が登場する(笑)

 

みんないろんなことを言いますが、わたしがいちばん大切だと思うのが、主人公エレンの母親の言葉。

特別じゃなきゃいけないんですか?絶対に人から認められなければダメですか?
私はそうは思ってませんよ。
少なくともこの子は・・・偉大になんてならなくてもいい。人より優れていなくたっていい。
だって見てくださいよ。こんなにかわいい。だからこの子はもう偉いんです。
この世界に生まれてきてくれたんだから

もうひとつ、わたしの好きな漫画『バーテンダー』にはこんな言葉があります。

仕事に絶望ですかぁ… 先生は人のいちばん大切な仕事は何かご存知ですか?

たいせつな仕事… 偽善家なら世の中に役立つ 露悪趣味なら金のためと開き直る 世界中の女を抱くのもいいな

多分全部違いますね 一番大切な仕事にくらべるとどうでもいいことばかり

そうかい?

ええ
人の一番大切な仕事は… ただ生きること生き続けること バーのすべての酒はそのためだけにあります

ビジネスの世界は勝負の世界。

 

それは間違いないし、変わることはありません。

 

けれど、人生のすべてがそこにあるわけじゃない。

 

ビジネスの世界で頂点にたったスティーブ・ジョブズですら、晩年はビジネスにすべてを捧げてきたこと後悔したそうです。

 

だからきっと、

 

「がんばりたくない」

 

「もうがんばれない」

 

という気持ちは、大切な心のシグナル。

 

もしそんな気分になったらいちど立ち止まって、地に足のついたを日々を考え直してもよいのだと思います。

がんばらない、たのしく、ちいさく

こういったわたしの考えは、ミニマリストから大きな影響を受けました。

 

興味を持った人のために、

 

ミニマリストガイドブック

 

を書いたので読んでみてください。

 

ミニマリストの定義と歴史。

 

ミニマリストの始め方、続け方。

 

そして頼れる先輩まで、網羅的に解説しています。

 

関連記事:ミニマリストになるには?ステップアップガイドを実践者が紹介

 

 

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