もう3年ぐらいトイレ掃除に「トイレブラシ」と「トイレ用洗剤」を使っていない気がします。
たぶん、多くの人の生活でいらないのでは?
トイレブラシとトイレ用洗剤がいらない理由
トイレブラシ自体が臭ってしまう
トイレの嫌な匂いの50%はトイレブラシ!
…かどうかは調べたことはないですが、たぶんそうですよね?
トイレブラシそのものを洗ったり、乾かしたりしたことありますか?
ほとんどの人はしないですよね。
不潔感強いし、できればなるべく触っていたくない。
しかし、そうするとどうなるかというと、乾ききらない水分が匂い始めるんですね…。
なんかもう、それだと掃除した意味がないような気がしてきます。
しかし最近は「流せるトイレブラシ」もある。
でもあればあれで、排水が詰まるリスクがあるので、わたしは避けてます。
排水の詰まりをとる工事って高いので!
強力な洗剤を使うほど汚れない
最近のトイレ(便器)の進化ってすごくないですか!?
「フチなし」とか当たり前になってきたし、あらかじめ汚れにくいカタチだったり表面加工だったりが施されている。
だから昔みたいに黄ばむことってほとんどない気がします。
ちょっと思い返して見てほしいんですけど、ここ数年で「サ◯ポールで書いた、文字は白かった」っていうほど、黄ばんだトイレってっ見たことありますか?(笑)
だから一般家庭において強い洗剤はほとんど必要ないと思います。
トイレ専用洗剤を買わないで済むとなれば、ひとつ買い物するものが減って、頭の中がすこし軽くなる。
「ブラシ」と「洗剤」、ふたつのモノの管理から開放されるのは、大きなメリットです。
代わりにトイレ掃除に使っているモノ
洗剤は重曹で代用
重曹はおなじみのエコな洗剤ですが、家庭の水回りのほとんどに使えます。
重曹自体はアルカリ性。
なので、酸性の汚れを落とすのにむいています。
酸性の汚れとはつまり「人から出た汚れ全般」です。
「お肌は弱酸性」って言うように、人間って酸性よりなんですね。
だから重曹はトイレ掃除にも、お風呂掃除にも使えます。
ブラシは「メラミンスポンジ」「ビニール手袋」で代用
そして物理的に汚れを落とすのはメラミンスポンジ。
「激落ちくん」が有名なアレです。
ただこれは賛否両論あって、メラミンスポンジは便器の表面加工を傷つけるとも言います。
最新のトイレだと使わないほうが良いかも。
まぁ、大切なのはスポンジ自体の汚れを落とす力じゃなく、使い捨てできること。
手のひらサイズに切って、トイレ1回掃除したら捨てられる。
それができるモノだったら何でも良いと思いますよ。
でも、さすがに素手でスポンジ持って便器を磨くのはちょっと怖いですよね(笑)
なのでここは潔くビニール手袋を使います。
気になる人は二重にして。
わたし流 トイレ掃除の手順
まず目立った汚れがあるのなら、いちど水を流し、汚れにちょくせつ重曹をふりかけておきます。
それで数分待つ。
そしたらトイレットペーパーで”こより”をつくって、それであらかたを落としておく。
あとは重曹をザザザっと全体にふり、手袋をした手でスポンジを持って磨くだけ!
けっきょく、ブラシじゃなく手でやったほうが「フチ」にもがっつりアプローチできて汚れを落としやすいです。
時間にして1分ぐらいでしょうか?
重曹は体にやさしい洗剤なので、鼻にツーンときたり、目に染みることもない。
メラミンスポンジは基本的に水に浮くので、詰まらせる心配もない。
安全に素早く掃除ができます。
ちなみに便座とかカバーの部分は、
- アルコール
- ハッカ油
- 水道水
を混ぜたスプレーを振りかけて、トイレットペーパーで磨いています。
これは消臭スプレーとしてもふつうに使えますよ。
関連記事:「ハッカ油」を暮らしにとりいれてみました。爽やかな香り、虫よけに
なんか気どって「ナチュラル系」な感じもしますけど(笑)、ただ単にモノを少なくしたいのが大きくてこうなりました。
特に重曹は水回り全般に使えるので、お風呂用洗剤とか、水屋用クレンザーも兼用できます。
っというよりも、冷静に考えてわたしのようなひとり暮らしだと、そんな強力な洗剤がいるほど汚れないんですよね(笑)
だから、ほとんどが重曹で必要十分。
【注意】男性は立って用を足さないこと
けっきょく、これがいちばん大事かもしれません(笑)
ここまで「そんなに汚れない」ことを前提にしているので、男性が立って用を足すと、その前提が崩れます。
なので、もしかして小さなお子さんがいらっしゃる家庭だと、トイレブラシもトイレ用洗剤も使ったほうが便利なのかも。
「子どもの体にいい(悪くない)」という意味で、重曹を使うのは有り得そうですけどね。
しかし、水回り洗剤をできるだけ重曹に置き換えるのは、部屋の収納がすっきりするしおすすめです!
ぜひ、検討してみて下さい。
ちなみに無印良品の重曹のボトルが使いやいやすいのでおすすめです。
他にもある意外と捨てられるモノ、兼用できるモノ
他にも「それ、実はいらないかも?」というモノを関連記事で紹介しています。
合わせて参考にしてみて下さい。
関連記事:家の中で実は「いらないもの」9選。断捨離前にチェック!