ドリップスタンドを自作しました!
ごらんのようにコーヒーをハンドドリップするときに使用するアイテムです。
これにより、純粋にコーヒー液の量だけを計測しながらドリップできるようになります。
お店ではよく使われているアイテムですね。
市販のドリップスタンドはさまざまなありますが、どうも希望に沿ったものがなかったので、今回つくってみました。
- 真鍮を使いたい
- ドリッパーをふたつ並べたい
- なるべくかんたんに作りたい
の3つの要望に叶えるようにDIYレシピを考案。
結果的にビスを使わず、木材や金属をカットもしないかんたんレシピができました。
なので、DIY初心者の方もできると思います!(初心者はわたしです)
使った材料・道具
主な材料は、
- ワンバイフォー材:長さ300mm×1コ
- ワンバイフォー材:長さ210mm×2コ
- 真鍮パイプ:長さ340mm×2本
- ビートン
です。
他に塗料としてワトコオイル、木工用ボンドも使います。
ワンバイフォー材はベターなホワイトパインです。
ホームセンターに行くと必ずといっても良いほど、どこにでもあります。
ワンバイフォー材は色つきのものもあったりするので、塗装がめんどうな人はちょっと割高になりますが、塗装済みを購入しても良さそうですね。
真鍮パイプもホームセンターに置いてあることが多いです。
そしてヒートンとは、ビス付きのフックのような材料。
その名前は初めて知りました(笑)
注意すべき点は、真鍮パイプの太さとビートンの内径を同じにすることです。
わたしは6mmの太さの真鍮パイプと、内径6mmのヒートンを使いました。
もう少し太いものも細いものも販売されていますのでお好みで。
今回はヒートンのおかげでグッとつくる難易度のが下がりました。
ワンバイフォー材と真鍮パイプはそれぞれ、ホームセンターのカットサービスにてカットしてもらいます。
そうしてもらえば、あと自分でカットする必要はありません。
わたしは、
- 910mmのワンバイフォー材
- 1m(1000mm)の真鍮パイプ
を購入し、くだんの長さにカットしてもらいました。
ヒートンと合わせても、材料費は1,222円。
カット代は220円です。
真鍮を使った雑貨ってけっこう高価なイメージがありますよね。
そう思えば、けっこうコスパの良いDIYな気がします。
作り方
塗装
いぜん使って余っていた「ワトコオイル ダークウォルナット」で塗装しました。
塗料はお好みですね。
キッチンで使うものなので、汚れに強くなるように何かしらで塗装したほうが良い気はします。
木材の接着
木工用ボンドで木材を接着していきます。
300mmの方を土台に、210mmを両端に柱として接着。
土台の側面にボンドを塗ってはりつけるようにしてみました。
ビスなどは使わないので、ググッと力をいれて圧着するのが大事です。
まぁ、別にビス止めしても別に良いですけども(笑)
重いものを乗せて運ぶわけでもないので、今のところ強度に問題は感じていません。
ヒートンと真鍮パイプの取り付け
上部にヒートンをねじ込んでいきます。
手で回してとりつけられました。
4つのヒートンが水平に、平行になるように注意しながら。
ここは真鍮パイプを利用して並行をとってみたり、またあらかじめ使う予定のドリッパーをあてがいながら、作業すると良いです。
ヒートンがついたら、あとはパイプを通せばOK。
これで完成ですね。
作業時間は塗料やボンドの乾き具合によりますが、半日もいらないかも。
ドリッパーによってサイズが微妙に違うので、2本のパイプの最適な間隔は、それぞれで違ってくるでしょう。
とはいえ、ここにヒートンを使った利点があります。
ヒートンはなんどもやり直しがききます。
斜めになってしまっても、間隔が狭すぎたりしても、かんたんに外せて、また差し込み直せる。
じっさいにわたしもいちど間違えました(笑)
いくつかのDIYレシピを調べましたが、ドリッパースタンドを自作しようとすると「木材に穴をあける」か「金属を曲げる(または接着する)」といった、難易度高めの作業があるものが多いです。
「木材の穴あけ」はホームセンターでやってもらえるんですけど、指示書がうまく書けそうになかったのでやめました(笑)
また自分でこれらの作業をやるにしても、失敗したらまた最初からやり直しになってしまいますよね。
その点、ヒートンを使ったこのDIYレシピなら、グッとかんたんになります。
今回つくったこの高さだと、わたしが使っているKINTOサーバーとタニタのスケールを重ねて使用できます。
ドリッパースタンドはスケールを使ってナンボですから、高さはよく計算しないとだめですよね。
今回は210mm(+ヒートン)の高さでしたが、200mmぐらいでも良いかも?
あまり低いと作業しずらいでしょうから、むずかしいところです。
真鍮パイプとヒートンを接着する必要があるかもしれないと思いましたが、サイズピッタリのを選んだのでわずかに摩擦があり、問題なさそう。
使ってみて問題がでてきたら追記したいと思います。
失敗したところ
ちょっと色がキレイにのりませんでした(笑)
ワトコオイルは初心者向けですが、ヤスリがけや二度塗りなど、丁寧に作業しないといけません。
ちょっとてきとうに塗りすぎました(笑)
数日してオイルが乾いてきたら、上からニスでも塗ってみようかなと思います。
やっぱり真鍮のゴールドに映えるのは黒ですかねぇ。
以上、真鍮パイプでDIYしたドリッパースタンドの紹介でした。
参考になったらうれしいです。