「20代のうちにやりたい10のこと」
「死ぬまでにやりたい20のこと」
なんてブログ記事がよくあります。
それらはバケットリストと言われ、ライフハックの分野でよく用いられます。
この記事はいわば逆バケットリスト。
手に入れたいものではなく、手放したいものをまとめました。
年齢を重ねるほど、いろんなものを捨て去っていきたいもの。
あと数年で40歳になるわたしが、「そろそろ捨てたいな」と感じているものをご紹介します。
①むなしい人間関係
愚痴、悪口、文句の多い人のとの時間を減らそう。
限りある時間を前向きに過ごす足かせになります。
自己肯定感が低いから文句をいい、文句を言うから行動的でなくなり、肯定感を回復する機会を失う。
だからまた文句を言うという負のループから抜け出すには、まず自分の勇気ある一歩から。
②フォロワー
そうして希薄になった(でも厳選された)人間関係に寂しさを感じても、SNSで心のスキマを埋めるのはやめよう。
SNSは無限にヒエラルキーが積み重なっていく。
どんなに♡いいね!を集めても、どんなにフォロワーを増やしても、もっと多い人はいて、比較することは避けられない。
永遠の競争から降りて、じぶんの人生を生きよう。
③忙しさ
体力、気力の衰えは避けられない。
「避けたい」と思うのが人間だけど、必ず衰えることを前提にして人生計画を立てよう。
忙しく働くスタイルは見直すして、より集中した働き方に変えたい。
「どうせ…」と言ったらネガティブだが、長時間労働しても能率は上がらない年齢に差し掛かっている。
仕事以外の家族や友人との時間に投資することは、それがリフレッシュになりかえって仕事がうまくいくこともあるかもしれない。
④安い食べ物をお腹いっぱい食べる
ビュッフェや回転寿司でお腹をいっぱいに満たすのをやめよう。
満腹で快楽”だけ”を感じられる年齢はもう終わった。(胃もたれ、胸焼け、etc…)
安いものでも良いけど、腹八分目で深く味わうことを心がけよう。
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⑤借金
借金までして自己投資する時期は過ぎたのかもしれない。
となると、今は借金で不安だけが残る。
奨学金や若い頃の借金がまだ返せていないなら、40歳までに返そう。
⑥財産
逆に財産がある人は、それを使い切ることも考えたい。
特に相続を考えている人は、できるだけ早い時期に子ども世代に渡せるように計画しよう。
財産相続は受け取る側が若ければ若いほど、投資効果が高い。
じぶんが死んでから50歳の息子に渡すより、今のうちに20歳の息子に渡す方が、子どもにとっては選択肢が広がる。
⑦不要なもの
上記6つものを捨てるためにやるべなのは、結局は不要なものを捨てること。
むなしい人間関係が思い起こされるものを捨てれば、その人ともサヨナラできる。
ものを減らせば節約にもなるから、借金返済にも役立つ。
特に精神的なゴミほど、行動が伴っていないとなかなか捨てられない。
「人間関係を捨てたい!」と念じても、捨てられるわけではない。
まずは少しずつ不要なものを捨てるところから始めよう。