炊飯専用の土鍋で人気の「かまどさん」を買いました!
長谷園というメーカーが作っています。(お茶漬けの永谷園とは別)
ご飯を炊くための土鍋を検索していると、とにかくこの商品が出てきますよね。
わたしもいろいろ検討してみた結果、やっぱり「かまどさん」が良さそうだということで購入。
この記事では実際に使ってみて気づいたメリット、デメリットをご紹介します。
炊飯土鍋を検討中の人に、参考になったら嬉しいです。
- かまどさんのメリット① とにかく美味しいごはんが炊ける
- かまどさんのメリット② 土鍋がおひつがわりになる
- かまどさんのメリット③ かんたんに炊ける
- かまどさんのデメリット 時間より空間が必要
- 【ワンポイントアドバイス】2合か3合か迷っているなら、炊き込みご飯をつくりたいかで考える
- かまどさん、すごくおすすめです
かまどさんのメリット① とにかく美味しいごはんが炊ける
とにかくわたしが持っていた電気炊飯器とは歴然の差があります。
圧倒的にかまどさんが美味しい…!
甘みもよく引き出されていますが、いちばん違うのは香りでしょうか?
米の良い香りがすごく立ち昇ってくるように感じます。
炊きたては「カニ泡」もできていて、これは美味しい証拠。
もちろん白米以外にも、玄米や炊き込みご飯も美味しく炊けます。
十五穀米も美味しかった!
電気炊飯器を買い替えたときも、ずいぶんと美味しくなって感動したもんですが…。
かまどさんの実力はそれ以上です。
その昔、白米を銀シャリといって尊んでいたのがわかるきがします。
ごちそう感がマシマシになるので、白米好きにはかなりおすすめできる土鍋です。
かまどさんのメリット② 土鍋がおひつがわりになる
内蓋をのせておけば、おひつとしてしばらく保存できます。
土鍋のしぜんな調湿機能のおかげか、パサパサになりません。
これは意外と大切な機能な気がします。
だいたい余ったぶんを冷凍するじゃないですか?
で、粗熱を取る必要があるから、電気炊飯器の場合は電源を切る。
しかし電源を切ると保温、保湿機能が失われて、ちょっと油断するとパサパサになることが…。
でもかまどさんなら、粗熱をとったあともパサつきません。
そうして最良の状態のお米を冷凍できるので、解凍したときも美味しんだと思います。
「ひとり暮らしで、お米を炊くのは3日に1回」なんて人は、その1回をかまどさんに買えるだけで、いつでも美味しいごはんが食べられます。
かまどさんのメリット③ かんたんに炊ける
「始めちょろちょろ中ぱっぱ…」なんて言うように、本来は土鍋やかまどでご飯を炊くなら、なんどか火加減の調整が必要です。
しかしかまどさんなら、火力は常に一定!
- ふたの穴から蒸気が噴き出すまで12分
- 吹き出してから30秒
その間、ずっと同じ火加減で大丈夫なんですね。
わたしが調べたところ、これ以上にかんたんに炊ける土鍋はなかったと思います。
他の商品は「途中で火を強めて…」なんて工程が必要なんですね。
でも、それだと炊飯に気を取られて、他の調理ができなかったりして。
かまどさんで炊飯する手順は、
- 浸水 20分
- 炊飯 12分+30秒
- 蒸らし 20分
です。
浸水は別に30分でも40分でも、一晩でも良いので、いつでも自分の好きなタイミングでやっておけます。(30分以上の浸水はボールなど別の容器を使う必要があります)
蒸らしはコンロから下ろしておけば、もうほかの作業に移れる。
つまり、かまどさんの実質の作業時間は12分30秒なんですね。
使ってみると、あんがい手間がかからず、拍子抜けするほどかんたんに美味しいご飯が炊けます。
「土鍋炊飯、興味はあるけど、めんどくさそうだなぁ…」という人には、工程がかんたんなかまどさんがおすすめですね。
かまどさんのデメリット 時間より空間が必要
以上のように、かまどさんでご飯を炊くことは、意外と時間がかかりません。
時間よりもむしろ、空間が必要だなぁと思いました。
やはり大きさと重さがデメリットとして浮かび上がってくるんですね。
わたしの2合炊きでもけっこうな存在感と重量感。
困るのは、特に蒸らしの時(場所)です。
いつもの食卓にしているダイニングテーブルに置いておくには邪魔。
熱くて重いから、子どもがイタズラしたらたいへんです。
コンロも味噌汁や炒めものに使いたい。
シンクはもちろん、他の調理に使っている。
はじめて使った時、「あれ?置く場所がない」なんて、ちょっと困った感じになりました。
もっともこれは慣れの問題で、ちゃんと手順が頭に入っていれば、解決できるかと思います。
また収納するときも、フライパンなどに重ねておくのも難しそう。
ですから、購入前にかまどさんが鎮座する専用の場所を考えておくのが良いと思います。
わたしは使いはじめて1ヶ月ぐらいになりますが、だいぶ「場所問題」は解決してきました。
【ワンポイントアドバイス】2合か3合か迷っているなら、炊き込みご飯をつくりたいかで考える
それなりに重量感のある商品なので、できれば必要十分な容量で購入したいと思います。
かまどさんは、
- 1合
- 2合
- 3合
- 5合
とラインナップがあります。
まいにちどのくらいお米を食べるかで決めれば良いのですが、もし炊き込みご飯を頻繁に作りたいのなら、ワンランク大きいサイズをおすすめします。
わたしが使っているのが2合炊き。
これに2合のお米と具材を入れると、炊きあがった時かなりパンパンになるんですね。
鯛めしとかだと鯛が大きいと入らないかも?と思えます。
ですから2合で十分なご家庭も、子どもが炊き込みご飯が好きとかだったら、3合にしておくと、料理の幅が広がって良いと思います。
かまどさん、すごくおすすめです
以上、かまどさんのメリット、デメリットをご紹介しました!
トータルで見て、ものすごく良い商品だと思います。
趣味性が高い商品ですが、だからといって使うのが難しいわけではありません。
その美味しさはまるでハレの日の特別な料理です。
でも、毎日のケの日にもちゃんと使っていけるかんたんさを持っています。
つまり日常のレベルがワンランク底上げされる感じ。
今のわたしにはすごくちょうど良い、楽しさと手間の具合でした。
興味ある方はぜひ、購入してみてください!
関連記事:おすすめの調理器具・キッチン用品11選。使って試したアイテムをいっきょ紹介